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お役に立てれば 〜日日是好日のアダチマ日記〜

日々の暮らしでの小さな工夫や発見、お気に入りのものたちの記録。
見知らぬあなたの、お役に立てれば。

NHK 「100分 de 名著」今月は、何と『ラッセル 幸福論』…の続き

2017-11-24 14:17:27 | 勝手に書店員
こんにちは。アダチマです。

先日、NHK の番組『100分 de 名著』のラッセルの回を紹介しましたが、
書店のNHKテキストコーナーに立ち寄ってみたら、
角川ソフィア文庫の『ラッセル 幸福論』も同じ場所に積まれていました。

初めて手に取って、パラパラとめくってみたら…
やはり、私が持っている岩波文庫のものより活字は随分大きめ。
好みも有りますが、初めて読まれるならこちらの方が
読みやすいかも知れません。
今回、NHKの番組での指南役も務めている、小川仁志さんの解説も
巻末についていますしね。

個人的には、装丁の雰囲気は、岩波の方が好きだけど。

蛇足ついでに、もう一つ。

ラッセルの写真を見ていて、この雰囲気、どこかで見覚えが…と思ったら、
サッカー日本代表の、ハリルホジッチ監督にイメージが重なるものがあった。

これまた、超個人的な感想。
なんというか、背負っているこれまでの人生の厳しさとか物事に向き合う公正さ、
そういう雰囲気がね。
※ あくまで、個人の感想です。(笑)

ラッセル繋がり、日日是好日

アダチマ

ラッセル『幸福論』 2017年11月 (100分 de 名著)
クリエーター情報なし
NHK出版



ラッセル幸福論 (岩波文庫)
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岩波書店


幸福論 (角川ソフィア文庫)
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KADOKAWA


NHK 「100分 de 名著」今月は、何と『ラッセル 幸福論』

2017-11-22 13:42:54 | 勝手に書店員
こんにちは。アダチマです。
かなり久々の投稿。

少し前に、このブログで『ラッセル 幸福論』のことを書きました。
書店の岩波文庫コーナーにも店頭在庫がなかったし、
もう今はあんまり読まれていないのかな…と正直、思っていたら
何とNHKの番組で取り上げられていた。

『100分 de 名著』というタイトルで、
何らかの有名な書籍(哲学書など)を1冊選び、25分×4週間で学ぼう、
というもの。
司会は、お笑いタレントの伊集院光で、その書籍の研究者の解説によって、
著者の考えを汲み取って現代の生活に活かして行くというスタンス。

原作をじっくり読んだ人からすると、「ちょっと軽過ぎ」と
感じ取れる面もない事はないけど、入門編としては親しみやすく考えてあると思います。

個人的には、伊集院光の質問とかコメントが、ベタだけど結構好きです。
毎回いろんなテーマを取り上げるので、よく勉強しているな〜と感心します。

書店で番組テキストも売られているので、気になった方は
一度見てみて下さい。
文庫本は、角川ソフィア文庫からも出ているようです。

今こそラッセル、日日是好日

アダチマ

ラッセル『幸福論』 2017年11月 (100分 de 名著)
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NHK出版



ラッセル幸福論 (岩波文庫)
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岩波書店


幸福論 (角川ソフィア文庫)
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KADOKAWA


中途半端な育児書、ビジネス書より有益かも。今更ながら『ラッセル 幸福論』(訳:安藤貞雄)

2017-06-09 15:31:54 | 勝手に書店員
こんにちは。アダチマです。

今日も本の話。

先日、書棚を整理していて、久々に手に取ったラッセルの『幸福論』

遙か昔の学生時代、多分、大学生協かどこかで買った文庫本だ。

学生時代に読んだ本も、保管スペースの関係で随分手放して来たけど、
これは勝ち残り組ですね。
そんなに本の内容はおぼえてないんだけどなぁ…(笑)

岩波文庫の中に挟んであったしおりも、何だか味がありますね。


一気に読める本ではないので、電車での移動中とかちょこちょこ
読んでいます。
結構、刺さります。ノートに書き出したいフレーズ、山盛りです。
今、改めて読んでみるとフムフムと思う箇所は多いけど、
学生時代の私は果たしてこの本のどの箇所に感銘を受けていたのでしょう。
多分、小難しい本を読んでいる自分に満足していたのかな(笑)

気になった箇所にはすぐに付箋を貼るので、天の部分(上端)がでこぼこしています。
当時は定価570円(税込み)だったのね。

しかも、消費税は3%!

