山猿日誌

~春夏秋冬~クライミング・山スキー・登山の記録集。

涸沢岳と奥穂高岳

2017-05-20 | 登山


5月14日(晴れ)
涸沢岳・奥穂高岳
メンバー:Sさん:まつださん・shibata
ルート:新穂高~涸沢岳西尾根~涸沢岳~穂高山荘~奥穂高岳~穂高山荘~白出沢~新穂高

 天気予報が二転三転として、またもや雨男のSさんのパワー全開でどこへ行こうか悩まされた。
最終的には、日帰りで涸沢岳西尾根から奥穂高も登って下山という計画にした。天気も雪の状態も良く予定通りのルートを回って下山することができた。途中危険なこともあったが・・・。

 前日夕方福井を出発して平湯の温泉にて翌日の為に鋭気を養い、新穂高近くの駐車場にてテント泊。
1時起床。寝たと思ったらすぐに起きる。
新穂高で登山計画書提出して2時30分出発!月明りが明るい。

右俣林道は、白出手前に若干雪が残っていた。
涸沢岳西尾根は笹薮スタート。Sさんとまつださんは初西尾根、私は10年ほど前に正月に登り、3月に下山ルートとして使っている。しかし、どのようなルートだったかほとんど記憶にない。


しばらく笹薮が続く。



しばらく登れば雪が出てくるだろうと思っていたがいつまでたっても笹薮とゴロゴロ岩ばかりだ。それでもそれなりに踏み跡があるのでそれほど苦なるようなことはなかった。
H2200mまで登ってきてやっと雪渓歩きとなる。それでもしばらく登ると尾根上の雪は一旦消え、また蒲田富士手前から雪稜となった。
コルからは、雪渓をつめて雪の消えた稜線を登って涸沢岳到着。


快適な雪稜。


コルからは急な雪渓登り。



快晴ではあるがまだこの時期の風は冷たく寒い。すぐに穂高岳山荘まで下山。
一腹したらそのまま奥穂高岳向けて出発。途中で単独の女性が下山してきたがまだ若いのにたいしたものだ。
11:00奥穂高岳登頂!!
毎度ながら苦労して登ってきた山の景色は最高です。


奥穂高岳

奥穂からの下山途中に落石があり山荘のソーラーパネルか何かが損傷していた。
人が通っていなくて良かった。
穂高岳山荘に戻るとSさんとまつださんはカップ麺タイム。ケチケチのの僕は高いカップ麺は目もくれず行動食で済ます。
白出沢の雪の状態も問題なさそうなのでそのまま下山。
しかし、途中側壁から大きな雪の塊の雪崩が僕のいるところに向かった落ちてきた。必死で逃げて無事にすんだ。その後の白出沢は安心することが出来ず恐ろしく急いで下山した。


白出下山。

暑い右俣林道のんびり歩いて新穂高到着15:30。

雪の状態も良くロープを出すこともなく、白出沢以外特に危険と感じるところは無かった。
二人のためのしごき山行と思っていたが、どうも二人とも物足りなかったようで、今度はもうちょっとハードな山行を用意しよう。
また楽しみが増えてしまった。


新穂高では桜が咲いていた。





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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
危なかった (まつだ)
2017-05-22 00:27:50
お疲れ様でした。
落石に雪崩、ちょっとタイミングがズレてたら危なかったですね(>_<)
雪崩後の白出沢を下るスピード、尋常じゃなくアッという間に居なくなっちゃいましたね〜最後尾の僕は心細かったです(笑)
次のシゴキ登山もお手柔らかにお願い致します(^-^)
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ビビりました。 (shibata)
2017-05-23 18:49:11
>まつださん
 先日はお疲れ様でした。
あの、雪崩には特にビビりました。

しごき山行はまだ序章にしか過ぎません。
今後お楽しみに(^.^)
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Unknown (s)
2017-05-24 18:30:19
お疲れ様でした。
おんちゃんには充分過ぎる山行でした。そして無事でなによりでした、ありがとうございました。次回は沢へ行きましょう!
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沢の季節 (shibata)
2017-05-24 18:39:35
>Sさん
 本当に無事でなによりでした。

沢賛成です。泊まりで焚き火ですね(^.^)
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大したもんです (U)
2017-05-29 22:10:25
中々のハードコースを日帰りで行い、まだまだ物足らないとは大したもんです。たくましい三人に拍手・・・今後のさらなる計画に期待(陰から)します。
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