こんにちは。
もう九月ですね。
台風の行方が気になりながら書いています。
八月に稲川淳二さん怪談ナイトを聞きに行ったことはこのあいだ書きました所です。
そのときもらった稲川さんグッズのカタログのなかに
「恐いほど人の心をつかむ話し方」という本があり、
ネットで買ってみました。
この手の指南本(と言うのでしょうか、)は世に多々あれど、
これは本当に読み手に稲川さんの心がじわっと伝わってくる
楽しくもためになる本です。(まだ全部読み切っておりませんが)
〈新聞広告風に白黒にしてみました〉
そのときもらった稲川さんグッズのカタログのなかに
「恐いほど人の心をつかむ話し方」という本があり、
ネットで買ってみました。
この手の指南本(と言うのでしょうか、)は世に多々あれど、
これは本当に読み手に稲川さんの心がじわっと伝わってくる
楽しくもためになる本です。(まだ全部読み切っておりませんが)
〈新聞広告風に白黒にしてみました〉
怪談ナイトでのお客さんの思い出も書かれてありましたし、
昔のテレビ番組時代の苦労話も稲川さんは上手く笑い話として語られています。
普通の人が苦労話をすると、ただの愚痴に聞こえてしまうのにね~と思います。
重い障害を持って生まれた息子さんの話もさらっと書かれてましたが、
さらっとなのに、うるうる来てしまいました。
言い方が上手いんですね。
面白かったのは、、、
~「自分が偉いとおもっている人との会話はどうするか」
「私はこの手の人と出会ったら、褒めて持ち上げます。…
褒めて持ち上げ、褒めて持ち上げその繰り返しをやって相手をどんどんノセていく。…
それをやっているうちに相手は言葉数が少なくなって来て身動きができなくなってくるんですね。…
まるで我がもの顔で走り回っていたゴキブリが殺虫剤を浴びて次第に体を動かさなくなっていく感じです。」~
面白い意見ですが、さすがにゴキブリにまでおとしめられるのは稲川さんしかいませんよ。
と思いつつ面白いです。
上手い話し方とは単にテクニックではないこと
とにかく一生懸命話すこと、など
結局は心を込めて、真実に話すことが一番なのかな、
いろいろ書かれているけど
結局稲川さんは人間が好きなんだな。
いい人も悪い人もとにかく人間観察がお好きで、
人の話を聞くのもお好きで、
そして人に話をするのもお好きなんだな
ということがよくわかりました。
話し方に日々工夫を重ねながらも、
気持ちのこもった語りをされる稲川さんの姿が見えてきました。
〈見開きページ〉