『北の国から』 the favorite ⑤ TVシリーズ第19~24話(最終話)より
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第19話より。
ボクシングの試合を目前に控えた草太。
新聞記者が取材に来るが、ジムの会長である新吉(ガッツ石松)が出しゃばる。
スパーリングでも草太を攻めたて、まさに一方的。
草太にも良いところを、と言われ、彼に打たせるが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/27/01ee0a5f792839de5a78a1d8651bcf28.jpg)
新吉「この野郎!」
…振り出しに戻ります。
ガッツはきっと素でしょう。
いえ、彼に演技など求めてはいけません。
【74点】
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第21話より。
こごみ(児島美ゆき)に惚れてしまった五郎。
しかし彼女は、以前に中畑とも関係があった。
五郎のことを知った中川(尾上和、中畑の会社の従業員?)は、そのことを中畑の耳に入れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/0d/14a08196878147e6befa90706dc89696.jpg)
中川「五郎さんです。親友がついに兄弟におなりで(ニヤリ)。」
彼は、いったい何者なのでしょう。
最初からずっと出ているのですが、良いところは全部、クマ(南雲佑介)に持っていかれます。
そんな彼の、数少ない見せ場がこれなのです。
【65点】
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第21話より。
草太のボクシングの試合。
はじめは草太が押すが、1Rの終わりに形勢が逆転し、次の2RでKOされた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/4a/cb50e9a79576c790ea0551e81e795a18.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/ee/22693b00b672e3c4c06aaefcb8d2c5e2.jpg)
この試合、本気のガチンコだったそうです。
もしも草太が勝った場合、倉本先生はシナリオを書き直す約束になっていたとか。
その雰囲気は、画面を見ていると伝わってきますね。
例えば1Rと2Rの間。
普通の「スポーツドラマ」なら当然あるはずの、「草太さんがんばって」的なものがないのです。
いえ、それどころか、何一つ描かれていないのです。
あるのはゴングの音だけです。
余計な演技など、差し込む余地がなかったのでしょうね。
【85点】
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第23話より。
令子が急逝し、再びと東京へ来た純と蛍。
外に出ていた2人は、公園で吉野(伊丹十三)に会う。
吉野は純に、女の人を好きになったことがあるかと聞く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/6f/c2072537cad32f4523a103851c4d8b71.jpg)
吉野「今に好きになる。何度も。何度もいっぱい好きになる。これから始まる。」
「…おじさんは終わった。」
これは予言ですね。
まさしく純の将来です。
伊丹十三の話し方は淡々としていますが、こういう時によく似合いますね。
【80点】
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第23話より。
吉野に靴を買ってもらった純と蛍は、それまで履いていた靴を手放してしまう。
思い出の詰まった靴を捨ててしまったことを後悔した2人は、靴屋やその周辺のゴミ捨て場を探し回る。
それを警官に見咎められるが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/9e/99f3c2a7722128be8880d3ab7509c8fb.jpg)
警官「母さんはどこにおる?」
純 「4日前に死にました。」
警官「…このゴミの中に、確かにあるのか?」
優しいお巡りさんですよね。
これも良いシーンです。
この場面、倉本先生も気に入っているそうです。
【79点】
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第24話(最終話)より。
蛍のキツネが帰ってきた。
純に石を投げつけられ、罠に掛かって左の前足を失った、あのキツネだ。
キツネは蛍の手から餌をとり、次いで純にも近付く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/3d/6e6632ac8da4a506e2a93c9f9dad2496.jpg)
最終回にふさわしいシーンですね。
でもこれ、実際には順序が逆なのだそうです。
撮影が始まったばかりの頃、足のないキツネが不意に現れたのがきっかけだったとか。
とりあえずこのシーンを最終回用に撮っておいて、罠とかの話は後で考えたそうです。
その証拠にこの場面だけ、純と蛍の背が縮んでいます。
撮影の1年間で、吉岡秀隆は8cm、中島朋子は10cmも背が伸びていたそうですからね。
こればっかりは、ごまかしようがありません。
彼らが着ている服も、はじめの頃のものに戻っていますよね。
それはともかく、上手くつなげたものです。
【79点】
