雑想

写真、カメラ、車、音楽、旅、ラーメンなど個人的な趣味のごった煮的な日記です。

あら川/上越市土橋

2023-07-13 20:58:00 | ラーメン

ヤフコメ系の投稿って、結局「いいね!」が欲しいだけなんじゃないかと。批判する内容の記事で批判する内容を書けば、かなりの確率で「いいね!」が来るのは間違いは無く、自分の主義主張云々よりも流れに乗って承認欲求を満たす方が気持ち良いんだろうな。普通に投稿してもいいねの数が伸びないから自分勝手な「憶測」とか「妄想」に近い飛躍した投稿を繰り返す。それにいいねする人もどうかと思うけど、そうやって対象になった人が自殺したり人生が狂ったりする。本来、本人を目の前に言えない文章は書くべきでは無いと思うんですよね。

*****

上越に幻のラーメン屋さんがありましてね。営業時間もよくわからなくて、どうも麺が数量限定のようで12時前には暖簾を下げることも多くて。以前12時前に相方と行った時に暖簾は上がっていたのですが、「麺が一食分しかなくて」と言われてがっかりして以来のリベンジ。

今日は11時30分前着。暖簾は上がっている。入り口の引き戸を開けて初見故ドギマギしていると、奥のカウンターに案内される。奥のカウンターでラーメンを待つのかな?と思ったら、ここが順番待ちのスペースだとか。事実上、ラーメンを食べられるカウンターは10席程みたい。

待合カウンターには僕らを含めて6名ほど。僕らが来たタイミングで「何にしますか?」と順番に聞かれましたが、そもそも待合カウンターの壁にもカウンターにもメニューは無くて、前のお客さんが大盛り、大盛り、と続くので初見故「普通」と返答。もう、ほぼ常連しか来ないような感じかな。

11時45分ごろに一人のお客さんご来店。「今日はもう最後で普通しか出来ませんがいいですか?」と。どうも僕らがラス前のお客さんだったようです。11時45分にオーダーストップ、ご年配の店員さんそそくさと暖簾を下げて、11時50分にようやく本当のカウンターに通される。で、12時ちょっと過ぎに着丼。

改めて見るとメニューは大と中のみ。ご年配の店員さんはお手伝いさん的な感じで、もう少し若い女性の店主さんが事実上一人できりもり。コロナ禍で麺量を制限して来客数を減らしていたようですが、一人でできる限界もあるからなぁ。今後も上越イチ幻のラーメン屋さんの称号は続くと思われます。

 

具材はチャーシュー、メンマ、ネギという実にシンプルなラーメン。モチモチツルツル食感の麺は能生のあさひ楼に匹敵するくらい柔らかい。スープは若干醤油が強いけど出汁のコクも感じる脂層もあるのでそこそこコッテリ感も味わえる。ジャンルで言うなら昔ながらの中華そばですが、それだけではない一種のカリスマ性を感じる。

チャーシューがね、意外とオイリーでこの麺とスープに合っていないような感じもするのだけど、食が進んでスープと麺の味わいにちょっと飽きた時にこのチャーシューが良い仕事をしてくれる。見た目も味も地味ですが、トータルバランスとしてはリピしたいと思う一杯であると思います。いやぁ、美味しかったです。入店に際してはいろいろハードル高いですが、もう一度行ってみたいお店です。

ラーメン屋さんとは思えない退店後の様子。暖簾だけが目印ですが、引き戸横にある窓の奥にちょっと見える暖簾が閉店の証。


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