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読書の森

シーハイルの歌

数多の困難を乗りこえた北京オリンピックも本日無事閉幕致します。
沢山の感動与えて下さって有難うございます。


上はフィギュアスケート世界第3位阪本香織さんの演技終了直後の表情。
典型的な日本女性の笑顔が綺麗!
彼女の演技は巧まず、自然で上品で、私はとても好きです。



『シーハイルの歌』、これは1929年(昭和3年)冬、スキー仲間が集まった雪の五所川原の山小屋の中、即興で作られたものです。

「岩木のおろしが 吹くなら吹けよ
山から山へと 我らは走る
昨日は梵珠根 今日また阿闍羅
煙立てつつ おおシーハイル

ステップターンすりゃあ たわむれかかる
杉の梢の 未練の雪よ
心は残れど エールにとどめ
クリスチャニアで おおシーハイル」

スキーをする心の昂まり、美しい雪景色が目に浮かぶ様で、懐かしさを感じる歌ですね。好きでなくてもその醍醐味が伝わってきます。
ちなみに、シーハイルとはスキー万歳という意味、クリスチャニアはスキーの技術の一つです。
私はスキーには全く疎いですが、白銀をかけ抜けるのは、さぞかし心地良いだろうと思います。
「山から山へと」走る、なんて羨ましい!

テレビで、あるオリンピック選手が雪の地面にキスしてるのを観て感動してしまいました。
滑る事が心から「好き」なんですね。
カーリング女子が、準決勝進出が決まった時、「嬉しい!又滑れる」と思わず叫んで、とても可愛かったです。彼女たちも競技する事が好きで好きで仕方ないのですね。
だから困難な事態も突破出来たのでしょう。

何事も成功する為には、それが「好き」だという要素が必要かと思いました。

話は全く違いますが、『シーハイルの歌』をご存知の方はまず高齢者でしょうね。
このご時世で、一体に高齢者は弱者というイメージの浸透してる感じがするのは婆の僻みでしょうか?
でも、高齢者は役に立たない厄介者だけではないですよね。
高齢者の豊富な経験が必ず社会の役に立つ事を、現役の高齢者の皆様無理せず頑張って見せつけてください❣️







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