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第19話より。
ボクシングの試合を目前に控えた草太。
新聞記者が取材に来るが、ジムの会長である新吉(ガッツ石松)が出しゃばる。
スパーリングでも草太を攻めたて、まさに一方的。
草太にも良いところを、と言われ、彼に打たせるが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/27/01ee0a5f792839de5a78a1d8651bcf28.jpg)
新吉「この野郎!」
…振り出しに戻ります。
ガッツはきっと素でしょう。
いえ、彼に演技など求めてはいけません。
【74点】
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第21話より。
こごみ(児島美ゆき)に惚れてしまった五郎。
しかし彼女は、以前に中畑とも関係があった。
五郎のことを知った中川(尾上和、中畑の会社の従業員?)は、そのことを中畑の耳に入れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/0d/14a08196878147e6befa90706dc89696.jpg)
中川「五郎さんです。親友がついに兄弟におなりで(ニヤリ)。」
彼は、いったい何者なのでしょう。
最初からずっと出ているのですが、良いところは全部、クマ(南雲佑介)に持っていかれます。
そんな彼の、数少ない見せ場がこれなのです。
【65点】
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第21話より。
草太のボクシングの試合。
はじめは草太が押すが、1Rの終わりに形勢が逆転し、次の2RでKOされた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/4a/cb50e9a79576c790ea0551e81e795a18.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/ee/22693b00b672e3c4c06aaefcb8d2c5e2.jpg)
この試合、本気のガチンコだったそうです。
もしも草太が勝った場合、倉本先生はシナリオを書き直す約束になっていたとか。
その雰囲気は、画面を見ていると伝わってきますね。
例えば1Rと2Rの間。
普通の「スポーツドラマ」なら当然あるはずの、「草太さんがんばって」的なものがないのです。
いえ、それどころか、何一つ描かれていないのです。
あるのはゴングの音だけです。
余計な演技など、差し込む余地がなかったのでしょうね。
【85点】
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第23話より。
令子が急逝し、再びと東京へ来た純と蛍。
外に出ていた2人は、公園で吉野(伊丹十三)に会う。
吉野は純に、女の人を好きになったことがあるかと聞く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/6f/c2072537cad32f4523a103851c4d8b71.jpg)
吉野「今に好きになる。何度も。何度もいっぱい好きになる。これから始まる。」
「…おじさんは終わった。」
これは予言ですね。
まさしく純の将来です。
伊丹十三の話し方は淡々としていますが、こういう時によく似合いますね。
【80点】
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第23話より。
吉野に靴を買ってもらった純と蛍は、それまで履いていた靴を手放してしまう。
思い出の詰まった靴を捨ててしまったことを後悔した2人は、靴屋やその周辺のゴミ捨て場を探し回る。
それを警官に見咎められるが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/9e/99f3c2a7722128be8880d3ab7509c8fb.jpg)
警官「母さんはどこにおる?」
純 「4日前に死にました。」
警官「…このゴミの中に、確かにあるのか?」
優しいお巡りさんですよね。
これも良いシーンです。
この場面、倉本先生も気に入っているそうです。
【79点】
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第24話(最終話)より。
蛍のキツネが帰ってきた。
純に石を投げつけられ、罠に掛かって左の前足を失った、あのキツネだ。
キツネは蛍の手から餌をとり、次いで純にも近付く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/3d/6e6632ac8da4a506e2a93c9f9dad2496.jpg)
最終回にふさわしいシーンですね。
でもこれ、実際には順序が逆なのだそうです。
撮影が始まったばかりの頃、足のないキツネが不意に現れたのがきっかけだったとか。
とりあえずこのシーンを最終回用に撮っておいて、罠とかの話は後で考えたそうです。
その証拠にこの場面だけ、純と蛍の背が縮んでいます。
撮影の1年間で、吉岡秀隆は8cm、中島朋子は10cmも背が伸びていたそうですからね。
こればっかりは、ごまかしようがありません。
彼らが着ている服も、はじめの頃のものに戻っていますよね。
それはともかく、上手くつなげたものです。
【79点】
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