訓練試験や、訓練競技会ってどんなことをするの?
という質問がけっこうあります。
実際に見てもらうのが一番いいのですが、初めて見る方には、なにをやっているのかわからないと思いますので、できるだけ説明をしてみようかと思い立ちました。
私達が主に参加しているのはJKC(ジャパンケネルクラブ)と言う団体の家庭犬訓練競技会です。
日本警察犬協会(PD)の競技会や、他の団体なども開催していて
アジリティーやディスク、また、専門的な(臭気)選別や、(足跡)追求、防衛など、他にもたくさんの種類の競技会があります。
さて、上記の訓練競技会ですが、初頭科(CDⅠ)、中等科(CDⅡ)、高等科(CDⅢ)などがあり、いかに少ない合図で、いかに人の言うことを理解して従うか、を競います。それも犬が喜んでやっていなくてはいけません。
では、中等科を例に説明をしていきますね。
中等科は全部で10科目中、規程科目が7科目、自由選択科目が3科目です。
100点満点で、95%以上の得点を得るとポイントがもらえます。競技会によってもらえるポイントは違うのですが、1回につき5ポイントから10ポイントもらえます。
そして20ポイント貯まるとトレーニングチャンピオンの登録ができるようになります。
エントリーをして、当日受付を済ませ、プログラムをもらい自分の出るリンクを確認します。
出番待ち。緊張気味、、?
申告(犬の血統書名と自分の名前を審判に言います)を済ませますが、最初は緊張して血統書名が出てこなかったり、、。脚側停座から始まります。
紐つき脚側行進 このときに紐はなるべくたるんでいる方が良いです。どちらかの手で片手で持ちます。白い紐がコの字型に引いてありそれの上を行きは常歩、
帰りは速歩で歩きます。
脚側停座に戻り、紐をはずして紐なし脚側行進の準備です。
一つの科目が終わって次の科目に進むまでの時間は、犬を誉めたりしてもOKですが、首輪を持ってはいけません。これは叩こうとしているのではありません、念のため。
続いて紐なし脚側行進です。なるべく嬉しそうに歩いている方がいいです。同じく帰りは速歩です。
指導手の姿勢がよくありませんねぇ、もっとホントは前を見ていたほうがよいです。
次は招呼です。「まて」と一声だけかけて向こうに行きます。審査員の指示で呼びます。ぴゅーーーと飛んできて、前で座るか、脚側につきます。どちらでもよいようです。
指導手かなりガニマタ、、
次はその場での「フセ」です。これも審査員の指示で。かってに起きてはいけません。まっすぐに伏せた方が良いです。
その場での立止、写真は少し斜めに立っていますが、これもまっすぐに立った方が良いです。
ふぅ、文字打ちつかれたので、
後半は、次回に。
競技会当日の体調やテンションが良いに越した事はないでしょうが「毎日の訓練」の積み重ねがいかに大切かがよくわかりますね
ワンコのすべての飼い主の憧れだと思います
こんにちは。書き込みありがとうございます。
競技会に限らず、ワンコと何かを一緒にするって楽しいですよね。
競技会である以上、順位はつきますが、順位だけではなくて一人と1頭で何かの目標を持って、それが出来たときは本当にうれしいです。
春にはまた運動会を行いますので、是非参加してくださいね。