こんにちは!
先週に引き続き祇園祭の話題。
先週は祇園祭、後祭の山鉾が建ちました。
夫の実家がこの祇園祭の地域に近いところにあり、
夫にとっては子供の頃から大変身近な祭であります。
今年2021年はコロナ問題で
山鉾巡行は中止。
しかし山・鉾を建てるかどうかは
それぞれ各町での判断となりました。
粽(ちまき)販売も各町それぞれ。
すべての山鉾を訪問できていませんが
北観音山(きたかんのんやま)、南観音山(みなみかんのんやま)、大船鉾(おおふねぼこ)を見てきました。
梅雨もあがって、暑いしイヤだな~
出かけるの、絶対午後12時とか1時とかあり得ない!
夕方に行こう、夕方に、
ということで、まだ明るい夕方に行きました。
夫の家から歩いてしばらくして
北観音山(きたかんのんやま)に来ました。
お囃子(はやし)の音は遠くから聞こえてきていました。
あ、今年は山の上に乗らずに町会所でお囃子か。
密を避けるためでしょうか。
山鉾にこのような豪華な飾り付けをするようになったのは室町時代から。
当時の豪商が、舶来の織物や高名な画家、建築家の細工物などを収集し、
山鉾に飾り付けるようになりました。
北観音山の南隣、南観音山です。
観音山というだけあって、観音様の絵の織物が掛けられています。
さらに道を南へ行きますと、
大船鉾(おおふねぼこ)があります。
船頭にあるのは龍です。
今まで白木でしたが今年から金箔が張られ、
ことしはゴージャスです。
平成26年に復興したところなので、すべてが真新しいです。
コチラは鉾に乗ってお囃子をやっていました。
手前の欄干に座っている人は鉦方(かねかた)
鉦方のたたくバチの先にカラフルな紐がついていて
バチを上下させると紐も上下します。
視覚的にお囃子を感じることが出来ます。
コチラは船尾です。
粽(ちまき)だけでなく、扇子や手ぬぐいなどを売っています。
去年の粽、一年間家の鴨居に掛けていたものをここに返します。
大船鉾の町会所。巡行するときに乗せるご神体(しんたい)ー神功皇后(じんぐうこうごう)が置かれています。
粽(厄除けのためのものですよ)食べない食べない。
その横は安産の祈願をかけた腹帯
大船鉾は妊娠中の神功皇后が船にのって戦争の指揮をとり、
無事勝利して帰ってきたという話が元になっているためです。
大船鉾のミニチュア。呉服の小物屋さんの店先。
早くコロナの災いが解決に向かいますように。
コロナの難を通して互いに支え合う事の出来る、平和な世界が来ますように。
オリンピックやっぱり開催しちゃいましたね。
それはそれでしっかり見て応援しています。
いろいろ励まされます。
それではまた。
皆さんお元気で。