最近つくづく思うこと、、、。
犬育てと子育てはまったくおんなじだなぁ~、、、。
ある日パピーが我が家にやってきます。
この子は全く真っ白です。最初は落ち着かない様子で、家に中を確かめています。
だんだんなれていろんなことをし始めます。
おしっこをしました。
飼い主「あらあら、ダメよ。決まった場所でね」と仔犬をあらかじめ決めてあった場所へ抱っこして連れて行きます。
これでは遅いのです。仔犬が来た時から、ケージに入っている時以外(トイレの見極めは必要です)は、ずーーーっと見ていてください。
ずーーーーっと観察をしているとこの子が何をしようとしているか、何をしてほしいと思っているかがわかるようになります。お母さんが赤ちゃんの言いたいことがわかるように、、。
赤ちゃんがはいはいしだすと、何でも口に入れる時期がありますよね。
このとき知らん顔をしているお母さんはいないと思います。「まったく目が離せないんだから、もう」とか言いながら赤ちゃんを見守っていますよね。
ワンコもおんなじ、何かを拾って食べたとき何も言われなければ「これは、やってもいいことなんだ。だってお母さん何も言わなかったもん」と思ってしまいます。
こう思ったあとで、しばらく時間がたってから「ダメよ、そんなものを拾って食べたら、、」といってもワンコは「だって前も同じことを何度もやったのに、そのときは何もいわなかったじゃない?」と思って「お母さんっていうことがころころかあるんだから、、」と信頼がなくなってしまいます。
リーダーになるということは、威張り散らすことではありません。叩くことでもありません。
ワンコに信頼されて、尊敬されることです。
信頼され、尊敬されるには「ワンコの悪い(してほしくない)行動」1回たりともを見逃さない。
また終始一貫落ち着いていること。何があっても。
ワンコが大きい怪我などした場合、「わっ、大変どうしよう!」と思っても、ワンコに悟られてはなりません。また、あたふたしてもどうしようもありません。
「大丈夫、私に任せておきなさい、なんとしてでも治してあげるから」とほんとに思ってください。ワンコや馬は、人の心臓の動きまでも感じ取ります。
心臓の動きまでもコントロールできるくらい感情をコントロールするつもりで。
一度、許してしまったことを矯正するのはとても時間がかかります。飼い主さんが見ていない時にやったことだとしてもワンコには通用しません。すべて自分のあかちゃんに置き換えて見ると答えは簡単に出ると思います。
お手、おすわりを教えるほうがはるかにかんたんです。なぜなら、いつ教えてもいいからです。でも、しつけはワンコがその行動をとった時に(いいことでも悪いことでも)すぐさまリアクションをおこさなければ意味がありません。
今からパピーを迎える方、パピーがいる方、パピーでないワンコがいる方、今からでも遅くありません。今いるワンコは、今教育しなければなりません。
初めて拾い食いをしたときに「いけない」と教えれば三つ子の魂百までです。
初めて無駄吠えしたときに天罰が下れば、2度とやりません。
初めて上手に何かできたときを見逃さないで褒めれば、褒めてもらいたくて何度でもやります。
ワンコがおうちに来てから最低3ヶ月、しっかり面倒を見てください。
犬選びを間違っていなければ、それをするとしないのとでは1歳を過ぎたときにとても大きな差になって現れてきます。
決してエサさえあげていれば勝手に育つと思わないでください。
下手な文章で何がいいたいかわかってもらえたかどうか心配ですが、これが「ふ~~ん、そうなんだ」と考えていただけるきっかけになってもらえればうれしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_thank.gif)