やや規模の大きなレポートの場合、Wordでは以下のように3つのセクションを作ることで、それぞれ( )内に書いたようなページ番号を設定することができる。
- 表紙(ページ番号無し)
- 目次(ページ番号-i--ii- )
- 本文(ページ番号 -1--2- )
ところが、通常本文セクションの冒頭の段落は「見出し1」のスタイルが設定されている。この見出し1は常にページの先頭から始まるように書式のスタイルを設定しておくことがある。
すると、目次末尾に挿入したセクション区切り自体に見出し1のスタイルが設定されるようで、余計な改ページが起きてしまう。さらに悪いことには、この見出し1の段落を罫線で囲んだり網掛け(塗りつぶし)を行っていると、余計に作られたページの冒頭にこの罫線が表示されてしまう。
仕方ないので、そうなった場合には、セクション区切りのスタイル(?)を書式無し、あるいは「標準」に設定し直すと良い。
セクション区切りに、そのセクションのページ設定などの書式の情報も絡んでいることは理解できるが、見えない段落として振る舞って、段落のスタイルまで保持してしまうのは、ユーザの理解を超える実に奇っ怪な仕様だ。奇っ怪な仕様はユーザの立場からすればバグと同等だろう。
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