aiaiのきまぐれ日記

子どもたちとの日々、いなかの暮らしで感じたことを、きままにおしゃべり。

2010年ありがとうございました。

2010-12-31 21:29:24 | ナチュラルファミリー
今年も、あとわずかで終わりです。
2010年、ありがとうございました!!

これからの地球が不安になる異常気象に見舞われた一年。

いつまでも咲いていた桜の花、寒かった春。
集中豪雨の恐ろしさ。
暑くて暑くてたまらない夏。
いつまで続くかと思ったあの暑さ。

子どもたちの寝顔を見ながら、本当に本当に不安になります。
地域はこれからどうなるんだろう。。。
地球はこれからどうなるんだろう。。。





わたし個人は、たくさんの方々からお声をかけていただき、
多くのことを経験させていただきました。

これからの地域やコミュニティーの可能性を見つめた一歩一歩の対話・提言の場。
心と自然の環境を見つめる中での、自然体験の大切さを考え、共感をひろげていく場。
そして、子どもたちの感性を、自然・音楽という扉からノックし、子どもたちと一緒になって自由に羽ばたける翼を拡げていく場。
それらを感じながら生まれていく歌を歌う活動。

どれも、私にとって、大切で愛おしくてありがたい活動の場です。



私の専門は児童教育です。

中でも、子どもたちが生き生きと生きるための感性と場に関心があります。
これは、ふりかえれば物心がついたときから、もう関心があったように思います。

子どもたちが、感性豊かに、今この瞬間を学び、
この世界を愛し、幸せ上手なかたちで自律していくために、
私たち自身が、この世界を愛し、自律していかなくてはならないと思います。




ところで、
私の憧れるアルプスの少女ハイジは、
愛にあふれた瞳をもって生まれてきた人物として描かれています。


彼女が持って生まれたものは、愛という入口からのデザイン力のような気がします。

私たちは不安な世界をデザインする力が弱いのだと思うことがよくあります。
それは、不安なもの、嫌いなものを見つめる瞳は半分とじられているからかもしれません。


だけど、不安なものや苦手なものに出会ったときこそ
瞳をあけて、「Re デザイン」してみることが必要なのかもしれません。

不安は直感的な感覚です。
それは、わかりにくさ、理解しにくさに起因しているのではないでしょうか。


「Re デザイン」するということはきっと
「今」という時・場に居場所を設けることです。
そのときに動員される力が、愛に守られた、とらわれない自由な感性だという気がしています。


だれもが、幸せになりたいと思っている。
だれもが、愛されたいと思っている。
だれもが、豊かになりたいと思っている。

この想いは共有していると信じている。
そこでつながっていると信じている。


「つながる」ことが21世紀のキーワードだと
出逢う人、出逢う人が共感を重ねていることを感じます。


第六感が、もう一度見直されています。
自然の中で生き抜く感性。
生き物と生き物の間に確かに存在しているなにかエネルギーみたいなもの。
「場」を感じ、つながりたがっている方向を指し示していることを
わたしたちはなんとなく感じる力を持っている。

その感覚にできる限り素直であること。
お金や物質や、広告に惑わされない自由な感性を、
ときには惑わされることを選べるだけの寛容さの中で持ち合わせていること。


「星の王子さま」の中にあるように
「見えないもの」の世界を大切にした一歩を選ぶ勇気が
ひとりひとりに必要な時代です。





こんなことを感じたり考えたりしながら、
「感性からの環境教育ファシリテーター」「いなか資源デザイン研究所」
「自然・今・子どもをテーマとしたシンガーソングライター」
自分のいくつかの肩書きのつながりが
見えてきた2010年だったような気がします。



あ~。ほんとうに、
たくさんの助けをいただいた2010年でした!


が~っ、、
忘れ物が多くって、おっちょこちょいなところは
 う~ん、やっぱりなかなか治りません。
また2011年も、お世話になります。

つながっていることに、感謝~~~!
愛をこめて、ありがと~~っ。



2010年12月31日の、うらたあいより つれづれなるままに。

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