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読書の森

食い倒れ着倒れ

写真は車窓から見た岐阜の田園風景です。
長閑な田舎そのものですが、尾張、美濃、近江は江戸時代はかなりの都でありました。


この江戸時代からいわれた言葉に「大阪の食い倒れ、京都の着倒れ」があります。
「尾張の着倒れ、美濃の系図倒れ(差し倒れ)」とも言われます。
では、神戸や東京はどうかと言うと「履き倒れ」だそうです。

倒れとは、それにお金を使うあまり身上を潰したという意味です。それほど拘りがあるという事ですね。今は「大阪の食い倒れ」を除いて一律という感がありますが。

私にはこの「尾張の着倒れ、美濃の系図倒れ」が一番ピンときました。
岐阜県の年配の人は家系図や差し(帯刀する程の身分かどうか)をひどく意識してます。私がよく「家柄」と記すのに違和感を持つ方が多いと思いますが、岐阜愛知滋賀は今でも家柄という言葉が通るところです。
この中では一番名古屋人が名古屋的オシャレに感じます。

さて神戸や東京の履き倒れですが、その地の旅館などでは、客の階級をその履物で判断したそうです。宿の玄関で履物をぬぐところからきてます。
つまり、見かけに拘りがあるという事ですかね。

その為か、若い時を神戸で過ごした父の靴はいつもピカピカで立派でした。。ただし自分の靴だけ磨いていました🙂


梅田駅周辺の食堂の数は半端でありません。競争が激しいほど美味しさは競われますね。


これは昔の原宿駅ですが、原宿に限らず、東京の人はダントツに見かけも頭もスマートだと感じますね。
下町でもそうです。
これが大阪の下町、ちょっと危ない場所(?)に行くとスマートとは言い難いです。

XX倒れと言う言葉では括れませんが、私は東と西の人の個性の差ははっきり感じます。
一口に言えば、男女を問わず、東は草食系西は肉食系という感じですね。個人差はあるのでしょうけど。

百聞は一見にしかずです。
コロナ予防をしっかりして、色々興味を持って国内旅行を楽しむと人生も楽しくなると思います。
昨今の重く暗い事情があって「先立つもの」を稼ぎたいところです( ・∇・)





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