皆さんこんばんわ。あがりです。
あがりがその昔、離婚したての頃の話。名古屋で働いていたあがりは娘を引き取って地元である金沢に帰ってきました。
就職情報誌を見て、娘を育てるためにと、給料の良い営業の仕事を見つけたのでそこへ就職しました。入社したての新入社員なのに、給料は30万円を超えており、お金的には非常に良かったと思います。しかし、実情は…。
朝の6時30分に出勤。8時ごろに出勤してくる上司の為にデスクをキレイにして、朝礼をしたら車に乗って即営業に出ます。来たこともない工事関係者を装った作業着を着て、某電話会社の工事の者です!とそこらじゅうの会社のオフィス電話のリース契約を取ってくるという仕事です。すでに他社でリース契約を結んでいた場合は「電話が使えなくなるかもしれない」とか「二重でリース料金を払わなくてもいいようにします」と言って半ば無理やりに契約させる場合もありました。
ある日、富山県で営業していた時のこと。こちらは電話の知識も回線の知識もない素人。営業においても接客はしたことがあっても、飛び込み営業をしたことはありません。そんな役立たずが、大きな会社など相手にできるわけもなく、あがりが狙うのは性格の優しそうな年配の夫婦が経営するような小さな商店でした。
あがりが見つけたのは小さなクリーニング店。それも自宅の入り口をカウンターにして、老夫婦が経営している店でした。マニュアル通りに説明をしたら、ご主人は何も疑う素振りも見せずに契約をしてくれました。その時、こんな質問をされました。
「リース期間中にワシらが死んだら、リース料はどうなるんや?」
その時、自分は誰に対して営業をしているんだろうと疑問を持ちました。世の中で商売活動とは、需要と供給があって、「欲しい」と思うものにお金という対価を支払って手に入れることだと思います。消費者が欲しいと思うものに、機能性、利便性などの付加価値を説明し、保証を含めた安心で安全な商品を提供することが本当の姿だと思います。
しかし、当時のあがりが行っていたのはまさに詐欺。言葉巧みにリース契約を結んで8日間逃げ切るような営業をしていた自分が本当に恥ずかしいです。
先日、その会社の名前をインターネットで検索したら「詐欺」「消費者センター」「苦情・クレーム」といったワードが出るわ出るわ…。その会社をあがりは2カ月も経たないうちに辞職しました。
「俺には飲食業での接客しかないかな~」なんて思う中に、「お金お金…」と思う自分もいて、就職情報誌で目が行くのは「レストラン店長候補」か「パチンコ店勤務」ばかり。娘を育てるということは棚に上げて、自分のことばかり考えていたようです。
「娘の為に!」と思うなら何でもできるはず。でも前述の会社のような詐欺まがいの仕事はしたくない。とうとう壁にぶち当たってしまったその時、就職情報誌で目に飛び込んできたのは「派遣会社」。あと数年で30歳になろうかというバツイチ子持ちのオヤジが「派遣会社」。親戚に会わせる顔もない…なんて思っていました。しかし、ここまで来たら体裁もメンツも関係ありません。恥もプライドも全部捨てて、派遣会社の玄関をくぐりました。
あれから6年以上が経ちます。人生の恩人とも呼べるその派遣会社の社長と、何の関連性もない鉄道関連企業に勤務する今も、友人付き合いをさせていただいております。
前置きが長くなりましたが、昨夜はその社長のお声掛けで、あがりは全然知らないのですが、その社長の友人の結婚式の二次会パーティーに参加しました。80人近く来ていた会場の中であがりが知っているのは
その社長と(横のアロハはあがりですよ)
あがりカフェ登場歴の長いMakopo君。
このMakopo君は先日のあがりの送別会にも登場していましたが、あがりの尼崎時代の親友です。派遣会社の社長を介しての友人です。人ってつながるんだな~。そのMakopo君も友人である社長に呼ばれて昨夜はわざわざ尼崎から金沢へやってきてくれました。じゃ、そのMakopo君と社長の関係とは…。アメリカのサンディエゴへの留学時代、2人はアメリカで初めて出会った日本人同士。そこからの友達だそうです。すごい出会い。そしてつながり…。こういうのを絆って言うんですね…。
そんな中から昨夜、あがりに新しくできた友人。マサル君を紹介します。
水嶋ヒロくんじゃないですよ。でもホンマに似てました。何を食ったらこんなに男前になんねやろ?
