架空の恋にはやたら強いけど、リアルな恋に怯んじゃう、そんな自分の青春期が思い出せるからでしょうか?
全くイジワル婆さんと化した自分が彼らを見るとゲンキンに優しい気持ちになれます。
彼らは孫世代ですが、私がオバさんだった時近所に居た子をやたら思い出します。
その子がランドセルを背負って登校する時、玄関を掃除してる私と顔合わせるとニコニコして「おはようございます♪」と言ってくれる。
とっても幸せでした。
あの子も、もはや立派なオッサンになってるでしょうね。
幼い頃も青春期も思い出に変われば、優しく綺麗なイメージになります。
しかし、真っ只中にいる人にとっては茨の様にトゲトゲの多い時代だったかも知れません。
団塊ジュニアの世代は丁度バブルが弾けた時に就職試験が重なった不運な人たちが多いです。つまり就職氷河期の子たちです。
団塊ジュニアの世代は丁度バブルが弾けた時に就職試験が重なった不運な人たちが多いです。つまり就職氷河期の子たちです。
そして同時期に、インターネットや携帯が日常的に使われ出しました。
夢のような(ちょっと怖い)時代の始まりでもあります。
そして彼らはファミコン世代のハシリでもありますね。
その近所の子もファミコンに夢中でした。
その近所の子もファミコンに夢中でした。
「何でそんなのに夢中になれるの?勉強はどうした?」と思ってました。
今スマホゲームに夢中になってる子を見て「頭バカになるのでは?」「戦争のシュミレーションなんて危険だ」と危惧してるのと同じです。
このゲームは相当な快感があってハマるらしい。つまり「娯楽」として、お金もかからず、場所も取らず、リアルな場で人に迷惑をかける事もない、今どきピッタリのモノなのですね。
週刊文春にファミコンゲームの創業者、山内社長のモットーは「娯楽はよそと同じが一番いかん」客の「笑顔をつくりたい」と言う事だったと書かれてます。
あの厳しい就職氷河期を乗り越える為にファミコンゲームが役立ったとしたら、それは素晴らしい事だと思います。
就職氷河期の世代が子どもだった時はとても可愛いかったのに、この頃はこの世代から、やたらと老人扱いされてとても憎たらしくなってしまいました。
が、笑顔のエンターテイメントをつくる為にも頑張っていただきたいと思います。
ただしオリジナルの(と又憎たらしい事を言ってしまいます)。