Notes3~ヨミガタリストダイアリー

名古屋市在住の俳優/朗読者・ニシムラタツヤの演(や)ったり読んだりの覚え書き

6月中旬からの記録(1)ふらり大阪。

2012年06月30日 | 舞台特に演劇
■気がつけばブログの6月の更新はわずか1回でした。それもこれも先月はいろいろなことがし過ぎまして、せっかく見に来て頂いている方をがっかりさせたのではないかと。そういうわけで何回かに分けてここ半月くらいのご報告です。



■6月10日(日曜日)。ちょっと仕事した後、新幹線で大阪へ。中崎町の小劇場、MOVE FACTORYへ。5月下旬に急遽決まった、横山拓也さんのユニット「iaku」を迎える前に、1度観ておきたいと思ったので、ちょうど良いタイミングでサキトサンズ「梨の礫の梨(なしのつぶてのなし)」を観ることに。
■宮川サキ、Sun!という2人の女優の渡り合いもさることながら、本当にどこかであったかもしれないように話を組み立てた上で、俳優に語らせることにより客席になにかもやもやっとした幻を見せる、虚実のバランスが絶妙な横山戯曲にグッときました。ああこういう感じがあと半月もすれば名古屋で観られるんだなあ、と嬉しくもあり、何とかせねばならんと気合いを入れ直しました。宮川さんは、かなり昔のpinkish!で、Sun!さんは昨年のINDEPENDENT(三重県文化会館)で拝見したことがあったのですが、こういうパッケージであれば遠い地域の実力ある役者さんをお呼びすることはそんなに難しくないかもなと思う。



■その後、歩いて同じ中崎町のコモンカフェへ行き、石原正一さんの「マンガロ ダブルス」を。さっきは虚実ないまぜだったけど、こちらは石原さんもゲストの蟷螂襲さんもリアルおっさん(失礼)。でもおっさんのリアルでないと「深夜食堂」の何だかやりきれない感じは出せなかったんだろうなあ、と深く納得。いつか自分もコモンカフェで朗読やりたいです。石原さんからも自分らも名古屋に呼んでくれ、と言われつつ、最終の新幹線で帰名。



■もう1人で活動をするようになる前から10年以上、京阪神に芝居やら何やらを観に行っているが、そろそろそうして積み重ねてきたものを、より多くの方に還元しなければならない時期が来ているのだろうなと思いつつ帰宅しました。この翌週には九州にひとっ飛びすることになるのですが、それはまたエントリを改めてということで。

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