熱田文化小劇場で
北島角子さんの一人芝居「日本じん?」を観てきました。
沖縄戦の語りべとして有名すぎる程、有名な舞台女優さんです。
「あんまーたちの夏」を観て以来の北島角子さんのお芝居。
全身全霊で戦争の悲惨さを訴えるウチナー口は
温かくもあり、喉の奥の方が熱くなり、
胸に鉛が詰まった感覚。
涙が流れていることに気づかない・・。
芝居の最後に今の世代へのメッセージとして、
「寄言」(ゆしぐぅとぅ)。
親が子へ「心を寄せて」伝える言葉。
親からの教訓を心に刻みながら生きなさいと。
最近、近所のうどん屋さんにドロボーが入りました。
このご時世、近所では「あそこも・・ここも・・」と噂が飛び交います。
先日、ランチを食べられたサラリーマンさんが
「美味しいかったです!いいお店ですね」
との言葉とともに、防犯システムのパンフレットを
営業スマイルを添えて置いて行ってくれました。
「守らなければ入られるの?」
「武器を持たない琉球が薩摩に侵略されたみたいに?」
「アメリカは日本のセコム?」
そもそも、問題はドロボーさんにあるわけで、
お金がないから・・、仕事がないから・・、石油がないから・・、
資源がないから・・、国がないから・・・取っていいの?
一人一人の良識は万国共通なはず。
基本はやっぱり 「寄言」。
子供たちへ渡す地球が平和でありますように