この角度からの経ヶ岳も良い。
1月13日(晴れ)
経ヶ岳(1625m)
メンバー:単独
ルート:六呂師集落センター近く駐車~法恩寺線道路~H1131~湯谷山~経ヶ岳~保月山~青少年自然の家~駐車地点
経ヶ岳は色々な方角の尾根から登っているが、この顕著な南尾根をまだ登っておらずとても気になっていたので快晴の間違いない一日を利用して登ってきた。
今年は雪が少ないので藪こぎを心配していたが、予想を上回る藪尾根で大変でした。
5:50六呂師集落センター近くの路肩に駐車、満点の星が輝く中意気揚々と出発。雪は若干のモナカ状態だがワカンを付けるほどではない。唐谷川を渡り大きく右に曲がる所で林道をショートカットそのまま緩やかな場所を登って湯谷山へと続く尾根へ。最初を植林地帯や谷沿いに登って藪はそれほど気にならなかったがしっかりとした尾根に乗ると目の前は藪が濃く、これからの工程が思いやられた。
藪の迷路の始まり
ラッセルは大したことなく、常にくるぶし位で時に膝くらいまで埋まる感じだ。それでも標高1000mを越えても藪ラッセルは相変わらずで細尾根になると更にひどい。小枝の鞭が顔をたたく。(やめてくれそんな趣味は俺には無い)と思いながらもくもく歩く。
H1131m辺りから藪も穏やかになる。そして急登をこなしてやっと湯谷山到着12:00頃。
H1131m付近から経ヶ岳が顔を出す。まだまだ遠い。
藪が薄くなった湯谷山からスピードアップと思ったが、今度はワカンに雪だんごがつきスピードはそれほど上がらない。しかし、白山連峰を右手に見ながら歩けるので気分は良い。
白山を望みながら経ヶ岳へ。
かなり近づいた経ヶ岳
何度かのアップダウンを繰り返し13:50ようやく経ヶ岳到着。寒い風下で休憩して14:05下山。
トレースがあり楽に下山させてもらう。途中トレースを作ってくれた県外から泊まりで来ていた2パーティーを追い越す。15:00青少年自然の家到着。更に車道を20分ほど下って駐車地点到着。
良く見る角度の経ヶ岳、ラクダのこぶのような稜線を登った。
予想以上の藪との格闘でしんどかったが誰もいないトレースもない山を存分に楽しむことができ満足。今度はもうちょっとすっきりしている時期に来たいものだ。今回は雪が少なかったから問題なかったが雪の多い時は雪庇やナイフリッジにも注意が必要だろう。
私メもいつか登りたいと思っていた尾根。
鞭に打たれ恍惚の表情で登ることの出来る機会があればいいなあ、、、。
それにしてもの超韋駄天ぶり。さすがやのう。
ドローンに乗りドーピングして下山しなきゃ そげな短時間で私メは山頂からふもとまで降りられません。
パンダさんはもうすでに歩いていると思っていました。
藪が隠れて雪のしまった時期に行けばドーピング無しできっと余裕ですよ。