めっちゃカッコイイやんか…。
パーティーの後は他の友人も合流して、話に花を咲かせては歌い、歌っては飲んで話をして…。
カラオケボックスを出た後はお決まりの…
今回は王将でしたが、ラーメンですよ。…とその前に
もう飲めるか飲めないか微妙なラインなのにグラスビール。
あがりはみんなのオーダーをろくに聞きもせず、きっと社長が食べるんだと思って勝手に頼んだ「元祖ラーメン」の大盛!
すごい量!夜の12時を余裕でまわっているのにあくなきメガへの挑戦!
普段せぇへんのにこんなことをしたもんやから、少しでも消化をせねば…と繁華街から自宅のある場所まで約1時間、歩いて帰りました。帰宅したのは2時過ぎ。もちろん顔を洗って、歯を磨いたら即死状態で布団へ直行。
ちゃんと今日は6時前に起きて、普通に準備して8時前には出勤しましたよ。ちょっとしんどかったですがね…。でも大切な友人と過ごした大切な時間。そしてこれから友人たちと生きていく時間も大切な時間です。
あがりから友人たちへ。ホンマに昨夜はありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
今回のあがりカフェはここまで。皆さんにとっても大切な友人はたくさんおられることでしょう。その一つ一つのつながりにいつでも光が当たりますように…。We are not alone…。誰も一人ぼっちではありません。必ず、その背中を見守ってくれている人がいます。なんかクサいっすよね。では、また次回のあがりカフェでお会いしましょう。あがりでした。
あがりがその昔、離婚したての頃の話。名古屋で働いていたあがりは娘を引き取って地元である金沢に帰ってきました。
就職情報誌を見て、娘を育てるためにと、給料の良い営業の仕事を見つけたのでそこへ就職しました。入社したての新入社員なのに、給料は30万円を超えており、お金的には非常に良かったと思います。しかし、実情は…。
朝の6時30分に出勤。8時ごろに出勤してくる上司の為にデスクをキレイにして、朝礼をしたら車に乗って即営業に出ます。来たこともない工事関係者を装った作業着を着て、某電話会社の工事の者です!とそこらじゅうの会社のオフィス電話のリース契約を取ってくるという仕事です。すでに他社でリース契約を結んでいた場合は「電話が使えなくなるかもしれない」とか「二重でリース料金を払わなくてもいいようにします」と言って半ば無理やりに契約させる場合もありました。
ある日、富山県で営業していた時のこと。こちらは電話の知識も回線の知識もない素人。営業においても接客はしたことがあっても、飛び込み営業をしたことはありません。そんな役立たずが、大きな会社など相手にできるわけもなく、あがりが狙うのは性格の優しそうな年配の夫婦が経営するような小さな商店でした。
あがりが見つけたのは小さなクリーニング店。それも自宅の入り口をカウンターにして、老夫婦が経営している店でした。マニュアル通りに説明をしたら、ご主人は何も疑う素振りも見せずに契約をしてくれました。その時、こんな質問をされました。
「リース期間中にワシらが死んだら、リース料はどうなるんや?」
その時、自分は誰に対して営業をしているんだろうと疑問を持ちました。世の中で商売活動とは、需要と供給があって、「欲しい」と思うものにお金という対価を支払って手に入れることだと思います。消費者が欲しいと思うものに、機能性、利便性などの付加価値を説明し、保証を含めた安心で安全な商品を提供することが本当の姿だと思います。
しかし、当時のあがりが行っていたのはまさに詐欺。言葉巧みにリース契約を結んで8日間逃げ切るような営業をしていた自分が本当に恥ずかしいです。
