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名物や蕪の中の天王寺

2014-11-23 18:53:10 | Weblog
「名物や蕪の中の天王寺」

 

へ~、蕪村の句だって!

今や、あべのハルカスで有名な天王寺付近発祥の蕪が「天王寺蕪」

繊維が細かく、歯ごたえがあります。
また、甘みもあって、香りも豊かな蕪なんですよ。



で先日、長居公園近くの畑を見せて頂きました。

 

こんなに綺麗な畝、見たことありません!生産者の藤本さんは、毎年こんな畝を作るんだから凄い!

で、立派な天王寺蕪が育っています。

 

同じく「なにわの伝統野菜」のずんぐりむっくりした田辺大根も作っておられました。


天王寺蕪は、地上部に浮き上がって出来るため、「天王寺浮き蕪」とも言われ、
台風シーズンに大風が吹くと、茎が立派なので倒れてしまいます。


先日、TVで「天王寺蕪」が取り上げられていて、浪華漬けでお世話になった、石橋さんが出ておられました。

 

天王寺蕪は、淀川の粘り気の少ない土を使用して、江戸時代に栽培が始まりましたが、
作りにくいこともあり、大正時代には姿を消したそう。。。


3代続く漬物屋の石橋さんは、なんとか美味しい大阪の蕪を作れないかと種を探しまわったそうです。

なんと!偶然畑で蕪を育てていたお婆さんが大事に、種を守り続けていたそうな。。。


ということで、平成9年に天王寺蕪がよみがえりました。

  

茎が長いので、専用の袋に入れて出荷されています。


どう、食べてみたいでしょ??

 

漬物は、四天王寺近くの漬物屋さんで。。。


天王寺都ホテルでは、1日5食限定ですが、「天王寺蕪のまるごとブリュレ」が頂けますよ。

河内ワイン(カタシモワイナリーのデラウエアヌーボー)で天王寺蕪を煮て柔らかくしてあります。
大阪みかんも添えてあります。

 


また、無印良品難波店 B2Fの「カフェ&ミールMUJI」でも頂けますよ~~~

  





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