ゲーム病となった人を救うため、永夢と飛彩はライダーに変身。そんな2人の前でニコがライドプレイヤーに変身し、エグゼイドらの制止を振り切りバグスターを倒してしまう。しかしニコはゲーム病を発症。怒る大我はニコからガシャットを取り上げようするが・・・。
こんにちは。「全日本イケメンは水に浸けろ」の会、会員です。
今回はフィーバー回でしたね!永久保存版でしたね!!!
ただ、撮影は2月〜3月頃だったんじゃないのかなぁと
ずぶ濡れの皆さんの体調が心配。
ともあれ。予告では「誰か死ぬんじゃないのか」くらいの緊迫感あったんですが、
本編見たら「きゃー!」だった。リアルに「きゃー!」って叫んだ。
もうマジ、俺のハートがときめきでクライシスでオーバーキルだった。死んだのは俺だった。
供給過多にもほどがある。お二人さん、お幸せにな!!!
さてさて。今回はともかく、ニコちゃんのセリフ達が全て愛おしかった。
「私の主治医気取ってるくせに、Mのこともぶっ倒してくんないし!
なんで私と一緒にいるんだよお前!」
「わかってるよ! わかってるけど、
なんで私だけ、あいつの気持ちを理解しなきゃいけないわけ!?
意味わかんない!不公平!」
(大丈夫かと助け起こした大我を振り払い)
「うっさいな!おまえのせいだ、黙れ!」
言ってることは支離滅裂なんですよ。
支離滅裂なんだけど、彼女の中ではいろいろ考えて考えて、筋の通った理屈であって、
でも途中経過がまるっと抜けちゃってるから、ぱっと見「言ってることがむちゃくちゃだ」って感じになってる。
この、「敢えて支離滅裂な感じに作ったセリフ」のさじ加減が、なんかもうたまらんよね。
自分から押しかけてきたくせに「なんで私と一緒にいるんだよお前」って言わせちゃうとか、
脚本がもう本当にすごいよな。今回のニコちゃんのセリフ、本当に素晴らしい。大好き。
もちろん、もちろん大我先生のセリフとか言わずもがな、ですよ。
「別に好かれたくて戦ってるわけじゃない。
人にはそれぞれ未来がある。だから、失うものがない俺だけが戦えばいい。
どんなに苦しくても、誰に恨まれようと、俺だけならって・・・。
でもお前は、免許のないこんな俺を、主治医だと言ってくれた。嬉しかった。
ゲームができなきゃストレスだって言うんなら、もう止めはしねぇよ。
ただし、俺のそばから離れるな」
もう最初の2行くらいで私のキャパをオーバーしちゃって、
後半はひたすら口開けて「ふぉおおおお」って呻いてたんだけど、
こころを落ち着かせて二回目見たら、やっぱり破壊力すごくて、すごくて、すごいな。
そして最後にさくっと「仮面ライダークロニクルは、俺『たち』が攻略する」とかトドメ刺された。
あの大我が!「俺たち」とか!
もうさー、ラブリカあたりがオシャレに恋愛を楽しみましょうよ♪みたいなテンションなのに
大我みたいな無骨な男がこんなセリフ吐くとか、
そりゃもう子供の喧嘩に大人が割って入るようなもんだぜ、
竹刀で戦ってるところに真剣持ち出されたようなもんだぜ、卑怯だよ大好き。
飛彩。
「なぜ彼女をちゃんと見ておかなかった」
いやぁあんなじゃじゃ馬、見張っておけるもんじゃないだろ?とか思いますが。
小姫ちゃんを「ちゃんと見ていなかった」ために失ってしまった飛彩だからこそ、その言葉には重みがあり、
それを知ってるから、「お前には関係ねぇだろ」という反論にも力が入らない大我。
あーもう本当に、すごいよね脚本!
