前の日から、木枯らしが吹いて急に寒くなった日曜日。
山のがっこうの日です。
紅葉が一気にすすんで、色づいた里山に探険に行きました。
一緒に出かけたのは、6家族。
スリングに入った赤ちゃん、2歳、3歳の子。
年長・小学校の子、大きなお姉ちゃんも大学生も大人も、
みんなで落ち葉の道を踏みながら、のんびり歩きました。
案内してくださったのは、地元育ちのたあちゃんおじちゃん(孫も来たよ)と
でこちゃん先生(昔上田小学校の先生・森林インストラクター)。
森の入り口でまず発見!したのは、
ヌルデの木の枝にポコポコと下がっている三つの不思議なコブ。
「わあ、面白いのを見つけたねえ~」とでこちゃん。
さっそく、「これはなんでしょう?」と教えて下さいました。
「このコブのなかには、虫が住んでいたのよ。もう穴があいてるから、
このおうちから出て行ったみたいね。」
「これは、“チュウエイ”と言って、昔は、お歯黒をするのに使ったりしていたんです。」
・・・このコブは、あとで山のがっこうで割って虫眼鏡で見せてくださり、
中にはまだ小さな虫がウジャっと残っていて、みんなで観察しました~。
森の入り口では、絵本も読みましたよ~。
はしもっちゃんが、「もりのてぶくろ」を読んでくれました。
てぶくろの形の葉っぱが森に落ちていて、動物たちが手をあてていくお話。
最後には、「ぼくにぴったり」って、お母さんと来た男の子が拾って帰るのです。
「みんなも、すてきな落ち葉をひろってかえって、
あとで落ち葉で絵をつくろう」
森に入ったとたん、黄色や赤、虫食いの面白い落ち葉がたくさん。
森の探険は、ほんの20メートル進む間にもいっぱいいっぱいの発見があって
なかなか前にすすみません~!
脇に獣道を発見した子が、脱線して細いその斜面を滑り降りたり・・・。
「ほら、さわってみてごらん」
紫色のきれいな実をつけた素敵な低木は、
ムラサキシキブのなかまだけど、葉っぱをさわるとビロードみたい~♪
名まえはヤブムラサキっていうんだって教えてもらいました。
み~んなで触って、「きもちいいね~」といいました。
大きな池が見えてきて、「水面に映った紅葉がきれい」とママ。
「あら、高野箒。」と、でこちゃん先生。
「高野山で枝をたばねて箒にしていたから、そういう名前なのよ」
もう少し先では、コウヤボウキの花が咲いた跡が。来年は花が見たいな。
もういつでも散る準備のできた葉っぱの下の、来春の木の芽、花の芽も
教えてもらいました。
もう、春の準備が始まっているんですね~。
いろんな形やいろんな色の葉っぱが
袋やカゴに入って、森の出口に到着。
秋の季節の真ん中へ旅してきた気分になりました。
山のがっこうの日です。
紅葉が一気にすすんで、色づいた里山に探険に行きました。
一緒に出かけたのは、6家族。
スリングに入った赤ちゃん、2歳、3歳の子。
年長・小学校の子、大きなお姉ちゃんも大学生も大人も、
みんなで落ち葉の道を踏みながら、のんびり歩きました。
案内してくださったのは、地元育ちのたあちゃんおじちゃん(孫も来たよ)と
でこちゃん先生(昔上田小学校の先生・森林インストラクター)。
森の入り口でまず発見!したのは、
ヌルデの木の枝にポコポコと下がっている三つの不思議なコブ。
「わあ、面白いのを見つけたねえ~」とでこちゃん。
さっそく、「これはなんでしょう?」と教えて下さいました。
「このコブのなかには、虫が住んでいたのよ。もう穴があいてるから、
このおうちから出て行ったみたいね。」
「これは、“チュウエイ”と言って、昔は、お歯黒をするのに使ったりしていたんです。」
・・・このコブは、あとで山のがっこうで割って虫眼鏡で見せてくださり、
中にはまだ小さな虫がウジャっと残っていて、みんなで観察しました~。
森の入り口では、絵本も読みましたよ~。
はしもっちゃんが、「もりのてぶくろ」を読んでくれました。
てぶくろの形の葉っぱが森に落ちていて、動物たちが手をあてていくお話。
最後には、「ぼくにぴったり」って、お母さんと来た男の子が拾って帰るのです。
「みんなも、すてきな落ち葉をひろってかえって、
あとで落ち葉で絵をつくろう」
森に入ったとたん、黄色や赤、虫食いの面白い落ち葉がたくさん。
森の探険は、ほんの20メートル進む間にもいっぱいいっぱいの発見があって
なかなか前にすすみません~!
脇に獣道を発見した子が、脱線して細いその斜面を滑り降りたり・・・。
「ほら、さわってみてごらん」
紫色のきれいな実をつけた素敵な低木は、
ムラサキシキブのなかまだけど、葉っぱをさわるとビロードみたい~♪
名まえはヤブムラサキっていうんだって教えてもらいました。
み~んなで触って、「きもちいいね~」といいました。
大きな池が見えてきて、「水面に映った紅葉がきれい」とママ。
「あら、高野箒。」と、でこちゃん先生。
「高野山で枝をたばねて箒にしていたから、そういう名前なのよ」
もう少し先では、コウヤボウキの花が咲いた跡が。来年は花が見たいな。
もういつでも散る準備のできた葉っぱの下の、来春の木の芽、花の芽も
教えてもらいました。
もう、春の準備が始まっているんですね~。
いろんな形やいろんな色の葉っぱが
袋やカゴに入って、森の出口に到着。
秋の季節の真ん中へ旅してきた気分になりました。
というのは、我が家の小2の男の子。
山のがっこうに行くのを楽しみにしてはいたものの、当日の朝になると、
「誰がくるん?人が多い?少なかったらいいんだけど・・」
と弱気発言。
で、あれほど言ってたおもちゃもこっそり持参し、始まりの会でひとりごそごそ。落ち着かなかったんでしょう。
始まってからも、
「何時に帰るん?いつまでするん?」
と、スタッフのみんなに耳をふさいで回りたい気分の母でした。
・・・が。
山に一歩入った瞬間に、そんなことばはどこへやら。すっかり秋の景色に溶け込んでおりました。
でね、最初の虫こぶのおはぐろの話で、「気持ちわる~」と言って去って行きましたが、彼は、妖怪好き(でも怖い)で、水木しげるの妖怪図鑑が愛読書なのですが、その中の「おはぐろべったり」を連想して、ますます「気持ちわる~」だったのですね。
その「おはぐろべったり」とは、むかしのおよめさんの姿で
目、鼻はなく、大きい口ががっぽり開いてそこにおはぐろがべったり。ふふふ。
そして、でこちゃんマジックに戻りますが、山をぐるっと歩いて来たあとは、でこちゃん先生につきっきりで、いろんな花や葉っぱを見つけては、せっせと先生のとこに通ってました。
その度に、でこちゃん先生は、ほめてくれる。「いいもの見つけたね~」「これは珍しいのよ~」
春に続き、改めてでこちゃん先生の偉大さに、親子で感服いたした一日でございました。
そう!そう!
「すごい!」「わあ~~」「まあ!」
先生は、子どもたちの発見を一緒に喜んで。。。
そして、先生自身の発見も夢中で解説されて♪
あっちにもこっちにも素敵な宝物がキラキラしていて
たっくさん道草ができる里山探険でしたね。