馬と犬と人間と、、。

馬と犬、、。私の大好きな動物たち。仕事を離れてただの馬好き、犬好きの人間として、気ままなお話がしたい、、なんてね。

タカラコスモス号

2008年07月30日 | うま


今日、知らないところからポスターが届きました。

うち宛になっているので開けてみると、大きなポスターが入っていました。


「三本木農林高校馬術部」 「私、コスモの目になる!」

何か聞いたことがあると思いだして見ると、数年前、大坂先生(日本で初のオリンピックジャッジをした人、またいずれこの人の話も)がビデオを見せてくれたあの馬だ。

そのビデオは、女の子が乗って馬場をやっているところで、簡単な課目でしたが、馬は自信に満ちて演技をしていました。

「この馬は目が見えないんだ、騎手を信頼して動いている、、」


以下、「うみねこ博物館」さんからお借りしました。






  【タカラコスモス】

   ~盲目の女王~

 


生年:1984年
性別:牝
毛色:鹿毛
国籍:日本(青森県 十和田市)

目が不自由であるにも関わらず、立派に子育てをやり遂げ、マスコミを巻き込んで多くの人々に感動を与えた元馬術競技馬。それが本馬タカラコスモスなのである。その波瀾万丈な馬生を辿っていきたい。

タカラコスモスは実は中央競馬出身。1987年、福島競馬場でデビュー。新潟、中京のローカル競馬場を舞台に転戦するも、成績はまったく振るわなかった。
タカラコスモスは中央競馬から去り、新天地を求めた。どんな人間にも取り柄があるように、どんな馬にも取り柄がある。タカラコスモスは1990年、競技馬としての基礎訓練を受けるため、日本中央競馬会宇都宮育成牧場へ入廐し、そこから日本獣医畜産大学へ。これが正解だった。タカラは「第40回全日本学生障害飛越競技」に出場し、いきなりの三位入賞。1992年には優勝という快挙を成し遂げるのだった。難易度の高い障害を、まったくの気後れなく軽やかに駆け抜ける戦慄の走りに、誰しもがタカラコスモスの時代を予感した。

この時のタカラの雄姿に胸打たれ、引退後は自らが引き取りたいと考えたのが、青森県三本木高校教論で馬術部顧問を務める藤森亮二氏であった。
時は流れ1996年、藤森氏の元へ一本の電話が入った。「タカラコスモスを引き取ってもらえないだろうか」突然の報せに呆気にとられながら、藤森氏の顔には納得がいかないというような、怪訝な色が浮かんでいた。おかしい…引退には早すぎる…。
「馬体にはどこにも異状がないのだが、瞳に白濁が少し見られ、治療を施したけれども回復が期待できない。大学は引退を決めたので面倒を見てもらえるならば輸送したい」、との話だった。

この年、藤森先生は全国高校馬術競技大会が間近に迫り、運営準備のための激務の生活を強いられていた。そればかりでなく厩舎がない。部活動も離れた牧場や大学に馬を預けてやっていたが、そこの馬房にも余裕はなかった。しかし、なんとか温泉牧場に馬房が確保でき、タカラコスモスは平穏無事に引き取られることとなった。
タカラが引き取られた十和田市は、幸運にもかつて旧陸軍の軍馬補充部があり、温泉治療と薬草がふんだんに活用されていた。タカラコスモスはここで眼の治療に専念することになった。

タカラが眼を癒している頃、藤森先生は部の存続の命運を懸けた「全日本高等学校馬術選手権大会」の準備に追われていた。
この大会を成功に導かなくては、校内に活動場所が確保できなくなってしまう。それはタカラコスモスの行き場がなくなることも意味していた。
この大会は乗馬クラブの施設で開催されることが多く、開催するには50頭規模の厩舎、競技場、障害物、そしてスタッフがいなければ運営が難しい競技の特殊性がある。さらにその上、多くの学校職員が馬術競技を観たことすらなかったし、校長が春に赴任したばかりで大会返上の弱音を吐いていた。しかし、藤森先生はあきらめなかった。懸命な姿勢に周囲も感動し、協力をかってでてくれた。部員はもちろん、他の教職員や卒業生まで加勢に駆け付けた。作業場は夜遅くまで灯りが消えることがなかったという。

