新しく始まった朝ドラ「あんぱん」。やなせたかしの生い立ちから始まり、アンパンマンを生み出した晩年に至るまでの、ファミリーヒストリーである。
やなせたかし氏が、「詩とメルヘン」という雑誌を出版したのは、確か、私が、松山商科大学の漫画研究会に所属していた昭和48年頃で、当時は、手塚治虫のCOMやガロという、漫画界の大御所が出版した漫画雑誌が、若者たちの心をつかんでいた。
その中で、静かに、なんというか、パントマイムのような静かな絵と詩をひそかに世に送り出していたのが、やなせたかしさんだった。
その時は、申し訳ないが、あんなに、アンパンマンで有名になるとは思っていなかった。
それから、年十年たったころだろうか、アンパンマンが一躍世の中に躍り出た。
そのファミリーヒストリーを「あんぱん」で、見てみたい。

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