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Notes3~ヨミガタリストダイアリー

名古屋市在住の俳優/朗読者・ニシムラタツヤの演(や)ったり読んだりの覚え書き

ついに大須でシャトナー研!

2005年02月28日 | インプロについて
初めて聞いたのは、そう、確かに先週金曜日の夜。
正気の沙汰ではない、と思った。1週間後の6日あたりから
公演をやる。2日間。稽古は1週間。すべて日中。

企画、その時点では、ノーアイディア。
筋書き、なし。

大阪で「あの」西田シャトナーが何か1人でやり始めたらしい、
ということを聞いたのは、もう3年くらい前だろうか。
それがついに、私が生きる街でも生まれる。

迷ってはいない。目の前に差し出されて迷うほど中途半端な
気持ちはない。私がかつて耽溺(たんでき)した人の企画である。
ただ、物理的にどうにもならない事情があるだけだ。

オオハシ君さ、俺も手伝うよ。最大限。
で、気が付いた時にもし舞台に立っていても、
決して怒らないでくれ。そして予言しておくと、
その時には多分、ギターかボンゴを持っていることを、
合わせて予言しておこう。トラックバック。

詳細は、こちらから。



「即興実験学校in名古屋3」進捗状況

2005年02月06日 | インプロについて
一応、こちらでは、4月下旬から5月上旬、
の開催を目指します、ということで現在作業を進めていますが、
今のところの状況をお知らせしておきます。

日時ですが、少し遅くなり、5月の第3週以降の週末に開催
する可能性が強まっています。なるべく慌ただしくない週を
選びたいのですが、5月28、29の週に今年は「名古屋
まつり」
が入ってくるため、そういう条件で探していると、
なかなか決められそうにないので悩んでいます。

会場は、前2回と同じく、名古屋市演劇練習館「アクテノン」
考えています。特に県外の方、他地域の方には一度見て頂きたい、
名古屋の名所、だと思っています。個人的に。

で、今回は3回目にして初、海外からのゲスト・ファシリテータ-
をお呼びすることも交渉中です。名前をRebecca Stockleyさんと
言い、The Bay Area's Favorite Improv Company
(通称“BATS”)に所属されている方です。今回はもしかすると
見送られるかも知れませんが、何とかしたいとは思っています。

詳細はもうしばらくだけお待ち下さい!



イエローマングループが江南市に来る!今日!

2005年01月29日 | インプロについて
ううむ、いよいよ大阪へ行く日となってしまったのですが、
なんと私が空けたその日に、まさかキヌガワさんが来ることに
なるとは…。イエローマングループ、なんと我が故郷の隣町、
江南市民文化会館中ホールに登場します!


この「小屋」、私としては生まれて初めて自覚的に「演劇」
に触れた場所であり、それから10ウン年、関わり続けることに
なる原点となった場所なのです。そこに今現在、私の心を捉えて
離さないインプロのマエストロ(達人)たちが降り立つ。

…たまりませんなあ、というところです。本当に。
しかし何故に行けない!行けないかな?行くこともできるんじゃ?
うーむしかし、すでに予定を固めた時点での情報を得たタイミング
というのが、本当に悔しいです。

名古屋そしてその周辺で少しでもインプロに関心のある
演劇人、そして一般の人々よ、もう1人でも多く見て頂いて、
思いっきりノックアウトされて欲しい!

前売2700円(当日500円増)、のはずです。
でも、全然高くないです。信用置けないかもしれないけど、
Afrowagenが絶対の自信をもってお薦めします。
どうぞよろしく!

《主催:特定非営利活動法人「子どもと文化の森」

ここ何日か

2005年01月25日 | インプロについて
トラフィックが混んでいたようで、
fringe blogから4つもTBを頂いてしまいました。

別にあっても困るようなものでもないので、ありがたく
頂くことにします。名古屋から大阪って、実はものすごく
近い気がするのですが、しかもこの種の内容のセミナーであれば、
より距離というものは縮まる気がするのです。違うんかな…。

あんまり万博万博と盛り上がって、
終わった後の流れに付いていけずに独りで取り残される、
という目には遭いたくないものです。お互い。

劇団あと1分「シークレットドリーム ナイトクルーズ」
にご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
次回は6月とのこと。次の「二十代の潜水生活」と
カブらなければ、次回もお手伝いする、かも。

ご報告が遅れましたが、4月7日から10日、
大阪現代演劇祭の末席に加えて頂くことになりそうです。
宿と新幹線のきっぷの確保に大忙しの春になりそうです。

あ、仕事もか…。

《写真=先週行って来た志摩の宿の部屋から》
shima2005

ほぼシラフで朝帰り(2)

2004年12月19日 | インプロについて
17時47分名古屋発「のぞみ22号」with「コーチンわっぱめし」。
つまりは駅弁です。
とっぷりと暮れてしまった車窓を見ながら、
さっきまでの友梨さんのワークの余韻に浸りながら、
ご飯を掻き込みすぎて「げぷ」となる。
まあ、事実なんだからしょうがない。