大会は無事に終了。大会会長は馬術部以外の高校生も巻き込んだ大会運営を讃えた。藤森先生の血の滲むような努力と、大会成功への執念が呼び込んだ勝利と言えよう。

大会も終わり、熱い日差しが連日つづく8月後半、タカラコスモスが療養生活から復帰。馬体から疲れはスッカリ消えていたものの、眼は以前より悪化していた。温泉も薬草も、眼には効き目がなかったようだった。馬場に出ても、ただただ同じ場所をグルグルと周回するだけで、障害を飛ぶことなどままならないような状態だったのだ。
藤森先生はなんとかタカラに活躍の場を与えたいと、考えた。熟考した結果、タカラコスモスの仔を生産してみようという、一つの答えが出た。2000年5月、日高に渡り、サンクレールとの交配が決定された。津軽海峡を渡る船の船倉から、蹴り続ける音が鳴り響く。暗く狭い場所に閉じ込められ、不安の余りにそんな行動をとってしまったのだろう。

出発から二ヵ月が過ぎ、タカラコスモスが藤森先生の下へ帰ってきた。赤ちゃんを身籠ったタカラを担当したのは、女子部員の湊華苗さん。苦労しながらも精一杯面倒をみていた。そんなある日、自分の声に近寄ってきたという。まさかと思いつつ、藤森先生が行ってみると、放牧地にいるタカラは華苗さんの声を聞き分け、遠くから近寄ってくるではないか。プライドが高い上に、目が不自由であるタカラコスモスが、華苗さんに心開いたのである。華苗さんの懸命な世話により、タカラは心を許すだけでなく、身体能力も回復させていった。
そして、華苗さんが三年生最後の馬場馬術大会にタカラコスモスと共に出場。タカラは前日に肢を傷めていたにも関わらず、必死に演技し続けた。騎乗していたのが、自らに尽くしてくれた湊華苗さんの最後の大会だと知っていたのだろうか。

翌年の4月、タカラコスモスの初仔が誕生。「モスカ」と名付けられた。しかし、モスカが乳を飲もうとして寄りすがると、タカラは逃げ惑い授乳を嫌がってしまう。それでもなんとか授乳にこぎつけると、周囲からは拍手が起こるのだった。しかし、まだ問題があった。モスカが踏まれるという事故が、起きてしまう可能性が高い。子馬に最悪の事態が起きるのを未然に防ぐため、何らかの対策を講じる必要があったのだ。タカラは視力が低下していたものの、聴力が発達していた。そこで、モスカの首に鈴を付けてみた。すると、タカラは鈴の音で子馬の居場所を判断するようになった。音が消えると動きを止め、鳴り始めるまでタカラは馬房の片隅にじっと立ちつくすようになったという。

タカラコスモスの子育ては地元の新聞社・民放局はじめ、取材が殺到。やがては日本テレビの『ズームイン』で3回放映され、高い反響を呼んだ。県内外から、激励や感想などが電話や手紙で学校に届くだけでなく、お守りやニンジン、リンゴが送られてきた。時としては、薬品まで送られてくる時もあったという。

不況に次ぐリストラ、勝ち組と負け組の格差社会、弱い者が徹底的に虐げられる時代…虚無の不安が立ちこめる現代社会に、タカラコスモスは「希望と勇気」という、ほのかな光を与えたのだ。自らの眼の光を引き替えに…。

現在のタカラコスモスは、担当部員を少々てこずらせているようだ。やはり、湊華苗さんと紡ぎ上げた信頼関係は、よほどの厚みを持っていたということなのかもしれない。そして、今の藤森先生の夢は、タカラコスモスの二世で馬術競技会を駆け回ることだという。

人が馬を想い、馬も人を想う相思相愛の旋律が、今日も流れる…時代と言う名の譜線の上に。


  ★彡追記メモ★彡

☆日本で盲目の馬が子育てをした記録は、タカラコスモスの例を加えても2~3例しか見られない。

☆『盲目の名馬 タカラコスモス』というビデオが、地元企画会社の手で作製され、販売されている。

   


☆『私、コスモスの目になる』(橘内美佳 著、主婦と生活社 2001年)という本が出版され、この本は県内の小中学生が読書コンクールに一番多く取り上げるほど評判になった。健気な生き様が人々に感銘を与えたのだろう。





目が見えないということは、どれだけ不安なことか、、、、

目の見えない犬が、訓練競技会に出ていたのを見ました。
顔を見るまでわからなかったのです。目が白いので?と思って見ていると飼い主さんが「この子、目が見えないんです」


