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万券のジーコ

アラフォー金融マンの競馬ライフ

朝日杯FS

2004年12月14日 22時23分44秒 | 重賞回顧
 朝から小雨交じりの中山競馬場であったが、良馬場発表のレコード決着。買ったのは新潟2才Sの覇者マイネルレコルト。
 この日は前走時ほどテンションは高くなく、ゲートの出もまずまず、早い流れを中団から外を回って一気の脚を使っての2馬身差の完勝、実に強かった。
 スターオブコジーン産駒と地味な血統、これまで2才戦をリードしてきたのは北海道デビュー組で、福島デビューの新潟覇者のレコルトは危険な人気馬に見えたのだが、評価を改めなければいけないらしい。
 2着のストーミーカフェ。ゲートを出て3番手、相変わらずスピードにまかせたレース振りですぐに先頭、速いラップを刻んでの2着確保。1000m通過57秒4での2着確保は凄い、血統的には距離延長には対応できる筈だし、息の入れ方ひとつで皐月賞の最有力候補。
 3着ペールギュント。例によって後方で折り合い、直線強襲。窮屈は所も怯まず坂下からグイグイ伸びる、能力の高さはアピールできたがさすがに届かず。京都外回り及び東京向きか?
 4~10着位までは大混戦、1400~1600適正の高そうな馬が集中、時計も優秀で、特に不利な外枠の馬は、次走軽視禁物。
 スキップジャック、11着に敗退。前半やや行きたがったが、気配は良かった。直線では後退してきたテイエムヒットべに前を塞がれ、万事休す。力負けでは無いので立て直しに期待したい。
 近年、クラシックを目指す有力馬が相次いでラジオ短波杯に矛先を向け、朝日杯の位置付けは2才チャンピオンというよりは、むしろ2才最強マイラー決定戦の意味合いが濃くなってきているように感じられる。
 今年のマイネルレコルトも父スターオブコジーンは決してマイラー種牡馬とは思わないが、1分33秒4の勝ち時計からも、マイル向きの可能性が濃いと推測される。来年のクラシック戦線に向けてあえて期待馬をピックアップするのなら、ストーミーカフェ、ペールギュント、スキップジャクの3頭くらいではなかろうか。