19時30分東京着、丸の内線で58分池袋。徒歩で会場となって
いる上池袋コミュニティセンターへ向かう。ワークショップには
間に合わなかっけど、20時15分からのショーには何とか
滑り込むことができた。

今夜は一定の経験者対象の「アドバンスクラス」で、
普段は少人数で行うことが多かったのだけれど、意外に
多くて、観客も含め総勢10名でわいわいと。

午後のワークと共通していたのは、自分に対して
向けられたオファー(投げかけ)をブロック(拒絶)して
しまう時は、自分の目の視野も心の視野も、そのどちらも
が狭い範囲しか見えていない時だなあ、と思わせる
場面に出会ったことだった。そういう狭さは、自分が
やろうとしていること、思っていることが全てであると
見えてしまう。つまり、自分以外からの投げかけの全てに
対応できなくなってしまう瞬間で立ち会えたのは、
勉強になったなあ、と思った。

終了後、いつものごとくIWGPの北側、西一番街にある
居酒屋で打ち上げ。この時点で夜行バスの切符を取って
いなかった私には、「ムーンライトながら」狙いしか
選択肢がない事に気づき、23時過ぎまでの数十分1本勝負で
臨む。こんなパターンで3週間前に急性腸炎になったん
やな…と冷や汗。

まあ、今普通に暮らしているのでOKでしょう。多分!
今回の参加者の皆さん、どみんご、ひろみ、そして
品川駅までスピーディーに運んでくれた埼京線の快速に
感謝、です。

《写真=夜明けのJR名古屋駅前》

nsta

ほぼシラフで朝帰り(1)

2004年12月19日 | インプロについて
今朝、夜行快速列車「ムーンライトながら」に乗って、
品川から名古屋の自宅に帰ってきました。やはり乗り心地
というのは精神状態にも大きく左右されるみたいで、意外と
快適でしたよ。
さて、昨日のご報告を。
まず午後1時からは、名古屋国際センターで、絹川友梨さんの
ワークショップに行きました。だいだい20名くらいの参加で、
静岡、神戸からの人も。

「じゃ、そろそろやりましょっか!」という友梨さん=
ゆりちゃんの掛け声と共に、簡単な自己紹介の後、まずは1つの
条件でメンバーがいかに速く集まって座れるか、というゲーム。
「血液型B型」とかで共通している人を見つけ、寄るスピードは
どんどん速くなり、全員の互いに対する感覚が研ぎ澄まされて
行くのがわかる。

やがて言葉を消し、「私の好きな動物」を見振り手ぶりで表し、
そして流れるようにそれぞれの輪が出来て行く。
ここまで、非常に早いペースで室内を走り回ってきたので、
ちょっと息が切れそうになったのだが(情けない…)、ぜんぜん
体に重さを感じなかった。やはり心が解放されていると、
こういう状態になるのだろうか?

その後、「そのドアを開けると…」で始まる「ワンワード」、
「実は僕(私)はスパイダーマンだったんだ」とか、「わたしの
お腹には電子レンジが仕込まれている」というあり得ない話
(オファー)をいかに受け入れる(アクセプト)することができる
か、「評論家とインタビュアー」や「二人羽織」と続きました。

特にじっくり取り組んだのは、やはり「イエスアンド」。
ゆりちゃんもワーク中常に言っていたのは

「この場所は人生と同じで、何が起こるか分からないから、
よく対象を意識して、受け入れて行くの」
ということ(みたいなニュアンス。たぶん)。

それがどういうことであろうと「そこにあるもの」を使って
ストーリーを組み立てていくことを大切にしなければならない、と。

ちょうどプログラムの最後の方には、最初のダッシュとは打って
変わって、じっくりと参加メンバーの反応をじっくりと見守る
が自然に出来上がっていて、とても心地よい空間になっていました。



終了後、ゆりちゃん=友梨さんに挨拶して、
「即興実験学校in名古屋」のこととか話す。
もう「ユニットいんぷろ・らぼ」の2人とは何年も会ってない
とのことで、くれぐれもよろしく伝えてね、と。
まあ、これからそのよろしく伝えに行きます、と言ったら、
相当びっくりしてみえました。当たり前か(笑)。

と、いうわけで、友梨さんのブログにトラバって、
続いて後編、新幹線に乗って「即興実験学校」2004年最後の
WSに行ってきます。今日はこの報告以外、仕事をしません!
無理だろうけど…。


ぐえ、と唸る週末

2004年12月18日 | インプロについて
「二十代の潜水生活」について、2つのエントリで取り上げて
頂きました。ありがとうございます。トラバらせていただきます。


