お陰様で46歳の誕生日を迎えさせて頂きました。
眼鏡デビューです( ^^) _U~~
前日の22日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病で
10数年の闘病を続けた小、中の同級生の通夜式に参列してきました。
「お別れ会」とされた通夜式は彼女が自らプロデュースした笑顔の会でした。
テレビで氷水を被る支援活動の映像に私はとても違和感を感じていたその日
メールで彼女の訃報の連絡が入りました。
これも何か意味があるのかもしれません。
最後の力を振り絞って彼女がこのALSという病気を世の中に知ってほしいと
望んだ事が少しでもこの活動で伝わるのなら
私は氷水を被らず寄付をしよっ と思います。
http://alschallenge.justgiving.jp
当然ですが私が生まれた時、天国に知り合いは誰も居ませんでした。
7歳の時、母の妹である大好きな叔母が゜亡くなりました。
母が落胆し泣き崩れている姿を見たのはこの時が初めて。
大人になり当時の我が家事情を理解するも、あの時の母は35歳くらい。
私の35歳、小、中、高と共に過ごした親友が3人の子供を残し亡くなりました。
三十路を過ぎても結婚をしない私に
結婚の幸せと子供の可愛さを説いた人です。
臨月を迎えた私に応援のエールと赤ちゃんに会うことを心待ちにしてるよと
いう会話が最後となりました。
私はここでやっと「死」を理解します。
生きていたくて、生きたくて仕方ない人が
生きられない事実があるという事をやっと知ります。
そして二人の子供を産み終え、久しぶりに参加したクラス会で最後に残った6人。
両親が健在なのが私一人だったという現実を知る四十路の夜。
この世は無情と言うしかない出来事がたくさんあります。
46歳の誕生日を迎えた今、天国には沢山の愛すべき人たちが昇って行きました。
私の人生がこれからどうなっていくのか想像もつきません。
でもやっぱり沢山の土産話を持って天国に行くべきだと
彼女のお別れ会で心に誓う45歳最後の日
生きたくても生きられなかった友人の分も・・なんて事は
とても言えません。
ただただ、私に与えられた人生の酸いも甘いもすべて
逃げずに受け止める心を持ちたいと
考える力をくれた出来事に感謝します。
歳を重ねる事が当たり前でないこの世で重ねていける有難さ。
ある日突然、津波や土砂に奪われる命
一日一日ちゃんと何かを考えながら時を過ごし
未来ある子供たちと向き合いたいと思います。
夫婦も同じく、時を大事に!