ことし確か5度目の雪です。
寒いと言いながらも風邪を引く事もなく 周りではインフルエンザが蔓延しているが今のところ大丈夫。
今が一番寒い頃だと思う 後少しの辛抱で春。
鉢植えの紅梅が開きそうで~まぁるく膨れて耐えています。
親を思う
かあさんが 夜なべをして 手袋 編んでくれた
木枯らし吹いちゃ 冷たかろうてせっせと編んだだよ
ふるさとの便りは届く囲炉裏の匂いがした
かあさんは 麻糸つむぐ一日つむぐ
お父は土間で わら打ち仕事 お前も頑張れよ
ふるさとの 冬は寂しいせめて ラジオ聞かせたい
かあさんの あかぎれ痛い生味噌を擦りこむ
根雪も溶けりゃ もうすぐ春だで畑が待ってるよ
小川の せせらぎが聞こえる 懐かしさが沁み通る
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幾 山河 越え去り 行かば 淋しさの
終てなむ 国ぞ 今日も 旅ゆく
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いくつもの 山や川を 越え過ぎて行ったならば
寂しさの尽き果てる国であろうか。そう思いつつ 今日も旅を続ける。
日に干せば 日向くさしと 母のいいし
しとねは うれし やわらかく して
中村憲吉 作
嵐山に 到らざる事 已に 五年
万株の 花木 倍 鮮?
最も忻ぶ 阿母と 枕を 同にし
連夜 香雲 暖かき 処に 眠る
岸壁の母 小沼神鴬 作
海甸 千鳥 啼く
児を恋う 母は 岩頭
還るを 信じて 幾 春秋
白髪 孤愁 長し
母を思う 内山雅城 作
花は咲き 蝶は舞う 川辺の堤
母の背に 戯れ 遊ぶ 鎮守の里此の恩愛 孝養の 欠くを 詫び
夜毎 夢に浮かぶ 母の 面影情愛 纏綿たり 母性の 真
一生の 労苦に 其の身を 捧ぐ
酬ゆ可し 存命 平常の裡
深厚なる 慈恩は 仏神に 勝る