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『北の国から』 the favorite ⑥

2006-05-26 19:26:40 | 『北の国から』 the favorite
『北の国から』 the favorite ⑥ 『'83冬』『'84夏』より

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『'83冬』より。
五郎は、みどり(正吉の母、林美智子)の借金を背負ってしまう。
借金を返すといっても、財産と呼べるものは土地だけである。
麓郷の仲間が手を差し伸べようとするが、彼は頑として聞かない。



清吉「地べた放したら、最後だぞ。」

TVスペシャルになってからは、清吉(大滝秀治)の出番はめっきり減ります。
ですが、こういう台詞はやはり、彼が言うと説得力がありますね。
杵次(大友柳太朗)亡き後、土地への執着を語れる者は清吉しかいません。
今作ではもう1人、松吉(笠智衆)が登場しますが、ボケちゃってますからねえ。

【67点】

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『'83冬』より。
五郎が負った借金のことで、みどり(正吉の母、林美智子)が詫びに来る。
彼女は直ぐ帰らなければならず、五郎は雪の中、富良野駅で見送る。
そこで五郎は、正吉をしばらく預かろうと申し出る。



みどり「どうして五郎ちゃん、そんなに優しいの?」

ダメな人間ですが、どこか憎めませんよね。
飲む、拝む、走る、正吉を張り倒す。
僕はこの人、大好きです。
母親のいない純と蛍の家。
父親のいない正吉の家。
『北の国から』では、この対比が良く描かれているように思います。
その分、この一家のこともよく語られていますね。

【71点】

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『'84夏』より。
丸太小屋の火事。




五郎「2年半か。儚い丸太小屋だったねえ。」

これはすごい迫力でしたね。
丸太小屋をもう1件建てて、ホントに燃やしてしまったんですからね。
上の台詞は、消火後、五郎が中畑と2人きりの時に言ったものです。
あまり泣き言を言わない五郎ですが、さすがにこたえたようですね。

【85点】

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『'84夏』より。
富良野駅で正吉を見送った後、五郎一家はラーメン屋に入る。
そこで純は、火事のことなど、自分の胸に詰まっていたことを全て打ち明ける。
そんな空気を察しない店の者は、ろくに手もつけていない純のラーメンを下げようとする。



五郎「子供がまだ喰ってる途中でしょうが!」

このシーンのインパクトはすごいですよね。
どんな流れだったかを忘れたまま、五郎のこの台詞だけ覚えている人も多いのではないでしょうか。

【90点】(涙)

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