Flat Coated Retriever Society of Japanのミーティングに行ってきました。
私がフラットCRと本格的に関わりだしたのは、ニーケを迎える決心をしてからです。
皆さんご存知のマッタリモモちゃんがウチにはいます。前にも言ったと思いますがこの子はネットで衝動買いしてしまった子です。運良く、重大な病気もなく今年7歳になりました。フラットの平均寿命は7歳といわれます。
ゴールデンや、ラブ同様、もしくはそれよりもガンになりやすいようです。
昨日は獣医さんも参加していらしたし、来ているからは皆さん熱心な方達ばかりなので、ずっと疑問に思っていたことをぶつけてみました。
簡単に言うと「ガンになる確率を下げるには?」ということです。
PRA(遺伝性網膜萎縮)は遺伝子検査で(人がその気になれば)完全にコントロール可能です。股関節やその他の関節疾患もある程度予想することができます。
しかし、ガンは、、、。
昨日もそういう意見がありましたが
2,3ヶ月で手元に来て、2歳くらいでなんとなく犬もしつけられ、お互いに分かり合えるようになってきます。しかしまだこれくらいで「目と目で通じ合う、、」なんてことはできません。4,5歳になってやっと自分の犬がそばにいる幸せを実感できます。
それからたった1,2年で別れなければいけないのはなんとも寂しいです。
それで先ほどの答えですが、
今のところガンの血統の犬をはずすとブリーディング自体ができない、ということになりました。これは日本だけではないそうです。
ブリーディングは忍耐の修行のようなものです。今回のスタッド選びにしても
「この犬はここさえなければ完璧なのに、、」「うーん、性格はいいんだけどはしゃぎすぎる、、」」目の色が、、」「後駆が弱い、、」
胴が、肩が、首が、といい出せばきりがありません。
そんなこと言ってたら1頭もいないよ、となります
自分で言い出しておきながら、自分で迷路に入っていきそうです。
しかし、物事について考えておいて悪いということはありません、もしかしたら将来役に立つも知れませんからね
それにしても、昨日集まった方たちは、みなさんすばらしい方たちばかりでした
自分のワンコに望むことはちがえども、皆さんちゃんと勉強をしていらっしゃいます。ある方はワンコの病気のことを学び、ある方は手探りで海外への道筋をつけ、ドッグスポーツを学び、ショーを楽しみ、何よりも自分の犬と楽しんでみえます。
私は、ラブの人たちとの勉強会にも参加していますが、獣医学的なこと、遺伝性疾患のことなど共通で勉強できることがたくさんあります。
一緒に勉強していけるといいな、、。
私もガンについては、心を痛めてきた1人です。
残念ながら先住犬たちは短命な血筋でした。
日本国内でそれを改善する血筋を探す事はことは難しいとの考えから、北欧の血筋を選択した次第です。そこまで辿り着くにはたくさんのハードルを越えてきました。私にはそんなに簡単な道ではなかったと思っています。
あちらのブリーダーが口を揃えておっしゃったのはまずは犬の健全性、基礎犬が健康でないと始まらないし、その上で気質・性能・容姿とあらゆる素質が問われます。
ブルースゥのブリーダーさんが長寿の家系の相手を選んだとおっしゃっていましたので、それに期待しています。(ブルースゥの母方家系も長寿です。)
受け取った側はブリーダーさんを見習って、出来る限り愛情を掛け、犬らしく暮らし能力を発揮できる環境つくりをすればと思っています。
また勉強の機会がありましたらお知らせくださいね。
それから、アイチェックの募集を始めました。
愛犬の健康管理は飼い主にしか出来ません。
皆様にお知らせください。
よろしくお願いします。