…よし、次回はハーレクイン小説でやってみようかな。

日付変わって今日、実はナゴヤでインプロをしている人間に
とってはエラいことが起こるのです。
横の「ヨミモノ・キキモノ」の欄にも上げてある、
「インプロゲーム
-身体表現の即興ワークショップ」
の著者
「絹川友梨」さんが名古屋で初のワークショップを行います。

実は前回の「即興実験学校in名古屋2」に参加して下さった方
から、宣伝してほしいというお願いを受けていたのですが、
なんやかんや忙しくて、気がついたらワークショップ当日に
なっていました。ごめんなさい。

先ほど、主催者の方にメールを送り、空き状況を確認しました。
当日でもOKです、とのお返事を頂いたので、私も参加させて
頂こうと思います。

うぐぐ、レポートすることが多すぎる…。
19日の日曜日は、何もかも忘れて完全オフにしようっと。


「即興実験学校in名古屋2」終了ご報告

2004年11月01日 | インプロについて
20名定員のところ、結局17名の方の参加を頂いて、
今回も無事終えることができました。
ご参加いただいた方、開催に当たってご協力を頂き
ました関係各位に深くお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

実際のワークショップの様子については、
参加された方からのアンケートをお願いする予定
ですので、それに基づいてご紹介をするとして、
まずは、休憩中や、ワークショップ終了後の交流会
の中で幾度となく出た「名古屋では、こういうもの
(インプロ)を学ぶ機会が本当に少ない」という
声を紹介しておきたいと思います。

今回参加頂いた方は、下は16歳から上は57歳まで、
実に広い年齢層に亘っていました。目的もさまざまです。

「インプロを楽しみたい」とストレートに表明された人。

「人前に立つことが多い仕事なので、臆せず話せるように
なりたい」をおっしゃった人。

「やっぱり声だけでは何か足りない」と言われた声優の
養成所に通われている人。

実は、あまりこういう状況は予想していたことでは
なかったのです。インプロは、即興演劇は情報として知って
いる。でも東京までWSに行くのはためらわれる。そんな
ところに開催されると聞いたから参加した…と、いうような、
「インプロやりたい人層」の発掘というのが、今回の
結果のすべてだろうとさえ思っていたのです。

でも、今回のさまざまな出会いを通じて、
「まずこういう場所そのものの設定が、名古屋には絶対的に
不足しているのではないか?」という思いを新たにしたような
気がします。

つまり、インプロに限らず、何かを演じたい、
あるいはもっと大きく、「表現したい」という思いがすくい
上げられないまま、このあたりの地域では渦巻き続けていたの
ではないか、ということに思い当たったという気がして
ならないのです。

名古屋周辺には劇団が277存在するということを
前に書きました。現在名古屋市の人口がだいたい218万人。
より広域に見積もったとして300万人までは
行かないであろう都市圏の中に、1万人以下の人口当たり1つの
劇団がある、という比率は、実は首都圏と比べても
思ったほどの大差は無いと思います。

ならば、観客を発掘するということはとりもなおさず、
「演(や)りたいひと」の発掘につながるのではないでしょうか。
どちらも、増やしていくには地道な努力が要するという点で
共通の要素を持っていますし。

ナゴヤ地域の演劇シーンがいまいち盛り上がらない理由、
その1つは既存の劇団のそういう方面へのアンテナの低さにも
求められてもいいのではないかと考えてみたりもします。

続きはまた明日。



いよいよです「即興実験学校in名古屋2」

2004年10月30日 | インプロについて
B級遊撃隊を、2日連続で愛知芸術文化センターに観に行って
再び「ぽか~ん」として帰ってきました。ネタバレがあると
あれなので詳しくは書きませんが、ああいうロールプレイの
導入の仕方があるんだな、と。あと加藤裕子さんはすごくいい!

さて、日付けが変わってしまいまして、
あと13時間と少しで名古屋で2回目の即興実験学校が
開講されます。

「あれは正しいですね」

と、前回の受講者の方から感想を寄せて頂きました。
まだまだ運営は心ともないところが多いですが、決して
無駄なところのない、様々な方向に応用できるスキルだと
思っています。

今回はどんなオファーに出会えるか、楽しみです。

《写真=今回のフライヤ-です。今後もこの色で…》

impro2004-2


「即興実験学校in名古屋2」締め切ります!

2004年10月23日 | インプロについて
地震、大丈夫ですか?
電話よりPCのメールの方が安否の確認は確実な
場合があります。気をつけましょう。

と、いうわけで締め切らせていただきます。
前回を大幅に上回るお申し込み、本当にありがとう
ございました。

今回都合が合わず、という方へ。
次回は来年になると思いますが、またこのサイト上で
お知らせ致しますので、楽しみにお待ちくださいませ。

講師のお2人にお送りする新幹線の切符も
手に入れ、あとは本番を迎えるのみです。

《写真=ちょうど1回目の揺れが起こった頃、
 アクテノンより西の空を。》
shake