aiaiのきまぐれ日記

子どもたちとの日々、いなかの暮らしで感じたことを、きままにおしゃべり。

チェーンメール

2007-10-07 16:42:06 | ナチュラルファミリー
昨日。しばしなにも手に付かないショックを受けた携帯メールを
子育て友だちのお母さんから外出先で受けた。
その後、20分後くらいに、
「悪質なチェーンメールだったらしい!」というメールがきて、
よかった~、と本当にホッとした。
それだけど、気分の悪さが残った。

そのチェーンメールの内容は
『サティーやヨーカドーで、お母さんから離れてトイレに行った子が
悪質なイタズラに合ってしまう事件が起きているから
トイレに一人でいかせないように』というもの。
さらに読むのも、ここに書くのもおぞましい内容が書き込まれている。
最後に『なるべく沢山のママさんにまわして下さい!!』と書かれている。

読んだ途端に、起こりうる事件だと思った。

瞬間的に、私が最近子連れで行った大型スーパーでの場面を思い浮かべた。
トイレに一人で息子を行かせたし、
娘を一人で個室の外で待たせて私はトイレに行ったし、
その間に、連れ去られることがありえるっていうこと?と

次の瞬間、事実確認はどうなのか、と思った。
私が取っている、地域子育て情報メールサービスでは、
近隣で起こった子どもへの痴漢誘拐(未遂)などの
警察情報を送ってくださっている。
なのに、この情報が送られてこないのは、どうしてだろう?
詳細がまだわかっていないからか?と思った。
そこで、「情報元が定かではない」という前文つきで、
そのメールサービス元団体に転送させていただいた。
その後すぐに、悪質なチェーンメールだったというメールを送ることになるのだが。

今、少しインターネットで調べてみると、
このチェーンメールはこの近辺だけではなく、
北海道から関東にもまわってしまっているとのこと。

こういうチェーンメールがあることを初めて知った。
チェーンの輪に私も入りつつあったことが気持ち悪い。

情報に対して、冷静に判断できる自分にならなくては。
(即行動か、一旦停止か、要調査か、無視か・・・)

私たちは、手に入れた不可解な、不安にかられる情報が
事実か虚偽か、どう判断したらよいのだろう。
どこで問い合わせしたらよいのだろう。
(家にいたら、ネットでまず調べるのが良さそう)

警察に問うのには、なんだかハードルが高い。
どこか、気楽に電話で問い合わせられる先を知っておきたい
と思った出来事だった。

そして、これが作り話だったとしても、公園や大型店などで、
子どもを一人でトイレに行かせるのはやめようと思った。

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4 コメント

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それがいいのでは? (ちばっち)
2007-10-08 11:43:36
なんだか必要なことは一通りされてるみたいですね。

・基本ルールを知る(チェーンメールはダメ、理由は…)
・情報の出所を調べる(どこから来た情報?)
・出元が連絡してよい人なら助言する(ルールや理由を…)
・状況によっては然るべきところに通報する(プロバイダや警察、関連団体など)

中には「善意のチェーンメール」もあります。今回のも発端はそうなのかな?
輸血や動物救済などでも例があったと思いますが、
ルールを越えて(あるいは知らずに)気持ちが先走った場合に起きるようです。
この場合も、連絡元に「助言する」ですね。
※あえて「注意する」「警告する」と言わない理由は…たぶんご推察の通りです。


このほか、発信者の意図を汲むなら、掲載すべき場所や記載すべき内容について、
可能な助言をするとよいと思います。
(あくまで、発信者が近しい人の場合ですが)

掲載場所は、多くの人が見られて、知らせたい内容を掲載してもよい場所ということで、
ネット上に限りません。
あるいは、関係団体を知らないようなら教えてあげるのもよいでしょうね。
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Unknown (mmuunnee)
2007-10-08 11:44:01
 aiaiさん。私は、サバイバル能力(生き抜く力)というのは、自然環境の中だけでなく、文化的環境の中でも求められる能力だと思うのです。都会のジャングルという言葉が、それを象徴しています。自然のなかで体験を積むことによって、サバイバル能力は鍛えれれます。文化的環境の中では、ハード的環境としての都市システムの体験の拡大と、目には見えないのですが、ソフト的環境である法や制度の学習と理解が必要です。残念ながら、私の見るところ、多くの大人たちは、市民社会の基本法である民法、刑法、さらに憲法などに関してあまり強い関心を寄せていない。大人になるということは、実は、社会を成り立たせている制度の意味とその構造を理解するということが最低限の条件なはずです。
 毎年行われる自治体主催の成人式の会場で、地域の偉いさんたちが満二十歳を迎えた新成人を前にして、大上段に構えて、必ずこう言うのです。「今日から皆さんは、成人になりました。一人前の大人として、権利があると同時に責任が伴います」と。
 大人と子供の区別がはっきりしていないのがこの社会の姿だと思っているmmmuunneeは、おかしさを覚えるのです。刑法上の責任能力は満十四歳から発生します。民法上の権利能力は出生に始まる。基本的人権は人である限り認められる。これらのことからしても、満二十歳で云々されることではないのですよね。大学で法学を学ばない限り、この単純な基本的なことが知識化されないということが、おかしなことです。
 長々となりましたが、サバイバル能力はいたるところで試されているということです。情報化社会では、また、うその情報、変態からの情報、愉快犯からの情報、無知に付け込んで不当利得を手にしようとする罠のような情報などが、氾濫している。こうしたゴミのような情報が垂れ流されて、真実の境界を不透明にしている。残念なことです。そうした状況を生き抜くためにも、知性と感性を高めていかなければならないと思います。子供をたくましく育てるということは、親である自分自身も成長しなければいけないということですね。aiaiさんが生活の場を中心に、ご家族やいい仲間と共に活動されているのが、とても健康的だと思います。(長くなってすみません。)
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善意 (aiai)
2007-10-09 17:31:56
ちばっちさん、善意のチェーンメールですか~。
そう、今回のは、そうだと思うんです。
作り話をした誰かの悪意の中に、
善意をおもちゃにしたところがあるところが
腹立たしいですね。

全国のお母さん同士の、
「子どもを守りあわなくちゃ!」という
善意の輪が、
悪用されるのは、いやです!!

だけど、全国のお母さんは、
冷静に、善意を悪用されないように
情報を見極める力もいるということですね。
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都市社会のサバイバル能力 (aiai)
2007-10-09 17:39:06
mmuunneeさん、なるほど!と思いました。
都市・情報化した社会の中で、前世紀とは違うサバイバル能力を身につける必要が生まれてきているのですね。
少し脱線しますが・・・
私は、自然の中で、危険と隣り合わせに暮らしてきた興奮とか獣を殺して食を獲てきた記憶が人間の中から消えず、無意識にそれに変わるものを求めて、こんな恐ろしい事件が続くことになっているのではないかと、身震いを感じることがあります。
都市の安全な社会の中で、無意識があのころの冒険を求めているとしたら・・・。
できるかぎり自然に還る必要を感じます。
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