雑想

写真、カメラ、車、音楽、旅、ラーメンなど個人的な趣味のごった煮的な日記です。

MORE! MORE! MORE!/capsule

2008-11-19 00:30:45 | 音楽
小室某氏が民衆の要望するサウンドをリサーチして曲作りをしていたのなら、この中田ヤスタカ氏は全くの逆で、自分の求めるサウンドを民衆の(あるいは今までのファンをも)意見そっちのけで曲作りをしているような感じがする。

いや、多くのアーティストは元々そんな曲作りをしているハズなのだが、年数がたってくると「いかに民衆に受けるヒット曲を作るか」というのが、民衆やレコード会社側からの無言の圧力になってくるのかもしれない。

MARQUEE Vol.69のcapsule特集(非常におもしろいので、capsule好きは購入をオススメします)でPerfumeについても「たしかに『売れたらおもしろいな』って思って作ってはいるんだけど、売れるのが一番の目標で作ってきたわけじゃないし」と言い切る。常にリスナーの先で追い付くのを待っているのだ。でも追い付いた頃には既に、そのずっと先に彼等はいる。

capsuleの場合、ある意味ファンを裏切り続けるサウンドを、実はファンが待ってたリするのだけど、このMORE! MORE! MORE!もリスナーの想像の域を越えたサウンドです。かっこいい、ってもんじゃない。今回は結構メロディアスで分かりやすい。カーステレオでガンガン聞くのもいいけど、ヘッドフォンで細かい音を楽しむのもよろしいかと。



「でもcapsuleは自分で聴くために作ってるところがあるんで。僕が一番のリスナーでありたいんですよ、capsuleは」と。たしか大泉氏もどうでしょうについておんなじ様な事言ってたような。


コメント
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