先日、その会社の名前をインターネットで検索したら「詐欺」「消費者センター」「苦情・クレーム」といったワードが出るわ出るわ…。その会社をあがりは2カ月も経たないうちに辞職しました。
「俺には飲食業での接客しかないかな~」なんて思う中に、「お金お金…」と思う自分もいて、就職情報誌で目が行くのは「レストラン店長候補」か「パチンコ店勤務」ばかり。娘を育てるということは棚に上げて、自分のことばかり考えていたようです。
「娘の為に!」と思うなら何でもできるはず。でも前述の会社のような詐欺まがいの仕事はしたくない。とうとう壁にぶち当たってしまったその時、就職情報誌で目に飛び込んできたのは「派遣会社」。あと数年で30歳になろうかというバツイチ子持ちのオヤジが「派遣会社」。親戚に会わせる顔もない…なんて思っていました。しかし、ここまで来たら体裁もメンツも関係ありません。恥もプライドも全部捨てて、派遣会社の玄関をくぐりました。
あれから6年以上が経ちます。人生の恩人とも呼べるその派遣会社の社長と、何の関連性もない鉄道関連企業に勤務する今も、友人付き合いをさせていただいております。
前置きが長くなりましたが、昨夜はその社長のお声掛けで、あがりは全然知らないのですが、その社長の友人の結婚式の二次会パーティーに参加しました。80人近く来ていた会場の中であがりが知っているのは
その社長と(横のアロハはあがりですよ)
あがりカフェ登場歴の長いMakopo君。
このMakopo君は先日のあがりの送別会にも登場していましたが、あがりの尼崎時代の親友です。派遣会社の社長を介しての友人です。人ってつながるんだな~。そのMakopo君も友人である社長に呼ばれて昨夜はわざわざ尼崎から金沢へやってきてくれました。じゃ、そのMakopo君と社長の関係とは…。アメリカのサンディエゴへの留学時代、2人はアメリカで初めて出会った日本人同士。そこからの友達だそうです。すごい出会い。そしてつながり…。こういうのを絆って言うんですね…。
そんな中から昨夜、あがりに新しくできた友人。マサル君を紹介します。
水嶋ヒロくんじゃないですよ。でもホンマに似てました。何を食ったらこんなに男前になんねやろ?
めっちゃカッコイイやんか…。
パーティーの後は他の友人も合流して、話に花を咲かせては歌い、歌っては飲んで話をして…。
カラオケボックスを出た後はお決まりの…
今回は王将でしたが、ラーメンですよ。…とその前に
もう飲めるか飲めないか微妙なラインなのにグラスビール。
あがりはみんなのオーダーをろくに聞きもせず、きっと社長が食べるんだと思って勝手に頼んだ「元祖ラーメン」の大盛!
すごい量!夜の12時を余裕でまわっているのにあくなきメガへの挑戦!
普段せぇへんのにこんなことをしたもんやから、少しでも消化をせねば…と繁華街から自宅のある場所まで約1時間、歩いて帰りました。帰宅したのは2時過ぎ。もちろん顔を洗って、歯を磨いたら即死状態で布団へ直行。
ちゃんと今日は6時前に起きて、普通に準備して8時前には出勤しましたよ。ちょっとしんどかったですがね…。でも大切な友人と過ごした大切な時間。そしてこれから友人たちと生きていく時間も大切な時間です。
あがりから友人たちへ。ホンマに昨夜はありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
今回のあがりカフェはここまで。皆さんにとっても大切な友人はたくさんおられることでしょう。その一つ一つのつながりにいつでも光が当たりますように…。We are not alone…。誰も一人ぼっちではありません。必ず、その背中を見守ってくれている人がいます。なんかクサいっすよね。では、また次回のあがりカフェでお会いしましょう。あがりでした。