aiaiのきまぐれ日記

子どもたちとの日々、いなかの暮らしで感じたことを、きままにおしゃべり。

豊平のふたば保育所へ

2008-03-18 23:25:27 | ナチュラルファミリー
今日は、豊平のふたば保育園というところの
「おわかれ会・おたのしみ会」に
歌いに行きました。
参加者は、子育てルンルンという、未就園児の親子の集まりと
保育所の子どもたち。

この保育園では、すご~く前から子育て支援活動が活発です!
入園前の親子が気軽に遊びに寄ったりできるし、
母親がリフレッシュできる企画もあります。
子育てが孤独にならないような心配り、目配りがとてもしっかりと組まれてます。

今日も、やってきた親子を、
園の子育て支援スタッフや先生方が、笑顔で、声をかけながら迎えている姿に出会い、
すてきな園だなあ~と改めて思いました。



さて、わたしのコンサートの時間は一時間です。

わたしは、こういった小さなコンサートが好き。
場にしっかりと出会えるから。
あらかじめ、シミュレーションした企画準備したものは、
今日も、途中で変更。
「乗り」やその「場」を感じて、そこに音楽を乗せたいと思うから。

そんな「場」に、先生の手助けをいつも「打ち合わせなし」でいただいている。
だけど、少しは打ち合わせをしておくべきだなあとちょっと反省。
先生に積極的に助けてもらわなくては出来ない場合もあるから。
(先生は、入っていいのかいけないのか、迷っているようで、悪かったなあ~と思っている)

小さな子たちへのわたしのコンサートでは、
途中、即興の音楽劇のような世界で遊ぶ。
自由な世界で体を動かし、跳びまわることに慣れていない子どもたちに、
それが難しいときがある。

本来、子どもたちは、自由な表現者だと思っている。
まだ、ヨチヨチ歩きの子どもが、音楽に合わせておしりをフリフリ、
頭をフリフリ踊るように。

大人は、自由にあることを認める微笑を投げかけるだけでいい。
ただそれだけで、表現の世界を自分で拡げていく。

正解も不正解もない。
音楽の規則があって、リズムがあって、音階があって、
それを子どもたちは自然に経験の中で知っている。
枠があってこそ、自由に踊ることができる。歌うことが出来る。
遊びの中で、作曲だってしている。

だけど、わたしとの出会いの時間がまだ始まったばかりではずかしがってたり、
自由であってはいけない時間が長かったり、
正解を求められる体験が重なったりするために
即興の表現者が固まってしまっている。

それをほぐすのに時間がかかるのに、
わたしのコンサートの持ち時間は短いし、
ひとりではできることも限られる。
わたしの両手は鍵盤に乗っていて、
子どもたちのところに飛んでいけない。

こんなとき、誰か、即興演奏者で、
場の持つ思いを理解してくれるパートナーがほしいなあと思う。
または、子どものほうに飛んでいって、
ちょっとつついて、表現をうながせるパートナーがほしいなあと思う。


さ~て、今日も、子どもたちにすっかり遊んでもらいました。
今日の山場、
「おおきなかぶ」ごっこの音楽ミニ即興劇あそび、
あ~、おもしろかったなあ。
子どもたちが、かわいかったなあ。
気持ちよかったなあ。

音楽のちからを借りて、ひとつの時間をみんなと分けあって過ごせて、
音楽にのせた言葉のココロを遊ぶことができて、
とっても楽しかったです!

また、一緒に、歌って遊びましょうね。


進級・進学・成長、おめでとう!
今を今。生きようね!!

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