屁理屈爺さんIT放談

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面倒なマイナンバーカードの隠れた有効期限

2020年07月08日 | マイナンバーカード
今日はまたマイナンバーカードについて。
 
マイナンバーは一生同一番号を死ぬまで使うことになります。一方、本人証明のため実印と印鑑証明がありますが、こちらは(実印を変えない限り)有効期限はありません。
 
しかし、マイナンバーカードは有効期限があります。有効期限は10年(10回目の誕生日まで)。ところが未成年は写真の都合で、半分の5年です。この段階で「え、面倒」と感じますが、もっと面倒なのは、カードの有効期限ではなく、電子証明書の有効期限というのがあるということです。
 
印鑑証明には有効期限がないのに、なぜ一生使える番号のマイナンバーには有効期限があるの、と思いたくなります。全然便利じゃない。しかも、カードそのものの有効期限よりも先にやって来る証明書の方の有効期限は、カード券面には印刷されておらず、よく見ると、自分で書き込むようになっています。
 
さてさて、マイナンバーカード普及の暁には5,000万人くらいになるのでしょうか。だとすると平均して毎年1,000万人が、自治体の窓口に出向いて更新手続き、それを自治体の人が一生懸命対応する。しかも平均していない。今回のように10万円支給、5000円分ポイント還元の年に新規作成者が集中すると、未来永劫、5年周期で更新手続きの波が自治体を襲うという構図になりますね


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