脚側も、招呼も遠隔もちゃんとやっていて、聞くまでほんとにわかりませんでした。


車椅子で競技会に出ていた人も見ました、車椅子で犬の肢を踏まないように注意しながら演技をしていました。



感動は近くにあり、動物とはこんなに絆が結べるのですね。

幼稚園-金曜日編-

2008年07月29日 | いぬ
お待たせいたしましたぁ金曜日幼稚園組です


ある日の金曜日の朝、ティンカーベルに送迎バスが到着しました




朝から元気なならちゃんとミルキーちゃん


ならちゃんおはよ



実は幼稚園の送迎バスに乗車拒否をするならちゃんのお姉さん。ゆずりん
到着すると、ハイテンション楽しんでくれているんですけどね

ミルキィちゃん


ロイくん


クリンくん


マークくん

J子さんの姿を必死で追いかけるマークさん。。
J子さんが大好きなんです


レオンくん

カメラを近づけると、接近してくるレオンくん
レオン君の写真は、全部ピカピカに光ってます(笑)


さぶちゃん


モコちゃん


トムちゃん


ココちゃんメグちゃん


ラウラちゃん


リキくんマークくん




左から…


ももこちゃんソラちゃんマカロンちゃん

同じ種類で同じ色のワンコ達を集めてみました

年もみんな変わらないぐらいで、なんちゃって姉妹ですかね



次回は、プール遊びだよ


お楽しみにぃ




     ゆぴりこ

ドッグカフェレッスン♪ 其ノ二

2008年07月27日 | いぬ
お待たせしました。
日のドッグカフェレッスンの様子をご紹介します。

今回は珍しくゆっぴぃ先生の命令・・・あっいえ、指示で新人J子が書かせて頂きます

今回も先月同様、乗馬クラブジョイの2Fで練習しました。




今回の参加メンバーです。



モコちゃん

いつも幼稚園で元気いっぱいですが、ちゃんとお行儀良くフセで待っていました


ぷちみかんちゃん

こちらも大人しく座っています。表情も心なしかおすましさん


リサちゃん

前回に引き続き2回目の参加です。
さすが、落ち着いていますね

あんずちゃん

リサちゃんの妹分です。まだまだぽよんぽよんのパピーちゃん
でもちゃんとお行儀良くできました将来大物の予感


エルフくん

はるばる神戸からやってきてくれました
長旅の疲れも無さそうな元気印
どっしりと貫禄ありますね
横には前回の雪辱を晴らすべく密かに特訓した(?)スタッフ候補生ラン。
特訓の成果か、前回より落ち着きました


コパンくん

2回目の参加です。
エルフくんとは実の兄弟
久々に感動の再会


ちゅらちゃん

バッチリカメラ目線で余裕の表情
おめめはパッチリですが、午前中にプールに入ったせいかややお疲れ気味だったかも?
後ろには同じくプールで疲れたせいか前回よりは大人しい研修生グリ



風雅くん&ピースくん

久しぶりに弥冨にやってきてくれました
ダウンステイは得意技の風雅くん
にぱ~と笑う風ちゃんスマイルも健在です

ピースくんはバッサリカットで涼しげに
尻尾はフサフサのライオンカットです
ほぼずっと足元でキチンと伏せていました


前回同様お茶とケーキを食べながらドッグカフェでのマナーを勉強しました。
カフェでのマナーだけでなくニューフェイスあんずちゃんを筆頭に皆で仰向け抱っこの練習をしたりと終始和やかな雰囲気でした

因みにスタッフは・・・2回目の割に今回もオタオタ
スムーズにサーブ出来ずすみませんでした

スタッフ犬共々、もっと勉強してまいります

次回は多分・・・冬かも?
寒くて外にいられないような時期に開催予定です。
だいぶ先の話ですが皆様次回もよろしくお願いしま~す


J子でした。

木曜日ワンコ-続編-

2008年07月24日 | いぬ
お待たせしましたぁ
木曜日の幼稚園ワンコ続編版


「ぇ?昨日カフェレッスンの写真をアップするんじゃ…」と思った方

ワタクシ、裏切り者のゆっぴぃです

また、その時はアップしますのでその日までお待ちアレ
もしかしたら、明日更新するかもですょ



今回は木曜日ワンコ続編をご紹介

ハナちゃん



マックくん


ショコラくん


セイラちゃん


ちなみにセイラちゃんは、ソフトバンクでお馴染みの「それはただの犬だ」と言われているわんちゃんと同じ犬種で、ホワイトシェパードです

セイラちゃんがテレビに出ているわけではないですよ(笑)




毎日暑い日が続いてますねぇ

体調崩さないように暑い夏をなんとか乗り切ってくださいねぇ



あっ明日はエルパピ達のおばぁちゃんの歳のお誕生日です




だ~らだら

2008年07月21日 | いぬ
毎日暑いですね~


木陰があって、涼しいと言われる菰野地方ですが…


暑いもんは暑いそうです


ワンコたちも伸びてる時間が多い



クーラーの効いた室内では
リン
こう暑くちゃね~


ユウモカ
だらけちゃうさぁ


アレックス
この姿勢が一番涼しい


チョッパ~
足短いなんていわないでね


はづき太陽
仲よち



お外でも

ピン子
お外は好きだけど

モモ次郎
暑いねぇ


モカ
横顔凛々しい


大型犬たちは
みぃんな木陰

涼しい所をご存知です


朝夕はお外で遊び、その間こんな感じでみんな涼んでいます


まだまだ暑くなるんだよなぁ



    のっピー

新顔入厩!

