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万券のジーコ

アラフォー金融マンの競馬ライフ

フェアリーS

2004年12月21日 23時44分18秒 | 重賞回顧
 レース前の予想では、中山1200mの持ち時計を重視し、本命マイネデセール・対抗ペニーホイッスル・・・といった予想を展開していたが、レースが迫るにつれ嫌な予感が大きくなってきていた。それというのも、東スポ杯→阪神JF→朝日杯FSの勝ち馬のラインナップがどうしても気になる。「もしかしたら?」
 案の定、予感は的中した。新潟2才Sから4頭目の重賞馬の誕生である。
 1400m・1600mでは掛かり気味だったが、陣営の狙い通り1200mでは折り合えた。そして直線では矢のような伸び、本当に強い競馬だった。今後は折り合いを覚えていけば距離延長は可能だろう。
 2着ペニーホイッスル。好位から早め抜け出しを図る強い競馬、最後はフェリシアに差されたが休み明け、キャリア1戦で今回が2戦目ということを考慮に入れれば、相当な素質馬であることに間違いない。
 1・2着の両馬とも、単なる短距離馬とは思えず、今後はクラシックに乗れる逸材であろう。
 3着カシマフラワーは、内を突くが前が壁になり、外へ持ち出して再度伸びてくる。短距離戦はかなり走りそう。
 9着マイネデセールは馬体重が減り過ぎ、阪神JFからの中1週がこたえた様子。力負けでは無い。

阪神牝馬S

2004年12月21日 23時12分15秒 | 重賞回顧
 内枠を最大限に生かしたヘヴンリーロマンスが、並み居る実績馬を押しのけ重賞初制覇。以前から決め手の鋭さには光るものを持っていたが、2走前からのブリンカー効果とマイル戦への距離短縮が大きく作用したと思われる。重賞予想の欄でも言及したが、やはり前走の走破時計は本物だった。
 2着のメイショウバトラーは、オースミハルカを先に行かせての好位付け、最後は勝ち馬の決め手に屈したがレース振りに幅がでた。さすがは名手武豊と言える。
 3着ダイワエルシエーロ。痛恨の大外枠、桜花賞の時も大外枠で大敗している。むしろ3着は地力強化の印か?牝馬トップレベルの一角として恥ずかしい着順では無い。
 メイショウオスカルの4角11番手からの4着入線は驚いた。決して侮った訳ではないが、上がり34、4秒は新境地を開いた感。
 5着アズマサンダース。桜花賞同様、4角から早めの仕掛け、古馬重賞のペースに戸惑ったのか、桜花賞時ほどの伸びは見られなかった。慣れてくればこのくらいの距離で一発ありそう。
 惜しかったのはオースミコスモ、直線では抜群の手応え、ラスト1Fで前塞がる。ここで急ブレーキ、万事休す。しかし、ベスト距離はマイルであることを再確認できた。
 対照的だったのは9着敗退のオースミハルカ。以前はマイル戦もこなしていたが、エリ女の2着の様に、今は2000m前後をゆったり先行するほうがこの馬の持ち味が出るらしい。