いや~
ここ最近、メチャメチャ寒いですな~
うちはけっこう山に近い地域なんで、外に置いてあるバケツに溜まった水とか外水道が毎日凍ってますよ・・・
っで、今日のネタは去年の内に完成してたけど紹介してなかったナイフ
完成時期はすでに忘れてしまって、確かエゾ鹿セミスキナーとか、シュートっぽいデカいやつとかが完成した頃だったと思う・・・
↓こんな感じ
全長150mmぐらいで刃長60mmぐらいの小型ナイフですな
ブレードはSLDの4mm厚でホローグラインドのミラー仕上げ
ヒルトは洋白でボルトは洋白&真鍮のバーズアイ
ハンドルは樹脂を染み込ませた楠のコブ材でレッドのスペーサー入り
この材料はもう10年ぐらい前に買って持ってた物
買った時はもちろんナイフに使う予定ではなく、釣りに使うランディングネットのハンドルにしようと思ってたわけですな~
そしてこの楠はかなり軟らかい素材なので、削り過ぎや金属部品との段差にかなり注意が必要で、ワタシの技術だとけっこう難しい素材・・・
しかも楠は削ると樟脳の香りがするので、ハンドル成形時はガレージ内がかなり匂います・・・
まあ、鹿ツノみたいに臭いわけじゃないけど、あまり強い香りを嗅いでると頭痛くなるよね・・・
バック側からはこんな感じ
もう少しスッとした削り抜けを目指したいな~
シースに納めるとこんな具合
紺色っぽい革だったけど、タレに漬けたら限りなく黒に近くなってしまったよ・・・
今、気づいたけどシースに完成した年月日が書いてあるじゃん!!
このナイフのブランクは去年の初め頃、SLDの板を大人買いした時、一番最初に切り出した物でした
しかし後から作り始めた物に次々追い越され、 それこそ10カ月ぐらい掛かってようやく完成・・・
正直あまり良い出来のナイフとは言えないですが、去年1年間で徐々に進歩したワタシの技術とともに製作が進んだナイフなので
細かく見ていくと、アッチコッチけっこう面白いですな~
これは凄いテクニックですよ~!
このナイフのポイントへ向かうEDGEのストレート LINEが好きです。
そうなんですよ~
柔らかいので、かなり難しかったです・・・
写真だとフラットに見えるんですが、実物を触ってみるとエンド側のボルトが凸ってたり、ヒルトとの境もやや凹んでます・・・
なかなか難しいですね~
自分の作るナイフはコピーやアレンジしたデザインが多いんですが
これは珍しく自分でデザインした物なんですよ~