Notes3~ヨミガタリストダイアリー

名古屋市在住の俳優/朗読者・ニシムラタツヤの演(や)ったり読んだりの覚え書き

「Roukyoku Rock You!2017」ありがとうございました

2017年05月05日 | 朗読・声の周辺



■一昨日、恒例となりました年1回の企画、『春野恵子の「浪曲ロッキュー!2017」』ほぼ満員のお客様をお迎えして、無事終了することができました。ご来場の皆さま、気にして頂いた皆様、誠にありがとうございました。ゴールデンウィークのまっただ中の開催で、しかも中途半端な時間設定という条件の中で、多くの皆さまに聴いて頂けたこと、本当に有難いことだと思います。

■今回は、2013、15、16年の企画では取り上げられなかった古典、それも「許嫁もの」の2本を揃えてお送りしました。「天狗の女房」と「阿波の踊り子」という、偶然にも四国が舞台の2本でした。どっちも抗いきれぬ「運命」に翻弄される女性の物語、そりゃ完全には想像できるわけじゃありませんけれども、演者の春野恵子さんも、曲師の(一風亭)初月さんも、気合十分のセッションを見せて頂き、席亭役の私としても、胸にじんわり、頭に見知った四国の風景が浮かんでくる良い時間を過ごさせて頂きました。

■お客様からも、

「浪曲にはまりそうです」
「名調子に思わず泣いてしまいました」
「語りと歌で別人のような凄み!」

…なんか、写していてひたすら「ああ、有難いなあ」と手を合わせたくなるようなアンケート用紙ばかりで、こんなことは演劇制作では味わえないなあ、とも感じました。また、SNSでも、たとえばこんな反応を頂きました。



■レベルの高い表現に、それを受け止めて下さるアンテナの高いお客様が生み出した、幸せな時間と空間であったと思いますし、これからも、こんな場が生まれることを目指してやれたらなあ、と改めて思ったところです。今後とも、春野恵子とN.H.K(名古屋に春野恵子を呼ぶ会)をどうぞよろしくお願い申し上げます!次回は、会場でも発表いたしましたが、8月11日(山の日)、千種駅前の喫茶モノコトにて、ピアニストの赤石香喜さん(http://www.gong-net.com/akashi/)との組み合わせで、「浪曲ロックンロール」での登場です。ご期待下さい!

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