あかつき号の生き残り、相良克彦と関谷真澄はアンノウンに襲われたところをギルスに助けられた。克彦は戦闘後倒れてしまった涼をマンションに連れ帰るが、真澄は不吉な存在と涼を嫌悪し、その存在を消そうとする。一方、記憶を取り戻した翔一は、ようやく沢木哲也と対面する。
ぎゃあああ!雪菜さんが「最初のアギト」だ!!!
謎解き回答がてんこもりなうえに、翔一くんの記憶回復がリセットされるという、
なんか、なんかすごい展開だったね。
とりあえず涼くんが不憫すぎたね。あまりにも不憫すぎて、神様に
「来世はなんでも彼の望むものに生まれ変わらせてあげてください」とお願いしたい気分である。※まだ死んでない。
では推測を時系列で。
・雪菜さんの能力を調査している風谷さんの研究室に、沢木さんが入る
(風谷さん宅に裏返ったテニスボールが残されていた)
・雪菜さんの力が次第に暴走を始める
・雪菜さん、翔一くんを東京に呼んで、海までドライブ
・風谷教授と沢木さん、喫茶店で口論になる
(雪菜さんの実験の継続について?)
・直後、雪菜さんが風谷教授を殺害
(「ありえない殺され方」をされていた)
(沢木さんとの口論がこじれたところに、雪菜さんが乱入して暴走?)
・翔一くん、その現場の近くを通過、地元(四国?)へ戻る
(真魚ちゃんが幻視した光景)
・雪菜さん自殺を図る。沢木さんは助けようとするが、最後に手を離す。
沢木さんは雪菜さんの死を「自殺だ」と翔一くんに告げるんだけど、
謎の青年は「あなたが最初のアギトを『殺した』」という表現をしているし、
おそらく沢木さん自身もそういう認識なんだろうな。切ない。
・翔一くん、沢木さんに会うためフェリーボートに乗って上京
ここまでが2年前、だよね。このフェリーボートがあかつき号かな?と思ったんだけど、
「風谷さん殺害事件」から「あかつき号事件」まで1年半の空白期間があるんだよな。
前々からこの空白期間の長さがすっきりしません。そこでなにが起こったんでしょうか。
「人間は弱いものだ。偉大な力を持っても、その力を正しく使うことができない。
自我を超越したものだけが、その力を制御できる」
奇しくも小沢さんが作った「真のG3−X」と同じ性質を持っている「偉大な力=アギトの力」。
推測ですが2年前、フェリーボートに乗った翔一くんは、上京して沢木さんの元を訪れていたのでは?
んで、雪菜さんの血縁である翔一くんにアギトの片鱗を見た沢木さんが、
力を制御できるよう「何か」を行い、その結果、記憶喪失になったのかなとか。
確かに翔一くんの様子は単なる記憶喪失というより「ふわふわと浮かぶ風船」みたいな印象で
死が迫っていても何の緊迫感もなかったり(14話)とか、
夢を訊かれて「毎日記憶喪失になりたい」と答えたり(9話)とか、
地に足がついていない、自分の命や経験、思い出にすら執着がない、そんな存在なんですよね。
一時的に記憶を取り戻し雪菜さんのことを語った翔一くんは、別人のように人間らしかったけれど、
あの状態でアギトに変身し続けていたら、いずれ暴走し、雪菜さんと同じ道をたどっていたのかも。
14話、アギトが危機に陥ったとき、沢木さんが謎の青年に助命嘆願したのは
雪菜さんの血縁を守りたいっていう必死の気持ちがあったのかと思うと、なんか感慨深い。
翔一くんの育てた野菜が早く大きく育つ、というのが、アギトの力の表れなんですね。
「津上さんの独特のペースに巻き込まれると、なぜか普段の自分を見失ってしまうんですよね」と
氷川さんが言ってたのも、アギトの力?なのか???
一方、あかつき号メンバー。電話の相手が木野さんだと判明。
なんで木野さんの部屋に裏返ったテニスボールが残されていたの?とあれこれ悩みたいところですが、
木野さん=アギトってことですよね。ごめん、アナザーアギトっていう単語を何度か見かけてしまって、ごめん。
沢木さんと木野さんの二人が、現況を把握しコントロールしているゲームマスターということで。
沢木さんは翔一くんの記憶を封じ、木野さんは翔一くんの記憶を戻そうとしてる。
今後はその両者の対決へとつながっていくのかな?
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