開津谷滑降

４月１７日（日）晴れ
メンバー：番頭さん・山猿
ルート：であい橋～境川ダム～右岸尾根～仙人岩の頭～主稜線～奥三方山～瀬波川支流～本流～奈良岳直下コル～開津谷～境川ダム

　久しぶりの番頭さんとの山行、どんな面白いことが待ち受けているだろうかと心おどる。

5：20であい橋から少し行った所にゲートがありそこから歩きだす。
きっちり除雪してあり自転車を持ってくればよかったと後悔する。

6：25取り付きは、開津谷右岸尾根。登り始めは雪もカチカチで、スキー担いでアイゼン歩行。
傾斜の緩みだしたH900付近からやっとスキー歩行に変わる。
黒池手前で雪割れのため担いで登る。
そして、仙人岩の頭へ。雪割れに注意しながら、大畠谷側へトラバースしながら越える。

取り付き尾根


仙人岩と開津谷源頭

11：20　頭を越えるとすぐ主稜線へとでる。
奈良岳は今回スル―、トラバース気味に奥三方山へ。
12：30奥三方山着。
奥三方山から瀬波川支流へドロップイン。良い感じにザラメになっていて滑りやすい。
５分ほどで本流へ合流。ここから奈良岳直下のコル目指して登り返し。

13：50コル迄は暑い暑いと思っていたが、コルに着くと風が出てきて一気に体が冷えてくる。
12：10そして今回の一番の楽しみであり核心。開津谷へドラップイン。仙人岩を眺めながら滑り下っていく。
こちらの谷も良い感じに雪は緩み滑りやすい。


開津谷へドロップイン



　　　　　
　　　　　　開津谷ゴルジュ帯

谷はほぼ埋まっていて、ロープを出さずに済んだ。
しかし、デブリや落石などがあるので、所々スキーを外すこととなった。
それでも無事境川ダム到着。湖畔ギリギリまで滑り、林道へ。
16：05尾根取り付き着。




　　　
　　　　林道より今日のラインを振り返る

後は、とぼとぼ来た道を歩いて帰る。

昨年、夏に行った時の記憶で、あの魚止めの滝が埋まるのかと心配だったが、
見事に埋まっていた。今年は残雪も多いし他のエリアでもチャンスがあるかもしれない。