今こそラッセル、日々是好日

アダチマ

ラッセル幸福論 (岩波文庫)
クリエーター情報なし
岩波書店

世界卓球のハイライトを見て思い出した。『負ける人は無駄な練習をする』著:水谷準

2017-06-03 06:00:00 | 勝手に書店員
おはようございます。アダチマです。

昨日の昼、たまたまテレビを点けたら、
世界卓球ドイツ大会のハイライトを放送していた。

びっくり。
男子シングルスで、あの水谷準が負けていた。
まさかの2回戦敗退。

結構インパクトのあるニュースだったのでご存知の方も多いと思うけど、
水谷を下したのは世界卓球初出場、13歳の張本智和選手。
日本の男子ジュニアにものすごい選手がいる、とどこかの記事で読んで知っていたけれど、
試合を見たのは初めて。
なるほど、もともと強かったけど大舞台で更に急成長、ってこういうことなのね。
今大会、どこまで勝ち進むのかな。

でも、個人的にはやはり水谷選手を応援している。

この本はリオ五輪の後に書店に並んでいて
思わず買ってしまったんだけど、書かれたのが五輪前ということもあり、
なかなか興味深い内容でした。

卓球に限らず他の分野にも共通で参考になる考え方が
いろいろと記されていた様に思います。

詳しくないけど卓球ファンです、日々是好日

アダチマ


負ける人は無駄な練習をする―卓球王 勝者のメンタリティー
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卓球王国

映画が先か、原作が先か。『永い言い訳』著:西川美和

2016-12-18 06:00:00 | 勝手に書店員
おはようございます。アダチマです。

先月、上映期間ギリギリに何とか観ることができた、
西川美和監督の『永い言い訳』


図書館で原作が借りられたので、パラパラと目を通し始めたら、
一気に引き込まれて、一晩挟んで翌日読了。
撮るだけでなく映画の脚本や小説・エッセイも書くと聞いていたけれど、
文字で書かれたものを読んだのは今回が初めて。

原作と映画。
読書も映画鑑賞もどちらも好きだけれど、
映画を観て気に入ったものを後で書物で読む、
という順番の方が、私の場合は圧倒的に多い。

例えば、
江國香織の『間宮兄弟』
小川洋子の『博士の愛した数式』
このあたりは、映画を見た後に原作を手に取って楽しく読めた。

最近は、小説以外のジャンルの読書をする機会の方が増えて来たこともあり、
原作→映画、の順番で視聴したものをあまり思い浮かべることができない。
元来、あまのじゃくなので、
 本が当たったから映画も作ったら受けるかも?
という匂いがしてしまうという点も、
原作→映画の順で接するのを私が好まない理由と言えるかもしれない。

『永い言い訳』に話を戻すと、映画、原作、どちらも深い作品でした。
オダギリジョー主演の『ゆれる』を観てから、もう10年くらいたつのかな。
西川美和監督、その人物像も含めてとても気になる存在です。
『ゆれる』の原作も、また手に取ってみよう。


ちなみに、本の題字は監督の直筆だそうです。

西川監督に揺れる、日日是好日

アダチマ


永い言い訳 (文春文庫)
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文藝春秋


間宮兄弟 (小学館文庫)
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小学館


間宮兄弟 [DVD]
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角川エンタテインメント


博士の愛した数式 (新潮文庫)
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新潮社


博士の愛した数式 [DVD]
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角川エンタテインメント


([に]1-1)ゆれる (ポプラ文庫)
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ポプラ社


ゆれる [DVD]
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バンダイビジュアル