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アイヌ民族関連報道クリップ

アイヌ民族・先住民族関連の報道クリップです。各記事の版権は発信元にあります。

加政府の気候変動対策は鈍すぎる=議会報告書(時事通信社)

2012-05-09 10:41:00 | その他のニュース
加政府の気候変動対策は鈍すぎる=議会報告書
 【オタワ8日ロイター時事】カナダ議会の環境コミッショナー、スコット・ボーガン氏は8日、同国政府の気候変動との闘いはあまりにも遅すぎ、そのささやかな温室効果ガス排出抑制目標でさえ達成できる可能性はほとんどない、とする報告書を発表した。
 環境保護活動家らは、カナダの中道右派・保守党政権は環境の保護よりも産業開発に強い関心を抱いていると批判している。同国は昨年、京都議定書から離脱した。
 政府は2005年基準で20年までに温室効果ガスを17%削減することを約束している。ボーガン氏は、そのために必要な措置の導入が遅れていると述べるとともに、20年には逆に05年水準を7.4%上回るとの昨年7月の公式見通しを改めて指摘した。
 同氏は「政府は温室効果ガス削減に向けて動き出したが、現在のペースは20年の削減目標を達成するには不十分だ」としている。また、環境省には省庁間の協力をどう進めるかを示す計画がないし、各業種がどのように排出を削減すべきかを示してもいないと批判した。
 これに対してケント環境相は、政府は20年の目標達成に向けて「大きく前進している」と強調した。ただ、他の閣僚と同様に、雇用を減らし、経済に打撃を与えるような措置は検討しないと述べた。
 原油の中国向け輸出に熱意を傾けるカナダ政府は、アルバータ州のタールサンドから抽出した原油を太平洋岸まで運ぶための2本のパイプライン建設を強力に推し進めようとしている。これについては、壊滅的な原油流出事故のおそれがあるとして、環境保護団体や先住民族が反対している。[時事通信社](2012/05/09-10:41)

太陽へのまなざし 白石明彦さんが選ぶ本(朝日新聞)

2012-05-08 00:00:00 | その他のニュース
太陽へのまなざし 白石明彦さんが選ぶ本
[文]白石明彦(文化くらし報道部)  [掲載]2012年05月06日

2011年1月、太陽観測衛星「ひので」が宇宙からとらえた金環日食=国立天文台、宇宙機構提供

著者:斉藤国治  出版社:恒星社厚生閣 価格:¥ 2,940

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■金環日食目前、話題も熱く

 21日に国内で金環日食が見られ、6月6日には太陽の前を金星が横ぎる。一方、太陽の磁場に異変が生じて地球が寒冷化するかもしれないと、国立天文台などの国際研究チームが4月に発表するなど、太陽をめぐる話題が熱い。本を手がかりに、母なる星へまなざしを。
 「日、蝕(は)え盡(つ)きたること有り」。こんな記述が、推古天皇が亡くなる5日前の628年4月10日、『日本書紀』にあるように、日本人は古来、日食に関心が深い。太陽神の天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)にこもり、天地が闇と化した記紀神話を、皆既日食の実体験にもとづく伝承ととらえる発想は江戸時代からある。
 こうした古代の天文記録や伝承を現代天文学の知識で読みとくのが古天文学だ。創始者の斉藤国治(くにじ)は『古天文学の散歩道』で推古朝の日食を検証し、飛鳥京では皆既食は見られず、深い部分食だったとしている。
 4月に出た出雲晶子『星の文化史事典』は星に関する世界中の伝承を集め、日食関係も多い。北米先住民のセミノール族はヒキガエルが太陽を食べると考えた。マヤ文明では太陽と月の戦いとされたため、妊婦は日食を見てはいけなかった。

■金星は見えるか
 詩歌や古典芸能に通じた天文学者石田五郎の天文随筆集『天文屋渡世』も味わい深い。1958年に八丈島で金環食を見て、暗くなった空を「青色に灰色をまぜた安いサイダー瓶のような色」と形容した。金環食の15分ほど前から、太陽の右下に金星が輝きはじめたそうだ。
 21日の金環食を天文ソフトでシミュレーションすると、マイナス4・4等級で三日月型より細い金星が太陽の左下にある。
 「昼のお星はめにみえぬ。/見えぬけれどもあるんだよ、」と歌ったのは金子みすゞだが、今回は見えるだろうか。
 それにしても研究チームの発表には驚いた。太陽の活動を支配する磁場は普通、北極がマイナス、南極がプラスといった2極構造だ。ところが観測衛星で精査したら、両極がプラス、赤道付近の2極がマイナスという4極構造になりつつあるとわかった。黒点の数の増減周期も延びている。テムズ川が凍り、御神渡(おみわた)りで有名な諏訪湖の凍結が早まった17~18世紀の小氷河期「マウンダー極小期」も同じ状況だったと推定される。
 太陽の活動と地球の気候の関係を詳細に論じるのがH・スベンスマルクらの『“不機嫌な”太陽』(恒星社厚生閣・2940円)だ。太陽の活動が衰えると大気中に飛来する宇宙線の量が増え、地表から高さ3千メートル以下の空に雲ができやすくなり、地球は寒冷化するという。
 フィンランドでの観測では、地球に飛来する宇宙線の量が09年に過去45年間で最多となったので、この学説は気になる。
 
