雑想

写真、カメラ、車、音楽、旅、ラーメンなど個人的な趣味のごった煮的な日記です。

さよなら親父、の7

2023-05-20 20:57:54 | 雑想

ECから来た中古カメラのセンサーに手で擦った跡やらゴミやらが点在して絶句する。入荷点検をしてボディ番号を確認しようとしたスタッフが何気なくボディキャップを外して見つけたらしいが、これはあまりにもひどい。50諭吉以上する中古がコレって管理体制はどうなってんだろ。結局僕が拭き拭きしたけど。

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早朝の散歩から帰ってきたらもう全員起きていて、そのまま朝食会場へ。全然食欲がないし、何を食べても味がしないのは僕が疲れているのか元々味が薄い料理なのか。妹の旦那さん、甥っ子の二人は一度家に戻って告別式の前には来るとのこと。時間まで余裕あるので、喪服に着替えて畳の上にゴロンと寝転がって暫しの休息。うー、眠いけど寝られないし頭は痛いしで具合悪い。時間も経ち。妹の家族も揃って宴会場にあった父の遺体は告別式の会場に移動。いよいよ告別式。

父の会社関係のお客さん2名参加で、今度こそほぼ家族葬といった感じ。読経が響いて焼香して。ほぼ昨日の通夜とやっている事は同じのような気がするんだけど、多分お経の内要とかが違うんだろうな。ウチは浄土宗なので「南無阿弥陀仏」なんですね。みんなで合掌しながら合唱したり。関係無いけど、お経の内要やありがたさって死んだらすぐ理解出来ると思います?天井から会場を眺めて「あぁ、何言ってるかわからんけど、俺の写真飾ってあってお経唱えられているから、多分俺は本当に死んだんだろうなぁ」って実感するんだろうなぁ。

棺桶に入った親父の周りに花を散りばめて、お金と使っていたメガネ入れて棺桶の蓋を閉じる。地域によっては棺桶と蓋を釘打ちするらしいのですけどこちらではそういう事はしないそうで。いよいよなぁ、父の顔も見納めなんだな、と思ったら横にいた相方が号泣。おそらく自分の父が逝った時の事を思い出しているらしい。

出棺。棺桶を専用のバスに乗せ僕らも同乗。多分雁来ICから高速に入って手稲方面へ。そうなんだよなぁ。どこで火葬されるとかも全然知らされていなくて、昨日からこっちはノープランで会場の方に丸投げ状態。これでいいんかな、と思いつつプログラム通りに進行。多分銭函ICで降りて、あとで調べたら「札幌市山口斎場」というところへ。

ここがまぁー、でかくて立派なところでびっくり。で、お客さん(といっていいのか)もいっぱい。これでも今日は空いている方らしい。会場内には棺桶を乗せて移動する専用の電動カートがあって、この電動モーターの音ってのが妙に頭に残る音で、シーンと静まった会場内に響き渡る。1Fで親父の棺桶を火葬する炉に入るのを見送って2Fの待合室へ。弁当が置いてあって、ちょっと早い昼食。

火葬が終わるまで90分ちょっとかかるらしい。食後に相方と室内を散策。待合室も半分以上埋まっていて、ロビーや喫茶室も混雑。いやはや。外に出るバルコニーがあって出てみたり、1Fに降りるエスカレータあって降りてみたら、係員さんが血相かえてやってきて「ここは危険なのではいらないでください!」と怒られる。どうも火葬が終わって収骨する専用のロビーらしい。関係者以外うろうろして良い場所じゃないわな。

続く。

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