「大和」は、向島の日立造船所の敷地内にあります。
大企業が関係しているためでしょう、年末年始はお休みとのことで、年内の公開はこの日が最後でした。
先ずは前面から。
見ての通り、あるのは甲板と砲塔のみ。
艦橋とかは、別のセットやらCGなのでしょう。
海に沈むはずの部分もありません。
それから、艦首の部分も撮影当時にはなかったとか。
セットの一般公開に向けて、配給会社の角川書店が新たに予算を出して作らせたそうです。
次に側面から。
とにかくデカイです。
本物の戦艦というものを僕は見たことがありませんが、とてもリアルに感じました。
装甲のサビ具合とか、その匂いとかいったものが、そう感じさせたのでしょう。
この「大和」、中に入って寝台や厨房のセットを見ることができます。
厨房といえば、森脇(反町隆史)の仕事場ですね。
ここには、煮炊釜(にすいがま)なども置いてありました。
煮炊釜というのは、釜のバケモノとガスコンロを一体化したようなもの。
水や調味料であれば、200ℓやそこらは入ります。
何十人分、何百人分の料理を作るのにもってこいですから、もちろん今でも使われています。
こういったものは、何十年経っても変わらないようですね。
最後にこれ。
機銃です。
椅子が2つありますね。
左手には、機銃の上下角の調整のためのレバーと、発砲のためのフットペダルが付いています。
右手の椅子では、左右の回頭を担当します。
これを見て「2人で操作するんだな」と思っていたのですが、映画を見てそれが間違いだと分かりました。
写真の真ん中へんに、穴が3つ空いていますよね。
そこに弾薬のカートリッジを入れるのですが、これの担当が2人ほど必要なようです。
それから、これらの機銃のために、弾薬の補給に走り回る係が相当数。
何十、何百という乗組員が、戦闘中には甲板に出なければならないわけです。
危ないなんてレベルじゃないですよね。
映画でも、アメリカの戦闘機に一方的にやられている様が描かれています。
アメリカが制空権を確保した時点で、この「大和」の命運も決まっていたのかも知れません。
ところでこの機銃、当時の本物はフランスのホチキス社製だとか。
紙をとじる、あのホチキスです。
まあ、どんな業種であれ、時代に合った品物やらサービスやらを提供するのが企業というものです。
…が、兵器と文房具、ものすごい差ですよね。
この機銃には、色々な意味で考えさせられるものがありました。
大企業が関係しているためでしょう、年末年始はお休みとのことで、年内の公開はこの日が最後でした。
先ずは前面から。
見ての通り、あるのは甲板と砲塔のみ。
艦橋とかは、別のセットやらCGなのでしょう。
海に沈むはずの部分もありません。
それから、艦首の部分も撮影当時にはなかったとか。
セットの一般公開に向けて、配給会社の角川書店が新たに予算を出して作らせたそうです。
次に側面から。
とにかくデカイです。
本物の戦艦というものを僕は見たことがありませんが、とてもリアルに感じました。
装甲のサビ具合とか、その匂いとかいったものが、そう感じさせたのでしょう。
この「大和」、中に入って寝台や厨房のセットを見ることができます。
厨房といえば、森脇(反町隆史)の仕事場ですね。
ここには、煮炊釜(にすいがま)なども置いてありました。
煮炊釜というのは、釜のバケモノとガスコンロを一体化したようなもの。
水や調味料であれば、200ℓやそこらは入ります。
何十人分、何百人分の料理を作るのにもってこいですから、もちろん今でも使われています。
こういったものは、何十年経っても変わらないようですね。
最後にこれ。
機銃です。
椅子が2つありますね。
左手には、機銃の上下角の調整のためのレバーと、発砲のためのフットペダルが付いています。
右手の椅子では、左右の回頭を担当します。
これを見て「2人で操作するんだな」と思っていたのですが、映画を見てそれが間違いだと分かりました。
写真の真ん中へんに、穴が3つ空いていますよね。
そこに弾薬のカートリッジを入れるのですが、これの担当が2人ほど必要なようです。
それから、これらの機銃のために、弾薬の補給に走り回る係が相当数。
何十、何百という乗組員が、戦闘中には甲板に出なければならないわけです。
危ないなんてレベルじゃないですよね。
映画でも、アメリカの戦闘機に一方的にやられている様が描かれています。
アメリカが制空権を確保した時点で、この「大和」の命運も決まっていたのかも知れません。
ところでこの機銃、当時の本物はフランスのホチキス社製だとか。
紙をとじる、あのホチキスです。
まあ、どんな業種であれ、時代に合った品物やらサービスやらを提供するのが企業というものです。
…が、兵器と文房具、ものすごい差ですよね。
この機銃には、色々な意味で考えさせられるものがありました。