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■昨夜遅くに続いてのお知らせの2つ目です。29日(つまり明日)の『「町奉行日記」を読む』に続いて、30,31日の2日間、岐阜市の北西部にある「マーサ21」というショッピングセンターの中でも朗読をさせて頂きます。え、ショッピングセンター?と奇異に思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、その附属施設のホールにて、です。毎年行われている「平和展」(主催:岐阜市職員労働組合連合会/後援:岐阜市/岐阜市教育委員会)に参加させて頂くことになりました。以下、新聞記事を引用させて頂きます。
2011平和をつむぐ:「原爆」テーマに平和展--30、31日 /岐阜
◇岐阜市職労連合会主催 「恐ろしさ再認識して」
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20110723ddlk21040006000c.html
「岐阜市職員労働組合連合会主催で、29回目。3部構成の特別イベントも企画した。午前10時半から自治労のボランティア派遣として宮城県石巻市で避難所の運営支援をした職員らが復興支援報告を行う。午後1時から長崎の原爆をテーマにした朗読「祭りの広場」(林京子原作)を俳優ニシムラ・タツヤさん(35)=名古屋市=が朗読する。午後2時10分からは広島の原爆を描いた「黒い雨」(東映・井伏鱒二原作)を上映する。」
■…コラー毎日新聞!いちばんの催し物のキモである作品のタイトルを間違えないでくれよおお!正しくは「祭りの場」です。3作品の連作をまとめた形となっているもののうち、「曇り日の行進」を読ませて頂きます。テーマに沿って原爆のことを考えてみて、プログラムの中である程度の異彩を放ちたいと思いまして、あえて長崎で勤労動員中に被爆された体験をお持ちの林さんの作品を取り上げさせて頂くことにしました。ちょうど戦争が終わって15年程経過したころの、関東地方のある都市を舞台にした物語となっています。そして、今フクシマの皆さんが言い知れない恐れや不安と隣り合わせにいらっしゃることにも通じる状況が描写されています。しかしながらこれを意図的に切々と、ではなくあくまで客観的に描写する読みをできたらいいのでは、と考えています。イデオロギーがなくとも、真にアクチュアルな要素は聞いて下さる方に届くのではないかなんて書いてしまうと、イベント的にまずいのかもしれませんが(笑)
■お近くの方、買い物ついでに是非お立ち寄りください。両日とも午後1時からの1時間です。無料でご入場頂けます。よろしくお願いいたします。
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