屁理屈爺さんIT放談

お気に入りソフトやデジモノ紹介。その逆に使っていて困る事例の紹介(主にヒューマン・インタフェースの観点から)

シャワートイレ(その2)

2005年10月01日 | その他PC関連など
新しく買い替えたシャワートイレ。
省エネがうたい文句。
便座を温めるのに、普段はヒーターに電気を流さず、トイレに入ってきた人体をセンスして、数秒間で一気に温めるのだそうだ。ハロゲンヒーターを使っていて、光が出るとか。(順序が逆か、光を出して温めるのだそうだ)
カタログでは1300Wと書いてあったように思う。それが実際何秒続くのかわからないが。

夜トイレに入ると、すぐ人体センサーが反応して、便座のヒーターが起動。用をたしている最中に、何回か電燈(白熱灯)がフッと暗くなる。
朝、掃除機をかけていて、誰かがトイレに入ると、掃除機の回転が一瞬下がる。

こりゃかなり電流が流れているな、と実感する。

家庭によっては、朝は、炊飯器、電子レンジ、エアコンか電気こたつが一生懸命働いている時間帯。これにトイレの1300Wが加わって、本当にブレーカーが落ちないか気になってしまう。

きょうだったか、テレビで省エネをうたったノン・フロン冷蔵庫が、実際にはカタログ値の4倍も電気代がかかっていた例があるとか、やっていた。

このトイレもなんだか、カタログ値通りといくかどうかはなはだ不安だ。

男の小便だけのときに、便座を上げるが、それでもこのトイレは暖房便座モードで働いている。
人体センサー、なんて仰々しいものをつけておきながら、便座を上げてもそれを検出せずに暖房し続ける、というのはいったい本気で省エネしようとしているのだろうかね。

人体センサーなんかじゃなく、便座の蓋だけ上げたらたら即暖房、便座と一緒に上げたら通電せず、とすればもっと省エネになるような気がするが。(あ、この程度でも実用新案になるな。当然だれか出願しているとは思うが)

いろいろ書いたけど、実際の使い心地はとってもよい。
便座周りにコクピットみたいに仰々しい趣味の悪いスイッチも並んでいないし。
プラスチックなどの質感も高いね。
敢えて言うと、蓋が曲面なので一時的にそこにものを置こうとすると滑り落ちてしまう、ということくらいかな。