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Notes3~ヨミガタリストダイアリー

名古屋市在住の俳優/朗読者・ニシムラタツヤの演(や)ったり読んだりの覚え書き

確かに軽く、そして迷子も…

2004年10月12日 | インプロについて
いや、確かに軽いですよ。今日の書き込みとか修正、
非常によろしいです。って、この文章は日付けが変わって
14日の未明にしているわけですが。

…オマリーのおかげだろうか?

まあ、これをご覧頂いているかどうかは分かりませんが、
「即興実験学校in名古屋2」、FAXでこちらにご連絡頂いた
方の中で、裏表を逆にして送信されたものがありました。

家人「あんた、自分のとこのチラシうちにおくってどうすんの?」

 私「は?してないけど」

家人「何だか表面だけ送られて来たわよ」

 私「…む?」

こればっかりはフォローのしようがありませんので、
誠に申し訳ありませんが、もう一度お送り下さいませ。




「即興実験学校in名古屋②」参加者募集中です!

2004年10月10日 | インプロについて
今日はお誘いをば。

実際に役者をしている周辺の人にも、名古屋においては
なかなか認知度が得られていない「インプロ」です。

「何だか訳のわからないことを始めたみたいだし」

昔、他劇団のある女優さんから届いたDM(当日精算券
入り)に添えられてあった手紙に、そんなことが書かれて
ありました。

確固たる台本があり、まずそれを立体化させる
ことこそが演劇だと信じている方には、それが正直な感想
なのかもしれません。

昔、芝居を始めた頃の私は、台本に対する姿勢として、
2つの方向があると先輩に教えられました。ひとつは、台本
にひたすら没入し、細かな言葉の出し入れを自分の舞台
上の動きに投影してゆくやり方。もう1つは、台本を土台に、
発声、動き、そして感情にひたすら修飾を重ねるやり方。

確かに、それぞれに、それなりに有効だとは思うのですが、
それらには決してすくい取れない部分が、私が面白いなあと
思った部分なのです。

私は自由になりたい。せめて舞台の上だけは。
まだ空席はあります。たくさんのご応募、お待ちしております。


《写真=行って来ました地下鉄環状線。車窓は真っ暗だけど》

yagoto


わからなくなる時

2004年09月16日 | インプロについて
昨日は夜、学生援護会へ。
かつてはアルバイト情報誌「an」の情報ページへの掲載を
お願いし、その欄をゲットするというのが、名古屋の劇団の、
わりと重要なメディアになっていた時期があって、その頃から
10年近く通っているまさに「行きつけ」の場所。現在は、
ボーダフォンライブ!の中にあるチャンネルから情報を配信してもらおう、
というわけで。

担当のNさんにお会いする。
私よりぐっと若い方だが、非常に良いお話ができた。

「ワークショップって…、何ですか?」

いろいろな所で喋ったり宣伝したりして歩いていると、
ついつい自分の手の内に酔ってしまい、深く理解していない
ことも、勢いで相手に押し付けてしまうことがある。
確かに勢いも大切なんだろうが、結果が付いて来なければ何にも
ならない。この場合の「結果」とは、私のやっていることを
きちんと理解してもらい、より継続的に興味を持ってもらう
きっかけを作ることだ。

ストレートな質問はそんな初心を思い出させてくれる。
久しぶりに、かなり熱のこもったプレゼンをしたような
気がした。

がんばらねば。まだまだ努力が足りない。
Nさん、ありがとうございました。


「即興実験学校in名古屋その2」開催します!

2004年09月09日 | インプロについて
本ブログを「インプロ」のキーワードで辿ってお越しの
ごくごくの少数の皆様、大変お待たせいたしました。

「即興実験学校in名古屋」その2を開催いたします。
10月30日(土曜日)午後2時~6時の予定です。

会場は、大変申し訳ありませんが諸般の事情により、若干決定が
遅れております。しかし、今週末には改めてお知らせできる
と思います。それと同時にお申し込みについての詳細も掲載し
ますので、もうしばらくお待ち下さいませ。

なお、ご質問などはお気軽に本ブログへのコメント等でもどうぞ。


ステイタスについて

2004年08月02日 | インプロについて
8月ですね。
何だか台風10号は異様な進路をとったようで、
各地に大雨の被害を残していっているようです。いずれに
しても、今年はいろいろおかしな天気、と毎年言っているような
気がするのですが。


