言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

無利子国債

2010年09月05日 14時00分50秒 | 話題
 世の中には頭のいい人がいる。たとえば、ネズミ講を考えた人。
 ネズミ講は、無限連鎖講のことだ。
 たとえば、最初、5名に5人が一定額を出資させ、その1人1人がまた新会員を5名集めて5名に一定額を出資させ……と繰り返す。
 百円なら、5百円が、次には2500円となる。5人が親会員となり、最初100円の出費で、次は500円を手に入れる。下位会員が5倍の人数で膨れあがるから、直ぐに何百万も稼げる、という説明になる。
 現実的には、金の入金先は一定の場所であり、会員たちには配当という名目で金が支払われる。
 無限連鎖のわけは、新会員を集めることを12回繰り返すと、日本の人口を上まわってしまう計算だから。ウィキから。

むりし‐こくさい 【無利子国債】
自由民主党が平成21年(2009)3月に提言した景気対策の一つ。利子が付かないかわりに額面分に相続税がかからない特典付きの国債。富裕な高齢者が保有する金融資産を流動化させることで、経済活性化をはかるのがねらい。
◆たんす預金を含めて100兆円以上と推測される「眠れる民間資金」を景気対策に活用するのがねらいだが、減税の恩恵を受けるのは富裕層に限られること、マネーローンダリングの温床になりかねない、などの懸念もあり、実現には課題も多い。→政府紙幣


 民主党代表選で小沢一郎前幹事長が財源確保の手段として無利子国債の発行を言っているようだ。
 あまり知識がないので間違えそうだが、無利子であれば売られたとしても金利に影響がないので、うまい考えだと思ってしまう。
 それに金持ちの資産だから5年やそこらは売りはしないだろうとも考えられる。
 必要なときにだけなら、1度か、2度ぐらいは、使えるのではないか。

野田財務相が無利子国債を批判 小沢氏構想に疑問
2010/09/04 13:21
 無利子国債をめぐっては、1950年代にフランスが一度導入したものの、国民から「不公平だ」異論が出たため、廃止された経緯があるという。このため野田財務相は「過去に失敗した例を、なぜあえて持ってくるのか」と疑問を呈した。


 ただ、国債というのは発行した時点で国の政策に使われてしまうので、売られてしまうときには、その分だけまた発行しなければならなくなるはずだ。
 だから、毎年、政策に必要な額だけ、無利子国債を発行するとなると、今度は売られる分も増額発行しなければならなくなり、それこそネズミ算的に発行が増えていくことになる。

 たぶん、こういうことだと思うが、間違っているだろうか?

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