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素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダークウガ(EPISODE 31)

2016-08-05 08:20:42 | 仮面ライダークウガ
未確認生命体第39号怪人ゴ・ガメゴ・レを赤の金の力で倒した雄介だったが、第39号の大爆発による被害は甚大で、マスコミの追求に対して警察当局も第4号の単独行動であることを強調する。そんな中、未確認生命体第41号怪人ゴ・バダー・バが出現。ゲームを開始したゴ・バダー・バは、バイクで人々をひき殺していく。


総集編!まさかの!?
まぁ1/3くらいは本編だったので安心しました。

さて。前回ラストの爆発があまりに大規模だったため、世論はやや4号に懐疑的な方向へ傾いていきます。
けが人は出なかったものの、爆風は半径3kmに及び、多くの窓ガラスは割れ、
近隣を走る電車の架線が切れ復旧に時間がかかる云々。

報道を聞く五代くんの表情が険しいです。素敵。いやそうじゃなく。

しかし突然の大爆発だったなと思ったんですが、今回の総集編を見たら
緑+金のクウガは敵を空中で爆破させ、紫+金のクウガは海で爆破させてたんですね。
爆発規模が突然大きくなったわけじゃなく、今回は市街地だったため、かなりの被害になってしまった模様。
つか、爆心地にいてノーダメージなクウガなんなん?って話ですよね。すごいぞ。

「けど、あんときのヤツは、赤いクウガの金の力でないと倒せなかったと思う」
と珍しく言い訳めいたことを口にする五代くん。
「そうなんだ」と返すみのりちゃんに、「うん・・・」と返事するも歯切れが悪い。
このお互い歯に物が挟まってるような、なんとも言えない微妙に緊張感の漂う空気、たまりませんね!

一方、桜子さんも五代くんに疑問をぶつけます。
「金の力が出たのは、五代くんの意志?」
「うん、そんな感じ。もっと高く飛びたいって思ったら青になったし、見えない敵を探したいって思ったら緑になったし」
「そっか・・・」
「・・・どうして?」
「・・・ん?」
「どうして?」

訊いた桜子さんの気持ち、わかる、超わかるよ!!
五代くんは力を求めるような人じゃないよね!私もそう思う!!

その桜子さんに、いつになく絡んでくる五代くん。
二回目の「どうして?」は、若干食い気味で返してくるんだよね。
「どうして?力を求めちゃいけないの?でも強くならなきゃ勝てないよね?」と続くのかな。
それなら、冒頭の「赤いクウガの金の力でないと倒せなかった」にもつながるし。

絡んでいくのは、やっぱり、五代くん自身がこの選択に納得できていないんだろうな。
「金の力でないと倒せなかった」から仕方がないと、
周囲に甚大な被害を出してしまったのもやむを得ないと、
ほかの誰でもない、自分に言い聞かせてるんじゃないだろうか。

ともあれ。総集編上でナレーションが
「謎の放電現象として現れた金の力。
 それは未確認生命体の強化に対して五代雄介の意志がもたらした、驚異的な力だった」
て言ってるので。金の力は「五代くんの意志」で正解らしい。そっか(納得していない)

今回は総集編ってことで本編は時間的に短いんだけど、
登場人物がみんな言いたいことを言わずに抱えていて、不自然さ満点ですごく面白かったです。
そういうの面白がってるあたり、自分の趣味の悪さが露呈するな(苦笑)

今回のみどころ。
「やっぱり4号にも人間体があるんですか?」と訊かれ
「人間体・・・ですか?」と失笑する一条さん。いやいや五代は人間ですよ、的な。

しかし、人外に落ちるライダーを見てきた身にとっては
「笑うのは!最終回まで待ってくれ!」という気分である。
クウガのラストは知らないけど、なんか人外落ち系の予感が漂ってるんだ。怖い怖い。



(2016/10/27 追記)2周目感想

総集編はこどもの食いつきが良いですね。

バダーのバイクのメンテナンスをする老人が出てくるんですが(1周目は気づかなかった)
6歳児に「あれ誰?」と聞かれたので「ヌの人だよ、修理したりする人」と答えたら
「ヌ・ザジオ・レ?」って返されたのでびっくりした。お前の方が詳しいのかよ!

いや最近になって、平成ライダーの全フォームと全怪人が乗ってる資料を買ったおかげで
以前は曖昧だったフォーム名や怪人名も資料を見ながら書けるようになり、
ここの感想文もパッと見、ちょっと賢そうな雰囲気になったかな?と思うんですけど(内容は変わらずですが)

まさか、6歳児がマイナー怪人の名前を記憶するほど資料を読み込んでいたとはな・・・。
ちなみに3歳も「ゴーバターバだ」とか言ってて、いやこいつは文字読めてないんですけど(多分)
カタカナを記憶するという点では、すでに母を越えている息子たちであった。まいった。


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