観光カリスマ塾ｉｎ三次会場：ほしはら！

観光カリスマってご存知？
今、農村地域再生のキーワードとして「観光」が取り上げられているんですが、その「観光の地域おこし」のカリスマとして、この町（上田町）の平田観光農園平田克明氏が選ばれているんです（国土交通省）。

このカリスマを講師に、
今、様々な地域おこしの活動に携わっている方々が集まって、学び合おうという「カリスマ塾」が全国で開かれていますが、
その三次（塾長：平田氏）会場として、この前の木～金曜日、
ほしはら山のがっこうが基地となり、
三十余名の塾生が中国地方あちこちから集まりました！

私も、ワークショップの企画と一部の進行のお手伝いをさせていただいたりして、
この会を機会に、素敵な先生方や地域づくりのリーダーの方々にお会いでき、
それに、ほしはら山のがっこうという場が
こんな盛大な会の開催場所として参加できたことを幸せに思いました。

学びの場のエネルギーが、明るく活発にすすむために
できることってなんだろう？
私は、そのことにとっても興味があります。

場をデザインできる人になりたいです。

その「場」と「観光」をつき合わせて考えたとき、
私はいつも行き詰まります。
私は「旅」は好きだけど、
「観光」に対するマイナスイメージを持っています。

「観光客」がたくさん来ることによって、壊される暮らしの場がある。

平田観光農園は、暮らしの場から離れた場所にあるので
町の暮らしを壊さない。
「上田町」という町の名前は、観光客の記憶に残らないが、
「上田町」という場所への観光にならないことは、プラスに働いていると思う。

「観光」で地域づくりをすすめるときに、
何を守らなくてはいけないか、
その地域は、何を断らなくてはいけないか、
その選択ができるコーディネーターはどこにいるのだろう？


由布院も軽井沢も、もっとのんびりした場所だったのに・・・と思うとき、
地域に影響を与える商業者は、何を描いて、どこまでの商売をするかを
自分の内からではなく、
空を飛んで、とんびの背中に乗って、ものを考える必要があるのに・・・と
人間という生きものの欲を残念に感じる。

旅人だって、旅の仕方を考えなくてはならない。
日本の旅人が求めるものが変われば、観光地もありようもきっと変わっていくのだから。


何にしろ、私の愛する
小さな町が、小さな町であり続けるために、どうしたらいいか。

私は、この町が好き。
だから、この町のような町が、日本にたくさん残ってほしい！！
この町が、この町であり続けるためにはどうしたらいいのだろう。
漠然と感じたカリスマ塾でした。

出会ったみなさんに感謝。