去る、7月17日に出講してきた即興実験学校のWSでも触れた
内容の中に、ステイタスがありました。

絹川友梨さんの本などを見ると、ステイタスは
対人間の社会的な関係に必ずしも縛られない、流動的なものとして
説明がされています。その時、向き合った人同士が持っている
背景や状況によって簡単に変化してゆくものである、と。

言葉にしてみると実に単純なことなのですが、
それを意識するということはなかなか難しいのです。
なぜかというと、それを人間は特に意識もせずやってしまうことで
日常の生活を成り立たせているからです。

インプロ初心者の私からなどすると、そういう特質をもった
ステイタスを、「目に見えるもの」と置き換えてしまおう
とする瞬間があって、自分で自分が困らせててしまう瞬間が
まだ多いんですよね…。

確かに、「目に見える」要素の中にヒントはあるんですがね。

この続きは、また後日。

あ、その時知り合った、即興パフォーマンスまねきねこのリンクを
追加しておきます。お訪ね下さいませ。




ある意味世界の中心で

2004年07月18日 | インプロについて
昨夜は午前3時前まで、新宿である劇団の主宰者を交えて
だらだらと飲んでいまして、ようやくキンコーズのPCの前に
たどり着きました。頭おかしいわ、この街は。


朝、「ムーンライトながら」で東京駅。その時から、
即興実験学校に行く前にどうしても寄っておきたい場所
がありました。別に誰かに会う、何かを観に行くという
わけではなく、単に「そこ」に行くということだけの
ことです。

中学2年の冬、友達同士で初めて東京へ遊びに来た時も
そこに行って、ただぼーっとしていたような気がします。
そこから見える景色はそれまでの人生で出会ったことの
ない、重々しくて、それでいてぼんやりしてるような、
なんだか説明のつかない難解なものでした。ただ言えたのは、
しばらくここに居たい、という強い感情があった
ということくらいでしょうか。

トップページに、前回のこのブログ(7/16付)で登場
したラジオを持っていって記念撮影をしてきた、その写真を
自宅に帰ったらアップします。一体どこなのか、
お判りになったらコメントでも下さいませ。

ワークショップの模様をまとめています。
いつもの通り(?)、暫くお待ちいただきますが、
その文章をカレーを食べながら考えている時に、
「ああ。インプロであることよ…」と思えたことを
ご報告したいと思います。

こういう(↓)風に物が並んでいまして、
いいなあ、というアイディアが浮んだ瞬間、さっさと
荷物を片付けようとして、見事に行き詰まる自分が
想像することが出来たんですね。

…だって、コーヒー残ってるし。もったいないし。

ぽん

それだけです。
当然のごとく、明日もこのフラフラ旅は続きます~。




時間旅行

2004年07月16日 | インプロについて
ナインティナインのオールナイトニッポンを久しぶりに
聞こうと思ってラジオを付けたら、ニッポン放送が何年かぶりで
有楽町(創業の地)に戻ることを記念する特別番組。

本当に久しぶりに、AMで桑田圭祐の声を聞いたような気がする。
FMならば国営放送の「ミュージックスクエア」があったし、
現に今もJFNの土曜夜で聞けるわけだが、あの人が喋っていた
頃といえば小学生。それも低学年。演劇やらインプロやら
を志すなんて露程にも思わず、どこにでもいるような小太りの
いじめられっ子ライフ@愛知県を送っていた。

そうだ、かつて私はラジオ少年だった。
中学への進級祝いだったか、買ってもらったラジカセの
小さな周波数の小窓に無理やりテープを貼り込んで、
これは毎日放送、これは朝日放送、東北放送、中国放送、
KBC九州朝日放送と雑音だかなんだかよくわからない電波を
必死につかみ取ろうとしていた。なぜだか名古屋の局にあんまり
興味がなかった。多分今から考えるに、「外部」に行きたかった
のだと思う。いじめとか、そうはいえなくても自分にはそうと
しか思いようのないような(実際はこっちの方が多かったのだろう)
精神的なストレスから解き放たれて、楽になりたかったのだろう。

あの時のような重圧はもう結構だと逃げようとしても、
多かれ少なかれ矢面に立つのが大人の生活だし、実際今の
私の毎日もそうだ。そうなんだけど昔と違うのは、
固い、重い、苦しいといったことと、緩やかで、軽くて
心地よいといったこととは一体であり、自分の心の
構図を切り直すことでいつでも「跳べる」自分がいる、
その存在を教えてもらったということだと思う。

ま、うまく行かないこともあるんだけど。
今日の夜、もろもろ転機を与えてくれた即興実験学校へ、
久しぶりの出講です。
radio