■零エネで宇宙へ
 太陽物理学の本でお薦めは柴田一成『太陽の科学』(NHKブックス・1019円)だ。最新の太陽像をわかりやすく解説し、小さな爆発(ナノフレア)やジェットだらけの太陽の姿こそ、あらゆる天体に共通する宇宙の普遍的な性質ではないかと説く。狭い領域にこもらず、宇宙の進化にまで研究の成果を応用する姿勢には敬服する。
 太陽と人類の新たな関係を示唆するのが、宇宙帆船「イカロス」を開発した森治の『宇宙ヨットで太陽系を旅しよう』(岩波ジュニア新書・861円)だ。14メートル四方の帆で1円玉0・1個の重さに相当する太陽光の圧力を受けて加速し、金星の近くまで飛んだ。50メートル四方の帆で木星圏まで行く計画もある。
 省エネどころか、零エネの発想に胸がおどる。

ピタンガ鈴なり 真栄里の松川さん宅(八重山毎日新聞)

2012-05-08 00:00:00 | その他のニュース
ピタンガ鈴なり 真栄里の松川さん宅

 南米原産の熱帯果樹ピタンガがいま、真っ赤な実を付けている。

 ピタンガはフトモモ科の常緑低木。ブラジル先住民族の言葉で赤い実を意味し、別名「ブラジリアンチェリー」とも呼ぶ。繁殖力は旺盛で、実生で簡単に増やせる。
 実は直径2-3センチ。カボチャのような八角形をしており、赤い実は一見、アセローラやサクランボに似ている。

 石垣市真栄里415の7、松川直樹さん(70)宅では、このピタンガの実が鈴なり。食べると、甘酸っぱい味が口に広がる。

http://www.y-mainichi.co.jp/news/20019/

ブラジル内陸部の豊饒な音楽を伝えるユリ・ポポフ、3rdアルバムが国内盤で登場(CDJournal.com)

2012-05-02 18:19:00 | その他のニュース
ブラジル内陸部の豊饒な音楽を伝えるユリ・ポポフ、3rdアルバムが国内盤で登場
2012/05/02 18:19掲載

 ミルトン・ナシメント、トニーニョ・オルタ、ロー・ボルジェスなどを育てたブラジル内陸部のミナスジュライスにて、トニーニョ・オルタの右腕として活躍してきたユリ・ポポフ(Yuri Popoff)。彼の3rdアルバム『ルア・ノ・セウ・コンガテイロ』が日本盤(pana-012 税込2,500円)で登場!6月20日(水)に発売となります。

 ユリ・ポポフは、ベーシストとして、またコンポーサーとして、義理の兄でもあるトニーニョ・オルタを支えてきたほか、ジョアン・ドナート、カエターノ・ヴェローゾの妹のマリア・ベターニャ、ナナ・カイミらのバンドにも参加。また、先住民族の音楽と、ヨーロッパの教会音楽、それに働き手としてアフリカから連れて来られた人たちの歌が混ざり、力強いグルーヴとエレガンスを併せ持つユニークな音楽を生み出してきた地元ミナスジュライスの音楽を長年にわたって研究しています。

 ソロ活動では、それらの経験や研究成果を現代の音楽に昇華させた音楽を聴かせてきたユリ・ポポフ。1999年の『Era so o comeca』以来となるソロ・アルバム、注目の一作です。

※6月20日発売
ユリ・ポポフ
『ルア・ノ・セウ・コンガテイロ』
(pana-012 税込2,500円)

http://www.cdjournal.com/main/news/-/44606

【白老】ソフトバンク犬の息子「そら」婚活中(苫小牧民報)

2012-02-14 00:00:00 | その他のニュース
【白老】ソフトバンク犬の息子「そら」婚活中
(2012年 2/14)


婚活に励む白老のアイヌ民族博物館に暮らす「そら」
 大手携帯電話会社のコマーシャルに出演している北海道犬「カイ」の息子で、白老町のアイヌ民族博物館に暮らす「そら」(1歳)が繁殖期を迎え、結婚相手を探す〝婚活〟に励んでいる。現在、花嫁候補は2匹。

 そらは2010年6月、カイと同じ北海道犬・ピリカとの間に誕生。その年の9月に、故郷のむかわ町から同館へやってきた。北海道犬は「アイヌ犬」とも呼ばれ、アイヌ民族の狩猟に使われていたことから、同館はそらを文化紹介の一端として一般公開。顔立ちがカイにそっくりなことから、すぐに観光客の人気者となった。同館が東京や札幌で開くイベントにも参加するなど、「看板犬」にふさわしい活躍を見せている。

 同館飼育員の塩田知治さん(63)によると、最近のそらは隣のおりで暮らす雌のノンノン(1歳)と、もえ(同)のにおいをしきりにかぐなど、発情期特有の行動をするようになった。雌の2匹も妊娠の適齢期を迎えているが、発情のサインはまだ見られず、今は交配できる状況では無いという。ただ、年2回の毛の生え変わる時期が発情期と重なるといい、直近では生え変わりを1~2カ月後に控えたもえが有力候補だという。

 そらは現在、人間の年齢に換算すると「25~26歳」(塩田さん)。一般的に、北海道犬の雄の繁殖期は3歳までとされ、6月に2歳となるそらにとってはこの1年が「お父さん犬」になるラストチャンス。塩田さんは「人気者のカイファミリーを1匹でも多くできれば」と話している。

http://www.tomamin.co.jp/2012s/s12021402.html