2008年07月20日 | うま



先日あるところから
   「いい馬がいるけど、どう?」

と連絡をもらいました。

火曜日が定休日なので、息子のSHIが見に行くのに同行しました。

行く先はヤマハつま恋乗馬倶楽部
オリンピック出場経験のある選手が3名もいます



暑いので、なるべく早い時間に乗ろうと9時に到着
先方もお休みなので、ゆっくりお茶をご馳走になっていると2頭のうまが出てきました。


青鹿毛のバランスの良い馬と、鹿毛の元気そうな馬が出てきました。
こういうときは、最初向こうの人が、乗って見せてくれます


青鹿毛のほうに早速SHIが乗ってみることにしました。


とってもおとなしくて、結構いい感じ


性格がよく、ある程度身体が柔らかければ、どんな馬でも「とりあえずセントジョージ」くらいまでならナンとかなります。


駈歩も上手で、2人の意見が珍しく一致しましたので買うことにしました。


その子が、昨日到着しました。初めての場所なのに怖がりもせず、堂々としたものです


平成16年生まれ セン馬



最初スタッフが乗っていろいろテストをしてから会員さんにのってもらいますので、皆さんに乗ってもらうまでに少し時間がかかりますが待っててね


新入り君、よろしくお願いします。












ラブラドールレトリバー ニュースレター オブ ジャパン 2008

2008年07月18日 | いぬ


「ラブラドールレトリバー ニュースレター オブ ジャパン 2008」
が発刊されました。




創刊号で、国内のラブのトップブリーダー(繁殖数ではなく、犬種の番人としてまじめに取り組んでいると言う人たちと意味で)の有志が中心となって創りあげられました。



内容は、ラブに多い遺伝疾患の解説、それへの取り組み、海外のラブラドールの様子、国内のラブ単独展のジャッジのコメントなどラブラドールファンシャーには必見の一冊です。




1冊1.000円ですが、内容は10.000円の価値があります。




ただの「ラブラドールが好き」から、「ラブってどんな犬?」って興味が出てきた方には打ってつけ

遠方の方でもお送りできますので、ご遠慮なくお申し込みください。








イベント

2008年07月16日 | いぬ
小型犬用プール、入手してきました

なので、ワンコさん達楽しんでプールに浸かってください


ここでは、人とも一緒に入っていただくことができますが、小さいお子様・大きいお子様(笑)は安全の為お断りさせて頂いています。

申し訳ございませんが宜しくお願いします


それから、23日の水曜日に午後2時半からドッグカフェレッスンをいたします

まだまだ、参加者の方募集しておりますので、どしどしお越し下さい

その際は、当日の午前中までに1本お電話下さい


参加費等は、イベントページにてアップしておりますので、そのページを参考にしてください


  ゆぴりこ

幼稚園 -木曜日編-

2008年07月15日 | いぬ
お待たせしました

木曜日幼稚園ワンコです

こちらも、全部は撮れなかったのでまたの機会にアップしますので少々お待ちアレ



リオちゃん


クッキーくん


小鉄くん(柴犬)

リオちゃんは日々スタッフ犬のような働きをしてくれます
人大好きわんこ大好きおりこうさんわんこです


バズくん


オリバーくん


くぅくん


ティナちゃん


集合写真


ワンコの家族写真みたいな感じでしょ


さぁ、プール開きまであと数日

みんな来てくださいねぇ


 ゆぴりこ

今月♪

2008年07月13日 | いぬ
今月の日(日)にティンカーベル弥富でプール開きがあります


みなさんタオル持参でお越し下さい


ランの中では、ケア等出来ませんのでご了承下さい

なお、駐車場でのケアも愛犬の毛を入れて帰れる袋を申し訳ありませんが持参でお願いします

ランの時間は朝時から夕方時半となっています

プールは、皆様に楽しんで使っていただけるように小型犬・大型犬を今年も去年同様別々にさせていただきます。
料金は、ドッグランと同様の金額ですのでご安心あれ


小型犬の子たちに関しましては、水深が深い為飼い主さん一緒に入ってください

小型犬の子達専用のプールを今月中には用意しますので



時間のお問合せは、電話にてお願いします


このプールで暑い夏を乗り切りましょう



 ゆぴりこ