旧暦で今の季節は大暑にあたります。うなぎ、花火、風鈴と風流な夏が楽しめる時期です。
ただコロナ禍は風流など解してくれる訳もないですね。
さて、今年、七月二十八日は土用丑の日ですね。
何年ぶりかでそのまんまうなぎ(という言い方があれば)を買いました。生前の両親はそれは鰻好きでしたが、最期に食べさせてあげられなかったのが悔やまれます。
その代わり私が全部食べるのは気が引けるけど、コロナを乗り切る為(?)購入しました。宮崎産の鰻ってどんなお味でございましょうか?
旬のきゅうり、桐の花、そうめんは分かりますが、三尺寝って何でしょうね。
旬のきゅうり、桐の花、そうめんは分かりますが、三尺寝って何でしょうね。
これは昔、職人が暑い最中に仕事場の三尺(90センチ)程のスペースでごろりと横になって昼寝したのが名前の由来とか。
実はこれは理に叶っているそうです。今も昔も長い昼寝はかえって健康によくないとか。せいぜい30分位だと仕事の効率が良いそうです。
長閑な風物詩を説明してる場合でもないようです。
何故なら早くも台風が本州に近く、明日昼過ぎは関東東北を直撃すると予報されてます。
これは避けられないのでしょうかね?
昭和年間の台風は殆どが8月の終わりから9月にかけて襲ってきました。歳時記通りなのです。
それも西から順にです。
私の子供の頃の記憶だと(1950年代)、二百十日(九月一日)もしくは二百二十日(九月十一日)過ぎてくるのが、天気予報の常でした。
異常気象は温暖化のみ注目されてますが、実は季節感が薄れて、先へ先へと自然災害がやって来る事実があるのです。
これは非常に怖い自然現象で、しかも今年はオリンピック競技を直撃せんとしてます。
天気予報の精度を高める、災害に強い街づくりなど打つ手はあります。それより何より、他に代わるものの無い自然と季節の風物を愛しむ心が先に欲しいところです。そこから対策を打っていただきたいですね。
どうか台風様、大昔みたいにむら気を起こして洋上を彷徨って下さいませ!