「愛想をつかされて当然だな、
彼女の意思をないがしろにして本音で向き合おうとしない、そんな態度では」
ニコちゃんに対してのみならず、永夢や飛彩に対しても同じ態度とってるわけで、
彼女の意見を代弁しているようで実は自分の気持ちをぶつけているのも同然っていう、
そういうとこも、なんかニヤニヤしてしまう。あの飛彩ですら、大我の態度に不満を感じてたのか、
「俺たちと、もっと本音で向き合えよ」と言いたかったのかーとか。ふふふ。
ニコちゃん。
「はぁ?この私がゲームオーバーになるわけないし」
「治療とかいいから。私が自分で治す」
その言い分は、前回までのライドプレイヤー達と同じで若干不安になったんですが、
さすが天才ゲーマー、さすが年収一億円。
ニコちゃんの戦い方を見てると本当に「ゲームをプレイしてる」という感じで、
例えばプレイヤーが乗り物に乗れば、敵もそれにあわせてプレイしてくれるし
そのエリアのルールで戦えば、別に物理攻撃じゃなくても敵を倒すことができるわけで。
「物理攻撃≠相手の被ダメージ」っていうのは、エグゼイドの面白いところですね。
さて、本当にニコちゃんsupported by 大我でクロニクル攻略する展開なんでしょうか。
ボス13体。いまから1話1体でいけば40話辺りでラスボスに当たりますが、
・・・そういう流れにはならない予感だな。
仮面ライダークロニクル。
「しかしそれは、スリリングなゲームを楽しんでいただくための
一時的な演出であって、商品の欠陥ではありません」
人間を消しておいて「ゲームを楽しむための演出」で済ませるところがすげぇな。
最後には天ヶ崎社長自身が仮面ライダークロニクルのスタートボタンを押し
ライドプレイヤーに変身するというパフォーマンス付き。
なるほど見た人は、「社長本人すらプレイするんだから、安全は保証されてるんだろう」とか思いそうである。
(まぁ彼自身がバグスターなので、変身したところで副作用の恐れもないんですけど)
ラスボス撃破のボーナスが提示されてないのは疑問だったんですが
(でも今時のゲームは「アイテムコンプリート」自体が報酬である場合も多いよね)
主催者が「消滅したプレイヤーの復活」を提示したのならば、それは真実だろう。
ゲームキャラにとっては、ルールこそが正義だから。
たーだーし。ラスボスがゾンビである可能性は強く推したい。
報酬は真実でも、クリアが無理ゲーっていうのは十分に有り得る。
「人間にとって、一番の宝は『命』だ」
と笑うパラド。悔しいけれど、正解。
今まではユーザーが気軽にスタートボタンを押し、娯楽を求めてプレイしていたけれど、
これからは、大事な誰かを失った人たちが覚悟を持ってスタートボタンを押す。
そして、消えた人を救うために芋づる式にプレイヤーが増えるんだろうし、
既に世の中に出回っているガシャットは、裏ルートで流通し続けるんだろう。
衛生省が販売停止命令を出せば事態は収束するかと思ってたんだけど、
これは止まる気がしない。
「消滅したプレイヤーを復活させるなんて、本当でしょうか?」
「ありえない! 人の命が取り戻せるなど、絶対に・・・」
天ヶ崎の言葉に疑心暗鬼な永夢と飛彩ですが、
その「消滅したプレイヤー」の対象に貴利矢が含まれるのか、ということは、
おそらく永夢の頭をかすめただろうし、
もし小姫ちゃんの復活が約束されるならば飛彩ですら、立ち止まるだろう。
「絶対に・・・」と言って口を閉じた彼の表情からは、
ありえない、ありえないけれど、もしそれが本当だとしたら・・・という逡巡を読み取れそうな気もした。
常に正しい道を歩き続ける彼ですら、そのためには、悪魔に魂を売るかもしれない。
ラブリカ。
天ヶ崎社長の声が変わるのは何だろうと思ってましたが、
完全に人間になりすましている時は普通の声で、
バグスターとしての本性を見せるときは、元の声(吹き替え)になるって感じですね。
「僕はラブリカ! ときめきクライシスは自分を魅力的にアピールし
異性からの好感度をあげてハートを射止めるゲーム」
ときメモだろ!?(思っててもそれは言わないお約束)
でも、だとしたら具現化したバグスターは藤崎詩織のような、優等生お嬢様キャラであるべきでは?
プレイヤーはステータスを上げまくって、相手をときめかせ、口説き落とすことができればゲームクリアだし、
ぶっちゃけ、今回の大我は完全にラブリカを攻略できてたはず。なぜ効かない!?
暴力を嫌うラブリカには物理攻撃がまったく効かず、
ニコちゃんの罵倒だけがヒットしてたんですが、
なんだろうなぁ、悪口言えば良いってわけじゃないよね? 乙女ゲー? 女性にしか倒せないのか?
(いや、それではクロニクルに参加してる男性プレイヤーにはクリアできない)
(そもそもラブリカはクロニクルのボスキャラじゃないのか?)
ニコちゃんにダメージ受けたあとの、復帰するまでのバグってる感じがとても良かったです。
想定外のイベントを処理するまでにタイムラグがあるとことか、さすがはデータだよなっていう。
ともあれ。今回はニヤニヤ回だった。
永夢がいいとこなしのダメダメだったのも楽しかった。
もしかして、これはギャグ回カウント?
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