屁理屈爺さんIT放談

お気に入りソフトやデジモノ紹介。その逆に使っていて困る事例の紹介(主にヒューマン・インタフェースの観点から)

モバイルディスプレイでコンパクトで使いやすいマルチディスプレイ環境を

2022年05月24日 | その他PC関連など

年取ってくると、最近の高解像度ノートパソコンは字が小さくかえって使いづらいものがあります。
また、猫背にならないように、すこし高い位置にディスプレイを置きたくなります。
そこで個人的にお気に入りのセットアップを紹介します。

 

必要なもの

  1. ノートパソコン(ディスプレイ部が180度開くタイプのもの)
  2. モバイルディスプレイ(少々お値段高めですが、厚さ1cm程度のフラットなもの。15.6インチまたは17.3インチがオススメ)
  3. スタンド(いわゆる書見台のようなもの。ここにノートパソコンとモバイルディスプレイを置きます)(私はサンワサプライのものを使っています。)
  4. 外付けキーボード、マウスなど(ThinkPad純正のトラックポイント付きBlueToothキーボードであれば、非常にコンパクト。)
  5. 接続ケーブル(モバイルディスプレイ付属のケーブルでOK。運が良ければ、給電と映像を一本のケーブルだけで兼ねることができます。(ノートパソコンに依ります)
  6. 必要なら、高さUPのための台(ダンボールや発泡スチロールの空き箱でもOK)

セットアップ

  1. スタンドに、ほぼ180度に開いたノートパソコンを立てかけます(写真)。

  1. ノートパソコンの前にモバイルディスプレイを置きます(写真)

  1. ケーブル類、外部キーボードなどを接続します。

こうすることで、写真にもあるように、2つのディスプレイが上下に並びます。ノートパソコン本体のディスプレイが上、外付けモバイルディスプレイが下の画面になります。
このとき、ノートパソコンとディスプレイの大きさの関係がうまくいかないようなとき(ノートパソコンの画面が一部隠れてしまうようなとき)は、スペーサーを自作して、スタンドの底面に置きます。

今回の私の環境の場合、モバイルディスプレイの画面下端の部分に、スタンドのストッパーが2mmほど入ってしまいました。また、17.3インチということで、ノートパソコンの画面下端が5~6mmほど隠れてしまいました。

そこで、スペーサーを自作しました(写真)。ダンボールや角材、何を使ってもいいのですが、たまたま2年前の年賀状がそのままになっていたので、カッターとヤマトノリで写真のようなスペーサーを2個つくって、スタンド底面に置きました。この方法だとミリ単位で高さを調整できます(汗)。

結果的に、動画でご覧いただけるように、2つのディスプレイ間のデッドスペースは、ディスプレイのベゼル部分だけ(実質ミニマム)となりました。

特におすすめしたいのは、このような縦置きのデュアルディスプレイ・レイアウトです。以下のようなメリットがあります。

  1. 動画にもあるように、2つの画面間でのマウスカーソルの移動がまったく違和感なく行うことができます(動画)。
  2. 横置きとちがって、異なるディスプレイでの作業時に、体や首をひねることがまったくなく、楽に作業を継続できます。もちろんキーボードの向きを変える必要もありません。
  3. オンライン会議などのときは、上部ディスプレイで会議画面(ノートパソコンのカメラ使用)、下部の大きなディスプレイで資料の参照が快適に行なえます。
  4. 置く場所の面積が少なくてすみます。外付けキーボードと併せても、もともとのノートパソコンと同等のスペースでマルチディスプレイ環境が手に入ります。(写真では、嵩上げ用に発泡スチロールの空き箱を使っていますが、この部分を工夫すると、机の使い方はもっと効率的になります。)
  5. スダンドごと、PC本体とディスプレイを一緒に運ぶことができます。

あえて難点を言えば、ディスプレイ関連のケーブル類が(付属品は長く堅いこともあって)左側の空中にごちゃっと鎮座しています。

参考

Windows10では、デュアルディスプレイ環境の設定画面(下記画像)で、ディスプレイのレイアウトを、マウスでドラッグするだけで、今回のようにノートパソコン(1)を上に、外部ディスプレイ(2)を下にすることが簡単にできます。

(※追)自宅では、上のディプレイにははYouTubeなどメディア系の画面を表示させています。ちょうど外付けスピーカーの高さと映像の高さが一致するので、快適な「ながら環境」になっています。


Googleアシスタントでタイマーの便利な使い方

2022年05月24日 | スマホ!

なにかの時にスマホでちょこっとタイマーを設定しておくと、うっかり忘れることも少くなります。

Googleアシスタントを使えば、「OK Google」などとお決まりのアクションの後、音声でタイマーを設定できます。

しかし、タイマーのアラームが鳴っても、何のアラームだったか忘れてしまうなんてマヌケなこともしてしまいます。


そんなときには、設定したタイマーに「ラベル」をつけると、アラームが鳴った時にラベルを見て何のアラームだったか確認することができます。
わざわざラベルをつけるなんてなんだか面倒くさそう(じっさいこれまではそうだった)ですが、そうしたラベル付きのタイマーは、Googleアシスタントで簡単に設定できることがわかりました。

たとえば我が家の例。
風呂の水を抜いて、そのあと掃除してお湯張りをする場合、水を落とすまでの時間が2、3分ほどと中途半端。その間別なことを始めると、決まって風呂のことを忘れてしまいます。そこでこのタイマーの登場です。
具体的には、Googleアシスタントで、つまり「OK Google」と言ったあと、「お風呂のタイマーを2分後にセットして」と話しかけます。それだけで「お風呂」というラベルが付いた2分間のタイマーがスタートします。
とても便利。

あえて難点を言うと、すぐにタイマーがスタートするのに(慣れないうちは)本当にタイマーが始動しているのか簡単に確認しにくいという点があります。
でも便利。(サイレントモードは解除しておかないと何の意味もありませんが)


また期待を裏切られた。期待するほうがみじめ…

2022年05月24日 | マイナンバーカード

昨年、母が亡くなって、少しばかり不動産(一緒にローンの負債も)を相続することに。

登記の変更手続きは、いつでもOKということ。司法書士などに頼むと結構な費用がかかるので、多少時間がかかってもなんとか自分で登記の手続きをしたいな、と思っていました。
そこで法務局のサイトで調べてみたら、マイナンバーカード(電子署名)が使えるなら、電子申請ができる(!)とのこと。

なら、わざわざ法務局のある実家の都市までいかなくてもOK。

大いなる期待を持って、関連するPDFをダウンロードして…
よくよく読んでみると、

なんと

(母の戸籍謄本など)添付する書類がある場合には、電子申請した日から2日以内に、直接法務局に出向いて提出しろ、となっていました。

これじゃ、電子申請の意味は全くないし、2日以内というしばりはあまりにもきつい!!。かえって電子申請する動機を削ぐようなものです。

本当に、日本のお役所は、電子申請を本気で進める覚悟があるのか怪しいものです。中途半端がいちばんコストも掛かるし、利用者、執行者双方の負担も大きくなるのに…。

また期待を裏切られた。期待するほうがみじめ…
すぐ期待してしまう自分がなさけない。