初めて母からご先祖さまが昇天した話を聞いたとき、何故か涙がこぼれました。
数年前、いつも夢枕に立つ黒い帽子の3人の老婆ではない、母の知らないご先祖様が夢に現れました。
畑に神々しい光が差し込み、白装束の5人が ありがとう。これで上に登れると言いながら、山を下って行った夢です。
それから、ほんの数年後に父は亡くなりました。
母が父のところに嫁に来てから、先祖の命日、法事には霊的存在が現れ、母は途方にくれたそうです。
夢には黒い帽子をかぶった3人が母の枕元に現れ続けていました。
車の運転できない実母は実父を説得しては、そのたびに故郷に帰って法要を繰り返していました。
100年法要、50年法要当…したとは聞いていましたが…
まさか、ほんの数年前まで続けていたとは知りませんでした。
母の実弟も同じ霊媒体質で、亡くなった人の霊に供養を頼まれることがありました。
その実弟もすでに他界しています。