また 少し前の話になるのですが
京都に ウクライナのバレエ団が来ました
京都市は そもそも 旧キエフ と呼んでいた キーウと姉妹都市です
思えば 何十年も前からキエフバレエ団 と呼ばれていた一行は
毎年京都市に来てくれて
大抵 白鳥の湖を踊ってくれておりました
京都と姉妹都市 が 所以でありました
言うちゃ悪いですがここだけの話
京都のホールはあまり バレエとかオペラには適していないところばかりで
それにも関わらず キエフバレエ団は
(以前はアマチュアの舞踊家にさえ、あそこの床は立て付けが悪くて踊れるもんじゃないと噂される)
粗末な舞台で踊ってくれていたのです
他の外国からのバレエ団は京都は 完全スルーです
ホールが新しくなった今でも…
数年前、久しぶりにまた見に行こうかとチケットを取ったら
その年はコロナが流行して翌年に延期となり
ようやく コロナの流行が収まって 今年こそ 見に行けるわ と思った その年に ウクライナで戦争が始まったのです
私たちは心配しました
コロナでダメだったけどその次は戦争で来れないかもしれないと
ところが見事に全国ツアーを成し遂げたようです
というのが 昨年のことです
そしてまた今年もやってきたのです
まだ予定は残っているようですので
お近くにお住まいの方は行ってあげてください
何の応援もできないけれど せめてとプログラムを買いました
プログラムの中には 団員の近況と日本公演への思いが綴られています
キーウクラシックバレエ と書いてありますがウクライナの各地のバレエ団から選抜で集まったような感じですね。
戦争が激化した地域のダンサーはとりあえず 国外に逃れたけれども
未だ祖国には戻れていない
そういう方たちがこのバレエ団に合流して
今回やってきてくれたみたいです
まだまだ収束しそうにない戦い
そんな中で世界各国から公演以来があって
世界各地を回っているようです
そういうわけでかえってか 選りすぐりのダンサーたちが集まったとも考えられます
(プログラムの表紙と自分で撮った 花 の写真を合成してみました)
日本人も数名 おられます
日本人の方もウクライナとダンスを愛しておられて…
今年の公演は昨年よりもさらに美しく パワーアップした気がします
今まで見た どのバレエ団 よりも 美しく感じました
ダンサー お一人お一人が 本当に 真剣に踊ってらっしゃったんでしょうね
(適当な模様の写真を背景に画像合成しております)
10月10日が最後の公演日のようです
ブラボー! でした